家電量販店で見た文房具(まちかど文具スペシャル版)。
2017年 11月 20日
というか、「まちかど文具」もすっかりご無沙汰で、直近のツイートが2017年2月19日。
田舎なので街角で文房具を見かけることがないのですよ。
さて、最近新しいパソコンを買った訳ですが、パソコンにさほど明るくない猫町は家電量販店にたいそうお世話になりました。
まず最初の下見の際におすすめを教えてもらい(1日目)、その後猫町がリストアップした大量の疑問点に一つ一つ答えてくれ(2日目)、最終的に購入する際も猫町の疑問が完全に解決するまで辛抱強く話につきあってくれました(3日目)。
この間猫町の喉には大きな口内炎があり激痛だったのは以前書きましたが(今も治っていません)、話に付き合ってくれた店員さんも大変だったと思います。
ほんっま細かいお客さんやったわ…と休憩室で悪く言われていたり、塩をまかれたりしていてもおかしくないレベルだったかもしれないのですが、でもまあ高い買い物なのでいつも以上に慎重に事を進めた次第です。
で、その際に見た文房具ですが、まず一番お世話になった店員さんの使用していたボールペンが三菱の楽ノックの0.5。
途中でプロバイダを変更することになり、そちらの担当者さんが使っていたのがPILOTのパティントとZEBRAの紙用マッキー。
こういうところでジェットストリームを見かけなかったのは意外というか、まだ普通の油性ボールペンが主流なんだ…となんだかうれしかったのが最初の感想。
にしてもなぜ楽ノックの0.5なんだ?というのが二番目の感想。
ソフト下敷きでもあればいいのですが、硬い机の上では油性ボールペンの0.5は普通に書きにくく、線もひょろひょろ…
店員さん買い間違えたのかしら、あるいは無類の細字好きなのかな。
こういう場合大抵後者なんですよね。
こだわって油性の0.5を使う方って意外といるので。
プロバイダの担当者さんはなかなか熱くておもしろかったです。
ネックストラップにパティントを2本はさみ、赤色と緑色の紙用マッキーが胸元(だったかな)から出てくるのですが、なんというか使い方が豪快なのです。
パンフレットにばんばん紙用マッキーでアンダーラインを引いたり、ぐるぐるしたり、書き込んだりするのですが、なんかこういう勢いのいいキャラが暴走していくコントとかありそうだな、とつい違うことを考えながら説明を聞いてしまいました。
なんとなく「たかじんのそこまで言って委員会」でたかじんがボードに勢いよく×とかぐるぐるとかしていたイメージ。
いいなあ、こんな使い方自分はできないもんなあ。
紙用マッキーというのは結構マニアックな選択に思えましたが、いろいろ試していいのがあるやん!みたいな感じで選んでたらいいなと思いました。
油性だと裏抜けが激しすぎるし、蛍光マーカーだと字が書けないと思ったのかな。
おもしろかったのはパンフレットを客側に向けた状態で説明し慣れているからか、パンフレットを担当者さん側に向けたほうが読むのに手間取り、「こっちの方が見やすいんで」とすぐに逆向きにされたことでした。
すごいなあ。
字も逆から書いていたし、なんかすごい。
中学生に勉強を教える時、いまだに反対側からアルファベットを書けない自分としてはうらやましい技能に思えました。
そんなこんなで生き生きと現場で働く文房具(しかも昔からいる働き者たち)に会えてうれしかった猫町です。
何度も思いますが、使われている文房具を見るのが好きだし、その文房具が安くて地味なものほど胸が熱くなるのです。
もしかしたら使っている本人もそのペンの名前を知らない、名前があることさえ知らない、もちろん替芯の品番なんて絶対に知らないくらい何も考えずに使われている文房具を見るのが好きです(続きがあります)。