筆箱拝見!~バッタさん篇・参~
2014年 01月 29日
これまでの記事はこちらをどうぞ。
筆箱拝見!~バッタさん篇・壱~
筆箱拝見!~バッタさん篇・弐~
さて、今回登場するのは高級筆記具。
初回の集合写真には写っていないスペシャルな3本です。
まずは万年筆。
アウロラとモンブラン。
美しいたたずまい。
以前USAさんに万年筆を見せていただいた時にも思ったのですが、自分では選ばないであろう色の軸の万年筆ほど、こういう場で美しく見えるような気がします。
単に綺麗なだけではなく、愛されている感じがいいのかもしれません。
ペン先までじっくり見せていただきました。
こちらはモンブラン146。
憧れはするもののおそらく一生手にすることはないであろう高級万年筆。
やっぱりモンブランだと書き味その他全然違うのかも、とんでもなく素晴らしいのかも、と心惹かれたりもするのですが、自分の持ち方の悪さを知っていますからね…
自分について来てくれる万年筆を持っていることに感謝しないといけないのかもしれません。
憧れの雪山。
眼福眼福。
トリはパーカーのインジェニュイティ。
猫町文具店(仮)初登場アイテム。
「5th」の愛称でもおなじみ、万年筆でもボールペンでもローラーボールでもペンシルでもない、第5の筆記モードとして登場したペン。
ペン先に注目。
こんなにしげしげ見たのは初めて!
すごいな、すごいな。
ペンカタログに載っているうたい文句によれば、
驚くほどなめらかな書き心地
万年筆さながらの書き手の癖になじむ書き味
速乾性、耐水性、耐光性ある独自の水性染料インク
とのこと。
なめらかさやインクはさておき、万年筆じゃないのに書き手の癖になじむというペン先に興味津々。
それは削れていく部分があるということなんですよね?
リフィルだけ使ってみようかなあ。
インジェニュイティについては「フェルトペン」という評判(?)も耳にしますが、バッタさんに聞いてみると、「フェルトペンじゃないですよーフェルトペンみたいにハケ化しませんから(笑)」とのこと。
なるほど。
フェルトペンというか、小生が見た感じでは製図用ペン(PILOTのドローイングペンや三菱のPIN)みたいなペン先に見えるのですが、ああいうペン先が使っていくうちになじんでいく感じ…なのかしらん。
実際に書かせていただいたようにも思うのですが、あまりの高級感にぷるぷるしてしまい、ろくろく体感できず。
そりゃそうですよね。
万年筆のようにその人の手になじむようなものならなおさらデリカシーなく試筆なんてできませんもの。
と、ますますリフィルに心惹かれるインジェニュイティですが、バッタさんによるとインクよりも先にペン先がダメになるとか。
だめじゃん。
1本1000円もするリフィルなのにーーーーー(値段のこと言うのはNGですかね)
でもそれもふまえて「批判もありますが気に入っています」とのこと。
かっこいい!
しかし、リフィルだけで本当にインジェニュイティ体験ができるのでしょうか。
万年筆の要素もあるのなら、あのニブ風のところが無関係なはずないですよね。
おそらくリフィルだけでもなめらかに書けるのでしょうけど、インクのせいでなめらかなのか、ペン先がしなるからなめらかなのか、そのあたりをこそ見極めたくもなります。
とはいえ、とても本体からは買えないし、まずはリフィルだけで体験してみようかなあ…
せめてペン先が削れていく感じだけでも。
実は製図用ペンのペン先はペンの中でも相当苦手な部類なのですが、それが自分の手になじむのなら案外よかったりして。
記事にしながら再び好奇心がむくむくしています。
ペン軸だけであの値段はだせないですよね…。せめて5000円ぐらいなら…それでも高いです。。
持っているだけで、カッコいいような。
しばらくパソコンから離れておりまして、
折角記事にしていただいたのにお礼も申し上げず
大変失礼いたしました。
遅れましたが、記事にしていただきありがとうございます。
インジェニュイティの用途について補足いたします。
カジュアルな扱いで、何にでも使っています。
「凶悪な筆圧にも耐えられるサインペン」といった意識で使っています。
気に入っているのですが、一点不満があります。
インクが長期保存に適していないことです。
しばらく経つと、なんとなくもわっと滲んだようになります。
黒しか使ったことがないので、他の色については分かりませんが…
わーわー
コメントありがとうございます。
その節は大変お世話になりました。
インジェニュイティの用途の補足、どうもありがとうございます。
カジュアルに使いこなされているのですね。
かっこいい!
インクへの不満も使ってみてこそ分かることですもんね。
今後ともよろしくお願いいたします。