安いペンに安い工夫。
2016年 06月 20日
ジュースについては以前、0.38の青とブルーブラックを取り上げ、その知的ブルーの素晴らしさについて述べましたが(青色筆記具研究所:PILOT・ジュース・0.38青&ブルーブラック参照)、少し残念な点もあって、それは軸の見分けがつきにくい点でした。
両者はノック部分かクリップの色で見分けないといけないのですが、青とブルーブラックの違いがさりげなさすぎて手に取った時にどちらなのか分からないのです。
クリップ全面に色が付いているサラサや、軸全体に色がついているシグノRTやRT1ではそんなことを思わなかったのですが…
というわけで、スカイブルーの軸の中に青色の芯を入れるという方法で解決。
これくらい違えば見分けられます。

こういうちょっとした工夫がとても好きです。
なんて安上がりなんだ、とうれしくなります。
安い筆記具の素晴らしさにはいろいろな側面がありますが、何か不満があった時、ほんの少しの工夫で解決に至れるところも大きな魅力だと思っています。
100円で信じられないくらい優秀な筆記具を手にできる幸せをかみしめながら、今日もジュースの透明軸からのぞくインクを楽しく眺めています。