筆箱拝見!~てっつぁん篇・中~
2014年 03月 15日
まずは昨日の写真をもう一度。
こちらが今回お持ちいただいたてっつぁんと奥様のペンケースたち。
左から4つめまでがてっつぁんのペンケース、右の2つが奥様のペンケース。

それではてっつぁんの一番のお気に入りのペンが入ったペンケースからご紹介。
上の写真の左から4つめのものがこちら。
オープン。

ぱっと目を引くのが右半分を占める木軸の筆記具たち。
プラチナのダブルアクションやPILOTのS20。
実は木軸の筆記具が大好きなてっつぁん。
その理由はグリップへのこだわりにある様子。
てっつぁん曰く、
・透明軸の筆記具が嫌
・ラバーグリップが好きじゃない
・筆記具の上のほうを持つのでグリップの段差が気になる
とのことで、透明軸でもなく、ラバーグリップでもなく、当然グリップの段差もない木軸の筆記具がてっつぁんを満足させる筆記具であるようでした。
ちなみにこのグリップの段差の話がおもしろくて、下手くそな絵で恐縮ですが(一応サラサを見ながら書きました)下の図でいうと、てっつぁんが気になるグリップの段差はbの部分なんですね。
こんなところの段差が気になるなんて新鮮でした。

というのも、小生が気になるのはaの部分の段差だから。
ペンの下の下のほうを持つので、aの部分に段差があると非常に握りづらいのです。
Dr.グリップとどうしても仲良くなれないのはここに激しい段差があるからなんですね。
シグノRT1のグリップでラバーがずっと下のほうまでついているのは、このaの部分の段差を気にする人のためだと聞いたことがありますが、世の中にはいろいろなユーザーがいるんだなとあらためて感じました。
あ、でもシグノRT1はてっつぁん的には握り心地は悪くないようですよ。
リフィルはシグノRT時代のものがよかったけれど、軸は今のRT1の軸がいいとおっしゃっていたように思います。
さてお次のペンケースはこちら。
…こ、これは猫町ロールペンケースではないですか!
そうなんです。
以前通販で買ってくださったやさしいてっつぁん。
元気にしてたかい、唐草模様のロールペンケースちゃん。
中には万年筆たちがちょこんと収まっておりました。

お次はこちらのペンケース。
こちらにはシャープペンシルがぎっしり。
てっつぁんのおもしろいところは、所有している筆記具をすべてペンケースに入れて管理しているところ。
小生のようにペン立てと複数のペンケースを併用するのではなく、とにかくペンケースに入れて管理。
筆記具が増えてきたらペンケースを増やしてでも管理。
これはシンプルな方法ですが、分かりやすいし、なくさないのがいいかもしれません。

と思ったら、こちら。
「さわるな!!」

これは職場で使われているもので、どうしても勝手に使われてしまう、持って行かれてしまうという苦々しい体験からの威嚇であるようです。
でも筆記具に印鑑シールを貼る(=印鑑を押した紙をセロハンテープで巻きつけてを貼る)ような真似だけはしたくないというてっつぁん。
分かります。
小生もなくして探すのが大変だったにもかかわらず、愛用のペンに印鑑シールを貼るのが嫌いだったので。
あのセロハンテープがにちゃにちゃになったり、ペリペリになったりするのがどうも…
で、中身はてっつぁん曰く「いわゆる2軍です」とのこと。
Oh…小生の友達が何人もいる様子…
まあ人によって1軍、2軍が違うところこそが楽しいのであります。

そしてこちらは奥様のペンケースその1。
すっきりした色合いの素敵なロールペンケース。
中にはどんな万年筆が…?

おお、これは美しい!
うるうるとした赤やピンク。
和風の雰囲気がなんともいえず上品です。

そしてこちらが奥様のペンケースその2。
帆布製の細身のペンケースの中には普段使いの筆記具が。
小生の鈍器のようなペンケースとは大違い…必要最小限の美を見たような気がしました。
奥様までペンケースをお持ちくださり、本当にありがとうございました。

続きはまた明日。