セーラー・G-FREE(追記)。
2015年 05月 24日
セーラーのHPを見るまで知らなかったのですが、G-FREEって宇宙規模のボールペンだったんですね。
ボールペン1本1本に惑星の名前とか付いてるし、宇宙飛行士まで飛んでるし。
というか、自分はまずこういう星空の写真を見ると「小宇宙」という言葉が浮かび、もれなく「ペガサス幻想」が流れ出してしまうのですが…
ちなみに優煌海さんからいただいたのは「Mercury」。
水星ですね。
水星はホロスコープでもとても分かりやすい星で、自分は好きです。
しかしネーミングなどは微笑ましく思うのですが、HPの中ほどにある筋電図のくだりはどうかと思いますね。
ああいうのは、筋肉への負担がないことや少ない力で書けることをやたらに持ち上げる傾向がありますが、そういう書き心地がかえって変に力ませる結果になることだってあると思うんですよ。
最も低粘度であるはずのビクーニャに力んでしまい、かえって強い筆圧になってしまうという方がおられたように記憶していますし、やわらかい芯の鉛筆を使っている時に自分も思いました。
もちろん弱い力でしか書けないという方には非常にありがたい筆記具だと思います。
なので、ああいうデータ的なものを盲目的にありがたがるのではなく、まずは自分の好みを冷静に把握することじゃないかと思いますね。
どんなデータを持って来られようが、自分の書き心地は自分だけのものですからね。
で、結局「G-FREE」のGは何のGなんでしょうか…
気持ち長いかな?っだが、使用感は問題なし。いい感じの組み合わせです。
私もあのグリップはちょっと持ちにくいなと思いますね。もっと普通でよかったんじゃないかな。筆圧アジャスターの恩恵もあまり感じられなかったので個人的にはメーカーの売りは自分には関係ないなと。
インクの方も他のメーカーの低年度油性とくらべて特筆するほどのものではなかったような気がしました。もちろんそれほど使い込んだわけではないんですが。
個人的には「就活ボールペン」とかのほうが書きやすかったなと思いました。セーラーの普通の油性芯は本当に優秀です。
筆圧アジャスターはともかく、あの軸には慣れていきたいとは思っているんですよ。
インクはビクーニャやスラリよりはずいぶん安定感があって評価しています。
0.5の替芯が出てくれたら比べられるのになー