筆箱拝見!~てっつぁん篇・雑談~
2014年 03月 27日
これまでの記事はこちらをどうぞ。
筆箱拝見!~てっつぁん篇・上~
筆箱拝見!~てっつぁん篇・中~
筆箱拝見!~てっつぁん篇・下~
今回、なんと高知県からやって来られたてっつぁん。
しかも奥様同伴で。
猫町を訪ねてやって来られるお客さんのほとんどは初対面の方々です。
中にはブログのコメント欄でおなじみの方もおられますが、今までまったくコメントをされたことがないという方も多いですし、たとえコメントをされたことのある方の場合でも、どんな文房具の話題がお好きかということは記憶に残っていても、年齢も性別も分からないままやりとりしている場合がほとんどで、実際にお会いするまではまったくの「?」です。
それはお客さん側からも言えることで、猫町という人間について文房具が好きということ以外は「?」なはずですよね。
例えばブログではひ弱な中年ぽく自分のことを書いていても、実はハンマー投げの室伏選手のように屈強であるとか、女子とか女子力とか苦手と言いつつ実はきゃりーぱみゅぱみゅみたいであるとか、そういう可能性もあるわけですから。
まあそんなことはないんですが(たいていはブログのままの印象に安心されるようです。一部もっとひどい人間を想像していたのか、感激してくださる方もおられますが(泣))。
閑話休題。
こんな感じなので、猫町文具店(仮)に遊びに来られる方とはいきなり「筆箱を持ってきました!」「拝見しましょう!」みたいな流れにはならないことが多いです。
なんとなく世間話。
漠然と最近の文房具の話をすることもありますし、ブログに書いた記事について質問されることもありますが、とにかくふわふわとした世間話。
これが楽しかったりします。
初回は文房具の話をするために(?)来られていたはずの方が、その次来られた時は完全に世間話だけだったということもあり、まあそういう空間でいいと思っています。
ネットでしか知らない人間に会うなんてちょっと危険な感じがするかもしれませんが、薔薇を持って駅前で待ち合わせるわけでもなく、一応店なので大丈夫ですよ。
話があちこちに行きますが、てっつぁんの場合はとにかくこの世間話が楽しかったんです。
奥様がご一緒なのでいきなりてっつぁんとディープな文房具の話を始めてしまうとよくないという思いと、奥様がとても魅力的な方だったので一緒に楽しみたいという思いとで、とにかく世間話でもり上がりました。
高知の話、台風や竜巻の話、爬虫類や車の話…
中でも楽しかったのは、筆記具メーカーと自動車メーカーの比較トーク。
筆記具メーカーのPILOTが自動車メーカーの何にあたるか、みたいなやつ。
これ、ずっとやってみたかったんですよね。
両方に詳しい方のご意見をぜひおうかがいしてみたくて。
昨夏家族が車を買い換えたのですが、その時初めて車に興味を持ったんです。
それまでは自動車についているマークさえ知らないくらいだったのに。
そして初心者なりに(これはメーカー間にかなり特徴があるっぽい。これは筆記具メーカーでいうとどういう…?)という興味がむくむくと出てきたわけです。
が、こういう比較って両方に詳しくないとおもしろくないでしょう?
車に詳しい人は何人もいるのですが、その人たちが筆記具に詳しくないと、トヨタやマツダがどの筆記具メーカーっぽいか、みたいな話はできないんです。
そこをてっつぁんに聞いてみたというわけです。
が、両方分かりすぎると考えすぎてかえって口ごもってしまうもの…なのかもしれません。
PILOT=トヨタ
ここまではよかったのですが、
三菱鉛筆=三菱自動車
もうここで「えーそうなんですか?なんかもっとこう…」とじたばたする猫町。
両者に精通している方がそうおっしゃるのだからそうなのかもしれないのですが、なんとなくPILOTと肩を並べている感のある三菱鉛筆はなんかもっと違うイメージかな…みたいな…
あれこれ話していると、そもそも筆記具メーカーをどのあたりまで考える必要があるのか(サクラやOHTOとかも?)とか、外車についてはどうするのかなどの問題も出てきて、これは軽いトークとして片付かないことが分かりました。
が、これは楽しいので、また自動車メーカー以外でも考えてみたいし、今後も引き続きとっておきの雑談トークとして楽しみたいと思います。
小生としては「スナック菓子メーカー」でもやってみたいし(カルビー、コイケヤ、おやつカンパニー、ジャパンフリトレー…それぞれどの筆記具メーカーにあたるのか)、あとはプロ野球12球団とか、出版社、相撲部屋なんかでもやってみたいですが、まあ力尽きるまで話しても話し足りないことでしょう。
猫町文具店(仮)におけるいわゆる「筆箱拝見」はこのような雑談と、実際に愛用の文房具や珍しい文房具を見せていただいてのおしゃべりから成り立っているわけですが、毎回しみじみと思うのが、実際にその方が筆記具をどう使われているのかを直に見たり聞いたりできるのは素晴らしいということです。
