ZEBRA・デルガード0.3使用感。
2016年 02月 13日
ありがとうございます。
ご覧のとおり色は白。
自分なら青か黒かで迷ってしまいそうですが、そうか、白という選択肢があったか。
白に水色のラインが入った非常に美しい外見です。
これまでデルガードというシャープペンにはあまり縁がありませんでした。
というのも、学生時代からシャープペンの芯を折って苦労した経験があまりなく、自分には特に必要のないものだったからです。
しかし、それは芯の太さが0.5だったからでしょう。
0.3だとさすがに何度か芯を折っていたので、デルガードの0.3が出たら使ってみたいと思っていました。
0.3で折れないならかなりすごいなと。
ということで、早速デルガードの0.3を使ってみました。
ちょうどコクヨのキャンパスノートのA罫に英語の問題集を解いている最中だったので、続きをデルガードの0.3で書いていくことにしました。
最近は鉛筆ばかり使っていたので、線の細さにかなり違和感がありましたが、気にせず普段と同じ大きさの字を書いていきます。
記入は筆記体、筆記速度はかなり速めです。
結果的に芯は折れませんでした。
今までの0.3(PILOTのS3や三菱のシフト)ならとっくに折れていたような筆圧だったと思います。
これがデルガードシステムか…
が、不満な点がいくつか。
まず、芯の減りが速すぎること。
折れないのでつい強い筆圧で書いてしまい、その結果芯がガンガン減るはめになったのかもしれませんが、こんなに忙しくシャープペンをノックしなければならなかったことはちょっとありませんでした。
で、そのうち焦れて思わずノックしすぎると芯が折れました。
HPだと4回以上ノックするとダメとありますが、3回でも厳しかったように思います(厳密には減りかけでノックしていたので3.5回分くらいの長さになっていたのかもしれません)。
とにかく、いくら「折れない」と言われてもあんなに小刻みにノックしながら使うのは使いにくいです。
あ、今分かったのですが、芯が折れるのを恐れてノックをちょっとしかしないからすぐに芯が減るのですね…
あとは、書き心地の問題でしょうか。
クルトガよりはずいぶんましですが、やはりパイプが安定しないシャープペンは書きにくいですね。
が、デルガードはまさにここにこそこだわったシャープペンなのだから、不満を言うのは申し訳ないような気もします…(クルトガもそうか)
あとは、ペン先を見つめていると酔うこと。
最初は(おおこれがデルガードシステムか)とちょっと楽しいのですが、あとは目をそらす感じで。
ちなみに最初に使ったのが英語の筆記体だったのでこの程度ですみましたが、試しに「デルガード」と書いてみるとぺくぺく感がすごかったです。
0.5を店頭で試筆した時はこんなに感じなかったけどなあ…
しかしまあ、従来のシャープペンならとっくに折れていたであろう使い方をしても芯が折れないのはすごいと思いました。
問題は0.3のシャープペンをいつ使うかということです。
線が細いのも困りものですが、それよりももっと困るのは筆記線の薄さです。
線が細くても濃さがあれば、極細ボールペンのような感じで楽しめる可能性もあるのに、0.3の場合2B以上だと折れるとHPには書いてあります。
Bだと少しましなのかなあ。
デルガード替芯って何か工夫されているのかな?
何の説明もないけど…
パッケージをかっこよくしただけだったら笑うなあ。
まあいくら芯が折れないとはいえ、0.3のシャープペンでわざわざ問題集を勢いよく解く必要もなく、極細のペン先には極細のペン先向きの用途があるのでしょう。
美しい軸を眺めながら、ゆっくり考えてみたいと思います。
ピンクを買って試して1本あれば良いかな…と思いつつ、店頭で見た白軸の綺麗さに買ってしまいました(笑)
パールのかかった光沢に、控えめな面積の水色が上品で気に入っています。
紙と手の間に余計な色が挟まるのがあまり好きではないので、ペンの色は肌色系寄りか紙と目盛りの色系に偏ります。
A4サイズのノートに小さな字だと相当書けそうですね!
今回のデルガードの試筆はいろいろまずいところがあり、それは英語の筆記体を書いてしまったことです。
クルトガ同様、ちゃんと日本語を書いてこそなのかもしれません。
また機会を見つけて試してみたいと思います。
猫町さんのグリップを見ると筆圧は400グラム以上ではないでしょうか?。筆圧に合わせて芯の折れないよう余り傾けないグリップになった結果、芯を折る経験がないのではないかと思いますが、万年筆でも同じグリップですか?
詳しいコメントをありがとうございました。
なるほど、芯が細い分筆圧を下げて書かないと芯の減りが速いのは当然の結果ということですね。
納得です。
筆圧は筆記具によって違いますが、以前セーラーの人に測ってもらうと、万年筆で112グラム、ボールペンで232グラムでした。
自分はペンを強く握りますが、それは狙ったところにペン先を持って行くためで、紙に強くペン先を押し付けているわけでもないように思っているのですが、それでもきっと筆圧は強い方なんでしょうね。
自分は0.5を使っており、芯はBです。
そんなに筆圧が高いとは思わないのですが、レポートの下書きを書いていると3行に1回はノックする感じ。
軸の太さといい、グリップがゴムでないのといい、すべて好みなのに、芯の減りが早すぎることが欠点で、書き物に集中できないです。