猫町文具店(仮)、ハイブリッドテクニカ(0.4黒)販売開始。
2014年 04月 25日
キャップ式の0.4の黒のみです。
猫町のハイブリッドテクニカ0.4への思い入れについては、「グッとくる文房具2014」(徳間書店)というムックの「OKB(お気に入りボールペン)48総選挙」に関するコラムにも書きましたが、過去の記事にも書いたとおりです。
ぺんてる・ハイブリッドテクニカ0.4。
いろいろな筆記具を使ってきましたが、今のところ一番自分の思うような字が書ける唯一無二のペンがこれです。
発売されて今年でちょうど12周年になると思うのですが、最初に出会った時からずっとナンバーワンでした。
もちろんこれは完全に自分自身の感想です。
言うまでもなく、人それぞれペンの持ち方がありますし、書き癖がありますし、好みもあります。
そして、何度も正直に書いてきましたが、このハイブリッドテクニカ0.4は完璧なペンではありません。
インクの乾きの遅さは自身痛感するところですし、筆記線の中抜けが気になるという声も聞きます(自分は中抜けしそうになるぎりぎりのインクの出方が非常に好みなのですが)。
ぺんてるはそれらの欠点を解消するためか否か、インクの乾きを改善したエナージェルを発売したり、筆記線の中抜けを改善したハイパーGを発売したりしてきました。
が、その過程でインクが水性顔料から水性染料に変わったり、ニードルチップの0.4というペン先がなくなったりしてしまいました(下記記事参照)。
深夜に突然ハイブリッドテクニカの行く末を案じる。
ハイブリッドテクニカ0.4の魅力は「水性顔料なのにニードルチップ」であるという点です。
今度エナージェルの0.4が出ると思いますが、インクが水性染料である以上やはりそれはハイブリッドテクニカ0.4とは別物なのです。
こんな思いをずっと抱き続け、それでも黙々とハイブリッドテクニカ0.4を使い続けてきましたが問題が一つ。
それはあまりにも入手しづらいということ。
以前は自身が文房具屋で働いていたので入手は容易でしたが、兵庫県の片田舎に住んでいる現在、ハイブリッドテクニカ0.4の入手は非常に困難です。
神戸や大阪に出かけるたびに文房具屋の筆記具コーナーをのぞきますが、売っているところを見ることはありません。
あっても0.5のみとか、ノック式のみとか、替芯がなかったりとか、店員に聞いてもハイブリッドテクニカ自体を知らなかったりとか。
そんなことならいっそ、自分で販売してしまおういうのが今回の話です。
一応猫町文具店(仮)という店もあることだし。
ということで、ハイブリッドテクニカ0.4(キャップ式)の本体と替芯を販売します。
近所の文房具屋で1本から注文できるとか、ネットでまとめ買いするとか、そういう方はラッキーだと思います。
でもそういうラッキーにありつけない方でちょっと困っている方がいればと思いました。
自分自身がそうであったように。
たった1本のペンを手に入れるためにわざわざ通販を依頼するなど、馬鹿げていると思う方も大勢おられることでしょう。
でも、それくらい切羽詰まったものがこのペンを愛するユーザーにはあると思っています。
ということで、興味のある方は非公開コメントもしくはメールでご連絡ください。
nekomachi_fumiwo*yahoo.co.jp(*を@に)
非公開コメントの際はメールアドレスを必ずご記入願います。
通販の場合は送料82円です。
もちろん猫町文具店(仮)に来られた際はお土産におひとついかが、ということで。
繰り返しになりますが、キャップ式のハイブリッドテクニカ0.4の黒のみになります。
上記の記事も過去の記事もすべて「キャップ式のハイブリッドテクニカ0.4の黒」の使用感にもとづいたものです。
どうぞよろしくお願いいたします。
猫町文具店(仮)でコダワリの文具が出てくるのが。
店主が厳選した文具って感じで。
少し前の「黄色のボールペン」の記事にコメントすべきとも思ったのですが、是非ご報告させていただきたく、こちらの記事にコメントさせて頂きます。(一応ハイブリッドテクニカ関連のコメントです)
先日、黄色のボールペンの記事を読み、私も持っていたことを思い出し探してみたところなんと、「ハイブリッドテクニカ 0.4」の黄色のボールペンだったのです。
さらには、猫町さんの愛用されているキャップ式。
ハイブリッドテクニカもカラー展開しているのか気になりぺんてるのHPを見たのですが載ってませんでした。
そしてこの黄色のボールペン、蛍光の黄色そのものの色をしているため購入当時の私はすぐに使用を止めたのでしょう。
インクがたっぷり残っていました。
おそらく、赤の下敷きで書いた文字を隠すために購入したものと思われますが、下敷きで隠さずとも読みにくさはピカイチです。
特に使用用途はないのですが、今は筆箱の中でひっそりと自分の出番を待っています。
(試し書きしたところ、かすれもなく書き味は◎でした)
只今、黒の替え芯に差替え使用するか検討中です。
少々厳選しすぎの感もありますが、自信を持ってご紹介できる商品を徐々に増やしていきたいです。
確かに以前はハイブリッドテクニカもカラー展開していましたね。
ゲルインクの寿命は短いはずですが、時々うんと古いハイブリッドのカラーインクを使っておられる方に遭遇します。
不思議ですよね。