このペンが好きなんです、書きやすいんです、とおっしゃりながらパッとペンを手に取る。
その持ち方を見ただけでハッとすることが多いんですね。
あ、この持ち方ならそうかも、とものすごく納得できるんです。
持ち方だけじゃなく、実際に書いてみていただくとさらに分かります。
自分では苦手だなと思っているペンを絶賛される方はまず自分とはまったく違うペンの持ち方をされますし、書く字の大きさや速さが違うことが多いです。
ちゃんとそこに理由があること、そしてその理由をこそ尊重しなければいけないことが分かります。
世間の評判やメーカーのうたい文句などとは関係のない世界がそこにどかんと横たわっているんですね。
それが非常におもしろいと思っています。
自分は書道の成績もおちこぼれで、書く文字もペンの持ち方も非常に悪いです。
が、矯正しようとは思いません。
書道の先生には怒られてしまうかもしれませんが、自分の興味はすでにできあがってしまった一人一人の「癖」のようなものにあります。
一人一人の困った個性によって選ばれた筆記具に興味があるし、またその筆記具がその個性をどっちにのばしていくかに興味があります。
この人は何に困っているんだろう。
この人は何を使えば快適になるんだろう。
持ち方や書き方を変えるのではなく、筆記具を変えることで何かを変えることができるかもしれない。
別に正解を探そうというわけでもないんです。
何かを変えることができるような気になるだけでもいい。
その気休めを愛しています。
田舎の片隅にある小さなカフェに、時々でも小生をたずねて来てくださる方がある。
少なくとも自身の文具人生は豊かで刺激的であり、田舎の片隅にいてさえ文房具に対する感性が鈍ることはありません。
そのことにとても感謝しています。

パイロット=トヨタは確かに。
ジェストがカローラ、フリクションがプリウスってなイメージでしょうか。
双璧、三菱は私の中では日産かなー。
守備範囲の広さがそう感じさせますね。
更にマーチ、キューブ、ノートといった女の人を意識したラインナップはまさに今の三菱っぽいというか。
昔の硬派なイメージの三菱はスバルっぽいですが。
ハイユニ(鉛筆)を作り続ける=質実剛健水平対向6気筒を作り続ける、って感じですw
ぺんてるは・・・ホンダかな。
時代の先を行き過ぎてたまに誰も付いて来てない時があるとかソックリですww
これ、バイクだと間違いなくぺんてる=スズキですねww
っと、バイクの話までもってくるととんでもなく長くなりそうですww
話し足りませんがこの辺りでやめておきますw
自分の中では、三菱鉛筆はホンダです。
クルトガとかジェットストリームとか、斬新なアイデアを製品化するイメージが共通してます。
他は、
トヨタ=パイロット
日産=ゼブラ
三菱自動車=プラチナ(モデルチェンジをなかなかせずに同じ製品を作り続ける)
マツダ=セーラー(長刀研ぎとか、マニアックな部分に特色)
みたいな感じです。
異論はいくらでも認めます。

野球で例えるなら、
パイロット=巨人
三菱鉛筆=阪神
サンスター文具=楽天
三菱鉛筆のパイロットへのライバル心は
半端ない気がするので・・・
ぺんてる・ゼブラ・トンボ・サクラその他は
難しかったので保留(笑)
例えるのって楽しくなりますね♪
なるほどー楽しそうですね。
てっつぁんとはぺんてる=マツダかなあとなったんです。
小生はマツダをひいきにしているので、自分が好きになるくらいだからぺんてるあたりだろうと思っていたのですが…
はじめまして。
ようこそ無罫フォントへ。
こちらにも自動車メーカーの知識があったらもっと楽しめるのですが、でも三菱自動車=プラチナというのはしっくりくるものが!
小生のひいきのマツダはセーラーか…
これも納得できるかも。
車種がそんなにないから地味なところに違いないと思っていたんですよ。
まあ正解なんてないわけで、わいわいがやがや楽しめたらという雑談です。
とりあえずPILOTはトヨタということで…
PILOT=巨人はともかく阪神に三菱鉛筆の格があるであろうか?と懐疑的になってしまいますが…どうなんでしょう。
球団のイメージとしては、
巨人…常勝チーム
阪神…ノリ重視、ファンが激しい
広島…いぶし銀的魅力
中日…ストイック
DeNA…ロマンの塊
ヤクルト…怪我人が多い
みたいな感じ…でしょうか?
なんだかケンカになりそうなのでやめておきましょう(笑)。
「違う」ポイントに妥協できるかどうか物欲と自制心とが激しくぶつかり合うんですけどね^^
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遅くなりましたが、やっと僕も記事がアップできるようになりました。
まさに「冷静と情熱のあいだ」ですね(適当)。
ところでブログ拝見しましたよー
すみません、笑ってしまいました。
そんなに分かりやすかったですか(笑)。
ブログを拝読して楽しかった時間がよみがえりました。
続きも楽しみにしています。
(あ、それから赤穂市は兵庫県ですので…)