筆箱拝見!〜あむさん再び篇・下〜
2015年 04月 21日
前回の分はこちら。
筆箱拝見!〜あむさん再び篇・上〜
さて、今回一番「おお!」と思ったのはこちらのメモでした。
これ、何だかお分かりですか?

実はこれはあむさんの万年筆チェック表。
お使いの万年筆と、その中に入っているインクの記録なんです。
フォーマットがあれば楽ちんと思ってリストを作られたとのことなんですが、こういう工夫非常に好きです。
ちなみにあむさんは毎月このリストに記入してダイアリーに貼りつけられているのですが、徐々にインクが濃くなっていくペンなどもあり、とてもいい記録になっていました。
あむさんとは今回2年ぶりの再会となったわけですが、前回と大いに違っていたのはあむさんが万年筆に目覚められたという点でした。
前回はご主人が万年筆を使われているといったお話が少し出た程度だったように思ったのですが、ペリカーノJr.をペン先調整してもらったことから万年筆の世界に足を踏み入れ、あれこれ買って今に至るといったところのようです。
ということで、あむさんとは万年筆やインクの話もたくさんしました。
ペリカンやLAMY、WATERMANなどのカートリッジのアソートセットを買っていろいろ試しておられる話や、ミニボトルになってからようやく手を出されたPILOTの色彩雫の話。
ちなみに色彩雫は「稲穂」「土筆」「山栗」を選ばれたのだとか。
自分と違う人のチョイスを聞くのは本当に楽しいですね。
あむさんが今回木琴堂に来てくださったのは、もちろん他に旅の目的があったからですが、それでも大阪や神戸などで的確に文具旅もされており、そのお話もとても楽しかったです。
見てみたいなと思っていた舶来ものの高価な限定万年筆を見ることができた話や、あむさんが万年筆の世界にはまるきっかけになったペンドクターとの再会、そしてこだわりの文具店で買われたノートたちがこちら。

もともとあむさんはノートには強いこだわりがあるわけではないようですが、あまり見ない罫の素敵なノートを選ばれていました。
荷物が多くて大変そうでしたが、本当に上手に旅を楽しまれているなあという印象です。
あむさんとはこの他にも本当にたくさんお話ししたのですが、その一つ一つを再現するのは非常に困難です。
おそらく今後のブログに生きてくるのではないかと思っています。
一つだけ印象的だったのが、このブログについてのお話で、あむさんは猫町が書いている記事よりも、その記事にコメントがつくこと、しかも濃いコメントがつくことが驚きであり、おもしろさであると感じておられるようでした。
確かに(笑)。
何を書いても「私も、俺も」となるのは、楽しいですよね。
コメント欄については悩むこともたくさんあるのですが、こういう感想をお聞きすると、続けたほうがいいのかなと思いますね(笑)。
ということで、あむさん、このたびは本当に遠くからわざわざ木琴堂に来てくださってありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

そうです、すっかり万年筆にはまりました。
好きな色が”赤”ということもあり、インクには悩んでいます。
カートリッジをお試しして(実際にはけっこう煮詰まっている)、好きな色を探したいなと思っています。
無罫フォントについて、
前編ですぐにコメントがついたのを見てしまうと、木琴堂でオフ会とかやったら、すごい情報大会になるだろうなぁ、と妄想してしまいました。
1人10本だけ筆記具を持参する、とか決めたりして…
本当に素敵なものを見せていただき、感激しました。
無罫フォントオフ会@木琴堂…かなり濃いイベントになりそうですね。
あれこれ想像するだけで楽しいです(笑)。
とりあえずホテルは播州赤穂駅の東横インで…