消しゴムモニター~二トムズ・消しゴム~
2017年 05月 22日
見た目は非常におしゃれで、どんな消し心地か楽しみだったのですが、消してみて相当なクセの強さを感じました。
第一によく消えず、消しカスがのびてねり消しのように紙に貼り付き、化学薬品的なにおいがするなど非常に個性的でした。
鉛筆との相性が悪すぎたのでしょうか。
もし外見につられて買っていたら相当がっかりしたと思います。
〈消し心地の軽さ〉
本項目の調査で使用した筆記具は以下の通りです。
三菱鉛筆・ユニスターHB
三菱鉛筆・ユニスターB
トンボ鉛筆・MONO R HB
トンボ鉛筆・MONO R B
また、筆記用紙はコクヨのルーズリーフを使用しました。
これらの筆記具で書いた文字を回数を決めてこすり、他の消しゴムと比較しましたが、この消しゴムの成績だけが突出して悪かったです。
汚れがのびているだけというか、消しカスと一緒にまとまってくれる感じがゼロなのです。
〈消字力〉
本項目の調査で使用した筆記具は以下の通りです。
三菱鉛筆・ユニスターHB
トンボ鉛筆・MONO R HB
三菱鉛筆・ユニスターB
トンボ鉛筆・MONO R B
三菱鉛筆・ユニパレット2B
ステッドラー・マルスルモグラフ5B
ファーバーカステル9000・5B
また、筆記用紙はコクヨのルーズリーフを使用しました。
これらの筆記具で書いた文字を完全に消えるまでこすってみたり、回数を決めてこすったりしましたが、とにかく消しにくいです。
こすってもこすっても完全には消えず、すぐに消しカスがのびて紙に貼り付くので消し続けること自体が困難です。
唯一、消しゴムの「カド」があるときに「ねらい消し」の実験をしてみたのですが、これは普通に消えました。
広い面積を消すのが苦手なのでしょうか。
〈デザイン〉
見た目は他の4つの消しゴムに比べて非常にいいと思いました。
最初からスリーブにすっぽりと消しゴムがうまっているところや、今からスリーブをopenする楽しさなどしゃれていると思います。
〈消しカスのまとまり〉
消しカスは他の4つの消しゴムに比べて少ないと感じました。
が、これは消えなさ(消しカスがのびて紙に貼り付いてしまう)と連動しています。
たとえ消しカスが出てもちゃんと消える方がいいというのが正直な気持ちです。
〈コシ(割れにくさ)〉
とにかくこすってもこすっても消えないので相当力を込めましたが、ひび割れる気配は感じませんでした。
丈夫な消しゴムは好きですが、それよりも普通に消える消しゴムであってほしいです。