猫町と中学生34(啓蒙活動の成果)。
2016年 12月 19日
学校が休みの時のほうが勉強時間を確保しやすいということもあるのか、冬休みはかつてない頻度で中学生に会っているような気がします。
ある日のこと、赤ペンで答えを直している中学生を見ているとインクの出が悪いのです。
使っているのは学習塾の名前が入ったサラサの0.5で、インクもたっぷりと見えています。
「あーまた空気が入ったんかな…」
!
学習している……!
この中学生はレックスグリップを上向き筆記してしまった中学生なのですが(こちらの記事参照)、その際の猫町の話を覚えていたようです。
あーなんかうれしい。
聞き流しているように見えたけど、ちゃんと印象に残っていたんだ。
勉強もそんな風に頭に残っていけばいいのに。
もしかして説明がうまかった?
暑苦しくないクールな感じがかえってよかった?
いつもは松岡修造みたいになっているから流されるのか?
それとも自分が思っている以上に顔が怖かったのかも?
うさむしによく言われる「ガラスの目」になっていた可能性はある…
などといろんなことを考えましたが、本当にうれしかったです。
大げさですが目頭が若干熱くなりました。
が、赤ペン探究活動のために用意した赤ペン(サラサドライ0.5をサラサクリップに仕込んだもの)をさりげなく渡し、反応を観察するほどには冷静さは残っていました。
結果は何も気にせず書き続ける、でしたが。
そうです赤ペン探究への道についても書かないといけませんね。
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