猫町と中学生13(まんじゅうこわい)。
2015年 05月 31日
最初は脱線を恐れて文房具の話をしないという誓いを立てておりましたが、今や猫町が疲れている気配を察すると、最近入手したテープのりを見せて元気づけてくれるまでになりました。
ちょうど猫町が今の中学生くらいの時、一部のクラスメイトたちは猛烈に反抗期でした。
特定の先生をターゲットにして先生を怒らせるようなことをわざとするなど、馬鹿げたことを繰り返していました。
そのうちその連中が、その先生はどうやらシャープペン(かボールペン)のノックのカチカチ音が嫌いらしいという情報を仕入れてきます。
悪い連中の指導のもと、授業中にいっせいにシャープペンだかボールペンだかをカチカチするような流れになったような気がします。
そのカチカチが実際に功を奏したのかはあまり覚えていません。
カチカチ音どころか私語で教室がざわついていたし、そんなに効果はなかったんじゃないかと思います。
自分はしませんでした。
その先生を嫌う理由もないし、第一みんなと一緒にカチカチなんてダサすぎます。
あ、でもその嫌がらせとは別に無意識にカチカチしていて怒られたことはあったかもしれない…
このへんになるとさすがに記憶があやふやですが。
今回、なぜこんな苦い思春期話(?)をしたのかと言えば、自分が先生だったらどうするかという妄想をしばしばするからです。
自分は何をされたら嫌だろうという妄想をです。
実は猫町は、クルトガのペン先が紙にふれるぺくぺくぺくぺくぺくぺくぺくぺくという音が苦手です。
静まり返った教室でクラス全員にクルトガで文字を書きまくられたら、血の気が引くかもしれないと思います。
でもこういう光景はきっと日常茶飯事でしょうね。
学校の先生や塾の先生を尊敬します。
が、こんな弱点を反抗期の中学生に教えてたまるものかと思いますよね。
そこで「まんじゅうこわい」ですよ。
逆に「わーまんじゅうこわいよー(喜)」となるのは何かなあと思って。
どんな音だとうれしいだろう。
替芯を引き抜く音とか?
別に普通だなあ…
フレフレ(振ってシャープペンの芯を出すやつ)の音も普通だしなあ。
PILOTのパティントみたいにノックが大げさに戻る系のボールペンはどうかな?
クラス全員がパティントだと逆におもしろいぞ。
そう考えると、猫町の一言がクラス全員の文房具を左右するということになってきますよね(嫌われて嫌がらせされること前提)。
いじめられているふりをしてこっちが生徒をコントロールするというのもおもしろそうです。
むしろ、使いにくいだろーシメシメ…的な筆記具を「苦手だから使わないでね」と言ってみるとか。
みんな無理してそれを使うんじゃないか?
パティントなんて油性ボールペンだから、ゲルインクボールペンが使えなくてかわいそうに…(黒い笑み)。
こうなってくると、もっといろいろ実験してみたくなるな。
これは…的なやつを全員に使わせてみるチャンスだ。
あるいは自分も答えを知らない情報を手にするいい機会かもしれない。
例えば「先生(=猫町)はキュッキュ音のするシャープ芯は嫌いですっ」などと宣言してみて、生徒の反応を見てみるというのはどうだろう。
(ははあん、@@をキュッキュ芯として選んだか…なるほどね。お、@@もキュッキュ芯認定?シャープペンは何を使っているんだ?)みたいな!
楽しそう!
あるいはノックするたびにニャーニャーいうペンとかがあったとして、それを禁止するとかは和みそうです。
(猫町の野郎は猫が大嫌いで猫の鳴き声が大嫌いらしい…ヒソヒソ)
(猫の鳴き声の出るボールペンがあるらしいぞ…ヒソヒソ)
(みんなで買いに行こう…ヒソヒソ)
(いっせいに使おう…ヒソヒソ)
~猫町の授業中~
ニャーニャーニャーニャー
ニャーニャーニャーニャー
ニャーニャーニャーニャー
誰ですか、やめてください!(喜)
ニャーニャーニャーニャー
ニャーニャーニャーニャー
ニャーニャーニャーニャー
と思ったら本当にそんなペンがありました。
「文房具与太話」というカテゴリはこういう記事のためにあるのだなあと思ったしだいです。
まんじゅうこわい、だけあって、さげも見事!
これだから無罫フォントはやめられない。。
もったいないコメントをありがとうございます。
真面目な記事を辛抱強く書くのは性に合わないなと思うことが多く、本当はこういう駄文をだらだらと書き散らしたい猫町です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。