文紙MESSE2015レポート・その4(その他)。
2015年 08月 14日
これまでの記事はこちら。
文紙MESSE2015レポート・その1(セーラー&紀寺商事)。
文紙MESSE2015レポート・その2(サクラクレパス)。
文紙MESSE2015レポート・その3(トンボ)。
今回の文紙MESSEで特に印象に残ったメーカーについては上記記事のとおりですが、他にもナカバヤシのブースで以前お世話になった方といろいろ話すことができて有意義でした。
文具店で働いていた時はむしろゆっくり話す時間もなかったので、今回初めてじっくりと話したような気がします。
話題の中心は「ロジカル・エアーノート」。
一緒に勉強をしている中学生も愛用中だし、とにかく軽さが不思議でたまらないノートなんですよ。
ダメだろうなと確信しつつも、この不思議な紙でどうか無罫のリングノート(表紙PP、裏表紙硬めの紙)を作ってくださいと言ってみたのですが、どこが「ロジカル」なんだという話ですよね。
代わりに「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」みたいな本と、「ロジカル・シンクノート」をすすめられてしまい、漫画家の蛭子能収さんの描く、汗をいっぱいかいた人みたいになって退散しました。
方眼というだけでも身構えてしまうのに、ああいう特殊な罫は…
いつぞやのプレーンソルジャーの敵はやはり特殊罫かもしれない、と思わず居候のたまさんに心の中で呼びかけてしまいました。
あとは、ぺんてるのブースでスリッチーズが廃番になると聞いた話とか。
スリッチーズの細い軸が好きだったのに、今後はアイプラスになってしまうんですね。
リフィルのインク色が見える小窓も好きだったのですが、メーカーの人によると、最近はリフィルに色をつけてあるからそれで見分けてくれ、とのこと。
なるほど、確かにスリッチーズ時代よりもリフィル自体がカラフルになっていますね。
それから、セーラーのところで書き忘れましたが、G-FREEに0.5が出るとか言っていました。
正式な情報ではなかったのかもしれませんが(パンフレット等には記載なし)、0.5は出ないんですか?と聞くと、出ます、とのことでした。
これは楽しみ。
絶対買って試します。
あとは、京都楽紙舘(らくしかん)というメーカーが楽しかったです。
「だいたい5ミリ」シリーズのノートとか、色つきの一筆箋なんかもかわいかったなあ。
これらはこれからいろんな店に並べてもらう商品とのことでしたが、京都の店にはあるそうです。
HPによると、京都文化博物館の1階に店があるようですね。
いいなあ、京都。
こんな感じで文紙MESSE2015のレポートを終わります。
余談ですが、今回友人にきゅうりを持って行くよう家族に言われ、鞄の底にぶっといきゅうりを数本しのばせながらの文紙MESSEとなりました。
が、これが相当な重さ。
いくら田舎から出てきたとはいえ、まさかきゅうりをさげて歩く羽目になるとは…
来年はきゅうりはやめておこうと思った文紙MESSEでした。
自分も方眼使うので。でも頭は悪いです!
でも無罫マスター(プレーンソルジャー)のほうが、ノートマスターという気がします。
紙の性格をダイレクトに味わうというか、イチゴは練乳かけなくても旨いというか。(いや、かけても旨いんですが)
いやいや、ここはキュウリで例えなきゃ。
何の話だ。スミマセン
Gfree、0.5で試して見ます。
最近よく細字つかうんですよね。
だいたい5ミリ、名前が最高です。
プレーンソルジャーはキュウリをまるかじり…(河童?)
確かに無罫派はノートを紙としてダイレクトに味わっているかもしれません。
が、それははたしてノートを使っていると言えるのだろうか?
ばらばらにならないただの紙束ではないのか?
と自身の出自に悩んだりするプレーンソルジャーでもあるのです。