にちゃにちゃの思い出。
2016年 05月 13日
まとめ記事を1つ書くと、書ききれなかった余談が頭の中に押し寄せ、これはぜひ記事にしなければ…と思うのですが、すぐに流されてしまいます。
今また新しいまとめ記事を書いたのですが、まずは前回のまとめ記事の余談を書いておきましょう。
前回のまとめ記事は「100均レター」についてでしたが、以前も少しアピールしたように、個人的なクライマックスは記事の中ほどの「パック商品との上手なつきあい方」のところです。
これは何も100均レターに限ったことではないのですが、特にレター用品で痛い思いをしたことがあるので、この機会に書いておかなければと思ったのでした。
そうです。
何度も痛い思いをしました。
あの粘着テープのついたOPP袋は便利ですが、非常に厄介でもあります。
中のものがクリアに見えるし、何度も開閉できるという理由でつい便利に使ってしまうのですが、油断すると中のものがペタッとくっついてしまうんですよね…
粘着が弱かったり、くっつかれた方の紙質がわりとつるつるしたものだと上手くはがすこともできるのですが、和紙系のものは即アウト。
最初からここにマスキングテープを貼っておくんだった…と何度も後悔したものです。
記事中で紹介した開け方は、職場の先輩に教わったものでした。
その先輩は金封の筆耕を担当されていたのですが、金封を開ける時は必ずOPP袋のベロの部分にペーパーナイフを入れてシュッと切っていました。
確かに値の張る金封の一部が粘着テープにくっついたら大変です。
以来、自分も真似をさせてもらっているというわけでした。
そういうこともあり、自分は文房具屋の店頭で勝手に商品を開けるお客さんを非常に警戒していました。
勝手に開けること自体が問題ですが、粘着テープ付きのOPP袋は前述のようにろくなことにならない可能性が大いにあるからです。
そして事実悲劇はしばしば起こったのでした。
紙製品などは特に、中を開けて紙の厚みを確認してみたい方が多いのですが、商品を開けなくてもいいよう紙の見本をちゃんと用意している文房具屋も多いので、勝手な開閉は絶対にダメです。
うまく開けられそうでもダメですよ。
必ず店員に声をかけましょう。
そして店員にすごむなどして無理やり開けさせるのもやめましょう。
猫町は明らかにうまく開けられなさそうな商品を無理やり開けさせられ、当然うまく開けられず、なのにそのお客さんは逆ギレするだけで買わず、結局店でその商品を使うことになったということがありました。
いくら店のルールに不満でも、ルールには従ってくださいね。
閑話休題。
一方、こうしたOPP袋を商品として扱うのもまた文具店員の仕事です。
すべてを置いているわけではなかったのでカタログをめくりながら商品を特定し、取り寄せることが多かったのですが、その際粘着テープの位置がどこになるか、という部分をめぐって注文に苦労したことをよく思い出します。
OPP袋に不慣れな方だったので、粘着テープの位置の違いがあまりお分かりいただけず、「こっちはベロがにちゃにちゃ」「こっちはベロが触れる部分がにちゃにちゃ」と説明したのですが、サイズが変わるたびにお互いごっちゃになり、「こっちがにちゃにちゃなのがこっち」「にちゃにちゃがこっちなのがこっち」とお互いに「にちゃにちゃ」を100回近く連呼。
われわれはきわめて真面目だったのですが、周りからは何をしているんだろうみたいに見られ…
ということで、パック商品を開封する時は今でも「にちゃにちゃ」を連呼しながらシモジマのカタログをめくったことを思い出すのです。
今また新しいまとめ記事を書いたのですが、まずは前回のまとめ記事の余談を書いておきましょう。
前回のまとめ記事は「100均レター」についてでしたが、以前も少しアピールしたように、個人的なクライマックスは記事の中ほどの「パック商品との上手なつきあい方」のところです。
これは何も100均レターに限ったことではないのですが、特にレター用品で痛い思いをしたことがあるので、この機会に書いておかなければと思ったのでした。
そうです。
何度も痛い思いをしました。
あの粘着テープのついたOPP袋は便利ですが、非常に厄介でもあります。
中のものがクリアに見えるし、何度も開閉できるという理由でつい便利に使ってしまうのですが、油断すると中のものがペタッとくっついてしまうんですよね…
