2015年の文房具ライフを振り返る。
2015年 12月 27日
本当はこういう記事を余裕をもって書きたかったのですが…
さて、今年の文房具ライフを振り返ってみて、特に大きかったのは何といっても鉛筆です。
すっかり疎遠になっていた鉛筆と再会しました。
きっかけは自分が書いたまとめ記事。
筆記具をプレゼントする~鉛筆篇~
この記事に限らず、まとめ記事のために手を出した文房具にむらむらすることは多いのですが、この記事は特に自分の心に火をつけてしまったようです。
1本1本が安価で手を出しやすいところから始まり、ボールペンや万年筆ならアウトな使い方をしてもタフなところも頼もしく、すっかりとりこになってしまいました。
昔は、芯の太さが変わる鉛筆では自分の思うような字が書けないと思っていましたが、なんのなんの。
人間何事にも適応できます。
そもそも「自分の思うような字」かどうかは自分が判断することで、自分さえ慣れてしまえばそのあたりの抵抗感はなくなります。
ということで、以下に「今年買ってよかった文房具ベスト3」を発表するのですが、内2つは鉛筆関係の文房具です。
まず第3位はこちらの青い下敷。
これは英語日記が1ヶ月続いたら買うことに決めていたごほうびだったのですが、本当に買ってよかったです。
青色というのが素晴らしい。
好きな色だからということではなく、目立つのがありがたい。
それまでに使っていたのが透明の下敷で、これはしばしば行方不明になりました。
せっかくなので使い込んだ下敷の写真を載せようかと思ったのですが、爆発的に汚かったのでやめました。
下敷ってどうしても汚れますもんね。
それだけ働いてくれているということなんだと思います。
続いて第2位はセーラーのSTORiA・Night。
大好きな顔料インクです。
セーラーにはこの調子で、「山鳥」や「蒼天」の顔料インクを作っていただきたいもの。
あと、上記リンクの記事にも書きましたが、サーカスが明るくカラフルなイメージというのは少々浅い気がするのです…
セーラーの方にはぜひ筋肉少女帯の「サンフランシスコ」を聴いていただきたい(あるいは寺山修司の「田園に死す」を観ていただきたい。そしてどんなインクができるのかを見守りたい)。
そして栄えある第1位はもちろんこちら。
カールのエンゼル5 ロイヤル。
これは本当に買ってよかったです。
鉛筆削りとしての性能を語れるほど詳しくないのでうまく説明できないのですが、使い心地はもちろん、机の上にあるというだけでこんなにうれしい気持ちになる文房具があるのか、という感じです。
とにかく青色が素晴らしい。
こんな感じで昨年の今頃には想像もつかなかった文房具ライフを楽しんだ1年でした。
まとめ記事を書くのは自分にとっては苦行のようなものですが、それをきっかけにより豊かな世界への扉を開けることができたのならよかったと思うのです。