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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

アクロボールの可能性について考える。

さて、今日はPILOTのアクロボールについて考えてみたいと思います。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_1940922.jpg

突然なぜアクロボールなんだと思われるかもしれませんが、ちょっとしたきっかけでアクロボールを使ってみたい気になり、あらためてまじまじと眺めてみたというわけです。

あ、最初にお断りしておかないといけないのは、今から記事に書くことはすでに周知の事実であるかもしれないということ。
何ぶんカスタマイズは不得意なジャンルであり、すぐれた先達がたくさんおられるであろうことは想像に難くありません。
ただ、珍しく自発的にあれこれ試みたので記事にしようかなと思ったしだいです。

さて、きっかけは読者の方からのご質問。
アクロボールの単色芯がシグノ207の中に入るのかというご質問をいただき、やってみたところ芯をカットするだけで簡単に入ったので夢が膨らみました。
ノック式のシグノの中に入るということはジェットストリームの中にも入るということだし、サラサの中にも入るということですよね。

ここで替芯を見てみましょう。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_19394830.jpg

上がアクロボールの替芯。
下がジェットストリームの替芯。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_194171.jpg

アクロボールのほうが少し長いので、ジェットストリームの替芯に合わせて数ミリカットします。
これでジェットストリームの中に入れることができます。
ジェットアクロの誕生です。
これでアクロボールは好きだけどボディがどうも苦手だという人も大丈夫。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_19412120.jpg

これだけでも十分わくわくするのですが、もっと他の可能性がないか考えてみました。
こちらの2本。
アクロボールとサラサクリップ。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_19414710.jpg

これをこんな風にしてみました(分かりやすいようにサラサクリップは緑色のボディを使っています)。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_1942594.jpg

まずはアクロボールのタイヤパターングリップがどうしても嫌だけど、アクロボールの上半分は別に嫌いじゃないという方の救済策。
芯の長さをサラサの替芯の長さに合わせてカット。
あとはサラサのグリップを付けるだけ。
サラサのグリップが特別好きというわけではありませんが、とりあえずタイヤパターングリップからは脱却できました。
サラサアクロの誕生です。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_19423272.jpg

かたやこちらはタイヤパターングリップは好きでも嫌いでもないけど、クリップがバインダークリップならいいのにと思っていた方の救済策。
軸の上半分を交換するだけ。
芯のカットも必要ありません。
これでバインダークリップ付きのアクロボールが完成。
アクロクリップの誕生です。
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_1943366.jpg

要するにアクロボールとサラサクリップのグリップを交換するだけで2本のアクロボールができるということ。
気をつけなければいけないのはアクロボールが2本できるという点。
残念ながらサラサの芯はサラサアクロ(上半分アクロ、下半分サラサ)にもアクロクリップ(上半分サラサ、下半分アクロ)にも入らないので完全なチェンジにはならないんです。

したがって用意するのはアクロボールの軸、サラサクリップの軸、アクロボールの芯2本。
芯のカットが必要なのはサラサアクロ(上半分アクロ、下半分サラサ)のみ。
アクロクリップ(上半分サラサ、下半分アクロ)は芯のカットは不要です。

ということはどういうことかというと、アクロボールが大好きだけどタイヤパターングリップに不満がある、不満がないで意見が分かれる友達がいる人、なおかつ使い終わったサラサクリップの軸を持っている人などにおすすめのカスタマイズであるということです。
何しろ一気に2本のアクロボールができますし、サラサは軸だけ必要になりますから。

最初にお断りした通り、他のブログなどでは既出のトピックしかもしれません。
とっくに知っていた方はすみません。
でも先日初めて気づいた自分のような人がいたらちょっとわくわくするかもしれないと思って記事にしました。

ちなみにタイヤパターングリップが苦手な小生はジェットアクロにするつもりで芯をカットしていたのですが、今回偶然このような可能性に気づき、現在はアクロサラサにして使っています。
が、色の組み合わせがとっても落ち着かないことに…
アクロボールの可能性について考える。_f0220714_19464239.jpg

でもまあ原理が分かればアクロボールもサラサクリップもそれぞれ限定軸も出ていることですし、奇抜な色の組み合わせを楽しんだりもできるんじゃないでしょうか。

なお、どうせなら同メーカー同士でグリップをチェンジできるのがいいなと思ったのですが、とりあえずジュースとアクロボールは全然だめ。
ジュースのバネは大きすぎますし、軸も全然噛み合いません。