粘着が弱かったり、くっつかれた方の紙質がわりとつるつるしたものだと上手くはがすこともできるのですが、和紙系のものは即アウト。
最初からここにマスキングテープを貼っておくんだった…と何度も後悔したものです。
記事中で紹介した開け方は、職場の先輩に教わったものでした。
その先輩は金封の筆耕を担当されていたのですが、金封を開ける時は必ずOPP袋のベロの部分にペーパーナイフを入れてシュッと切っていました。
確かに値の張る金封の一部が粘着テープにくっついたら大変です。
以来、自分も真似をさせてもらっているというわけでした。
そういうこともあり、自分は文房具屋の店頭で勝手に商品を開けるお客さんを非常に警戒していました。
勝手に開けること自体が問題ですが、粘着テープ付きのOPP袋は前述のようにろくなことにならない可能性が大いにあるからです。
そして事実悲劇はしばしば起こったのでした。
紙製品などは特に、中を開けて紙の厚みを確認してみたい方が多いのですが、商品を開けなくてもいいよう紙の見本をちゃんと用意している文房具屋も多いので、勝手な開閉は絶対にダメです。
うまく開けられそうでもダメですよ。
必ず店員に声をかけましょう。
そして店員にすごむなどして無理やり開けさせるのもやめましょう。
猫町は明らかにうまく開けられなさそうな商品を無理やり開けさせられ、当然うまく開けられず、なのにそのお客さんは逆ギレするだけで買わず、結局店でその商品を使うことになったということがありました。
いくら店のルールに不満でも、ルールには従ってくださいね。
閑話休題。
一方、こうしたOPP袋を商品として扱うのもまた文具店員の仕事です。
すべてを置いているわけではなかったのでカタログをめくりながら商品を特定し、取り寄せることが多かったのですが、その際粘着テープの位置がどこになるか、という部分をめぐって注文に苦労したことをよく思い出します。
OPP袋に不慣れな方だったので、粘着テープの位置の違いがあまりお分かりいただけず、「こっちはベロがにちゃにちゃ」「こっちはベロが触れる部分がにちゃにちゃ」と説明したのですが、サイズが変わるたびにお互いごっちゃになり、「こっちがにちゃにちゃなのがこっち」「にちゃにちゃがこっちなのがこっち」とお互いに「にちゃにちゃ」を100回近く連呼。
われわれはきわめて真面目だったのですが、周りからは何をしているんだろうみたいに見られ…
ということで、パック商品を開封する時は今でも「にちゃにちゃ」を連呼しながらシモジマのカタログをめくったことを思い出すのです。
あのにちゃにちゃは強敵ですよね。
僕は初回きれいに剥がれたら、中身を出さずに数回開け閉めしてにちゃにちゃ具合を確認します。強めならなにか布製品(最悪、ズボンでも)に数回着けて、わざと埃を付着させて粘着力を落として使用します。弱めならそのままでも使用します。
にちゃにちゃの犠牲になってはいけない中身、且つ袋の再利用がない場合は、やっぱりカッターで開けるのが一番ですよね。再利用が必要な場合は横置き縦収納(わかりにくい)で引き出しの中、です。
僕は初回きれいに剥がれたら、中身を出さずに数回開け閉めしてにちゃにちゃ具合を確認します。強めならなにか布製品(最悪、ズボンでも)に数回着けて、わざと埃を付着させて粘着力を落として使用します。弱めならそのままでも使用します。
にちゃにちゃの犠牲になってはいけない中身、且つ袋の再利用がない場合は、やっぱりカッターで開けるのが一番ですよね。再利用が必要な場合は横置き縦収納(わかりにくい)で引き出しの中、です。
0
Commented
by
mukei_font at 2016-09-08 16:00
>てっつぁん
やはりにちゃにちゃを敵視している方がおられた!
あれ、相当警戒してかかったほうがいいですよね。
文具店員時代、お客さんに無理矢理商品を開けさせられ、案の定にちゃにちゃで商品が犠牲になったこと、いまだに許せない思い出として記憶しています。
やはりにちゃにちゃを敵視している方がおられた!
あれ、相当警戒してかかったほうがいいですよね。
文具店員時代、お客さんに無理矢理商品を開けさせられ、案の定にちゃにちゃで商品が犠牲になったこと、いまだに許せない思い出として記憶しています。
by mukei_font
| 2016-05-13 23:59
| その他文房具
|
Comments(2)