ぺんてる・アイプラス。
2014年 04月 17日
なかなかお返事ができず、雪だるま式に借金が増えていっている気分の猫町です。
さて、「斜めに芯が出てくる以外の構造の多色・多機能ボールペン」についてですが、これまでにもブログのあちこちで「斜めへの不満」を書いてきたようにも思いますし、おそらく大勢の方がそう思われていることだと思いますので、別に鋭い指摘でもなんでもないですよ…
がりぃさんがおっしゃっているように「真っ直ぐに穴をめがけてシャッ」というのはまさしくぺんてるのスーパーマルチ8(エイト)そのものですよね。
実は小生もなんとなくマルチ8を思い浮かべながら書きました(なんじゃそりゃ)。
でも「今は想像もつかないが、頑張ったら実現可能なまったく別の構造」があったら楽しいなと夢見てるんです。
存在していないから今は分からないけれど、ひとたび世に出ると、どうして今までこうじゃなかったんだろうというくらいしっくりくる構造みたいなものがあればおもしろいなと。
なぜぺんてるのアイプラスからこういう話になったかというと、アイプラスが登場する前の選べる多色・多機能のスリッチーズにどうにもこうにも不満があったから。
スリッチは単色だといいのに多色のスリッチーズになった途端どうにも使いにくい。
ニードルチップは大好きなのになぜ?と考えた時に、多色ゆえに斜めから芯が出てくること、そしてニードルチップは斜めの影響をより受けやすいことに気づいたのです。
何しろあの細さに斜めから力が加わるわけですから…
で、アイプラスですが、スリッチーズと異なるのはインクの種類が増えた点と、あらかじめシャープペンが仕込まれたホルダーがなくなり、完全に1から好きなペンやシャープペンを入れられるようになった点のみのようですね。
確かにビクーニャやエナージェルファンの方には朗報ですが、すでに「ニードルで斜め」を使いづらいと感じてしまっている身としてはうーん…と思ってしまいます。
先ほどの「夢の多色・多機能」の話に戻りますが、仮にマルチ8式にするにしても、マルチ8はぺんてるの商品ですし、自社の弱みを自社の強みで解決できるなんて素敵!と思うのですが、やらないのは芯の規格から変える必要があるからでしょうね。
芯径が細くなるとそれ用のインクの開発も必要になってくるし、ゲルインクだとあっという間にインクがなくなってしまうという欠点もあります。
その割に値段の高い芯になるでしょうしね。
おそらくアイプラスは女子高生などの若い人たちにアピールしたい商品だろうし(初音ミクとコラボしたり、イヤホンジャックアクセサリーでカスタマイズできるようにしている点からも)、今さら芯径を変えて高価なマルチ8式に…なんてあまりにも方向性が違いますよね。
でも、あの斜めな感じ、気になるけどなあ。
ニードルは特にしなるような感じさえして落ち着かないというか。
まあなんでもかんでも買わなくてもいいか。
好みのブルーもないことだし。
とかなんとか言いつつ「研究」と称してホワイト軸あたりを買ってしまうのが猫町なのですが。
コレトだけを使っていたときは気にならなかったのに、他社を買って、義務的に使い倒していると、”斜め”が気になります。
iプラスは、軸はもっさり感がイマイチなので、キティ待ちして、今持っているスリッチーズにエナジェルとビクーニャを入れてみようかと思っています。
いろんな軸が展開されていて、インクや色をお試しするにはカスタマイズペンはいいですよね。ただ、すごい気に入っているならば、結局単色に戻るのでしょうか…ね。
自分は多色芯と単色芯は別物だと思っているので、多色芯だけでその芯を判断することは難しいと思っています。
インクの色味も書き味も多色芯と単色芯では違うと思うんですよね。
単色芯である程度そのインクの感じを把握してから多色芯という流れで自分は使っています(ある程度がっかりすることを前提に)。