グリップは替芯以上に組み合わせが多種多様に思えて不勉強なジャンルなのですが、まず交換したい軸同士が同じくらいの位置で開く軸であること、次に溝の噛み合わせが合うことなど、なかなか難しいものがあるように思います。
たとえ噛み合っても長さが長くなりすぎても短くなりすぎてもいけませんし、どっちかの軸が死んでしまうのも避けたいもの。

そう考えるとサラサアクロ、アクロクリップはなかなか経済的な二人かなという気がしています(単なる偶然)。
Commented by スナフキンパパ at 2014-03-05 09:58
こんにちは
後付で申し訳ありません
猫町さんの今回の記事面白すぎて自分のブログでも紹介しちゃいました
ご都合が悪いようでしたら削除しますのでよろしくおねがいします
Commented by mukei_font at 2014-03-07 20:35
>スナフキンパパさん
リンク、ありがとうございます。
すでにどなたかが書いておられる可能性もありますが、そのようにお断りしていますし大丈夫だと思います。
Commented by 優煌海 at 2014-03-13 14:47
ご無沙汰してマスm(_ _)m
アクロボール黒のインク色変わりましたよね…書き心地違うな、なんか変だなと思っていたら(◎o◎)
他の色ももしかしたら変わったかもですが分からず…。
単色の軸に女子仕様な色味が出たので喜び勇んで買ったはいいものの…前のが良かった(T_T)
今日は阪急文具の博覧会2014をチラ見して来ました。
とても予算が追いつかないのでブロックメモだけ買って退散です(笑)
Commented by mukei_font at 2014-03-18 20:40
>優煌海さん
アクロボールの黒の色味が変わったんですか?
さすが優煌海さん…
自分は初期の頃のアクロボールとその数年後に出たアクロボールを持っているのですが、両者の差があまりにも激しく、これがインクの改良の成果か…と思っていたのですが、色味まではノーチェックでした。
アクロボールの新しい楽しみ方も見つけたし、もっとアクロボールと仲良くなりたいものです。
Commented by reon at 2014-08-16 08:30
猫町さん、はじめまして。最近このブログを発見し、過去のものからにやにやして読ませていただいています。
ここで声を大にして言いづらいのですが、僕はアクロボール信者です、昨年くらいから。といっても、黒の単色は替芯3本目とかなので、まだレベル3ですね、、。もちろんアクロボール3も愛用しています。

グリップは固目が好きですね。シャーペンで言うとコクヨのFit curve、ボールペンならセーラーのフェアライン3とか。PILOTのFEED GP3のグリップも好きです。
最近、FEED GP3にアクロボールの替芯をそのまま入れられることを発見して興奮していたところ、この記事を見てもしかしてと思い、先端部分を入れ替えてみたところ、上手くはまりました!こんな発想があったのか。問題は色選びだな。
実は僕も極端に「青」派です。ボールペンはいつも黒の単色、アクロボール3、それぞれ青軸のものを胸ポケットに入れてます。

猫町さんにももっとアクロボールと仲良くなってもらって、色んな記事を書いてほしいです。

長文失礼しました。
Commented by mukei_font at 2014-08-16 16:43
>reonさん
はじめまして。
ようこそ無罫フォントへ。
アクロボールはタイヤパターングリップがどうしても受け付けないだけで、芯は好きで使っています。
以前記事にした、青芯ばかりをトンボのリポータースマートに入れた「BLUE-4」においても、一番インクが減っているのはアクロの多色芯の0.5です。
書き味だけではなく、青の色味も気に入っています。
http://mukeifont.exblog.jp/17050985/
まんべんなくどの筆記具も愛せたらいいのですが、実際に使うとなるとどうしても好き嫌いがあり、でもその好き嫌いをできるだけ回避するために替芯の互換性を活用できたらと思っています。
不愉快な記述も多いと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by reon at 2014-08-17 08:55
猫町さん
不愉快だなんてとんでもない!
考えてみればこれまでの人生、文房具について語る人が周りに全くいませんでした、、、。まあ、「文房具好き?」なんて聞くタイミングもなかなかないですけど。

猫町さんのブログを見て、猫町さんはもちろん、接客されるお客さんの文具に対する思いやこだわりを拝見するのは新鮮で、すごく楽しいです。
これからも楽しみに拝見させてもらいますね。
Commented by mukei_font at 2014-08-27 09:59
>reonさん
確かにじっくり文房具について語り合える人というのはなかなかいないかもしれません…
自分もこのブログがなかったらずいぶん孤独でした。
いろいろ偏ったところのあるブログですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
by mukei_font | 2014-03-04 19:51 | 筆記具・油性ボールペン | Comments(8)
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