猫町とEDiT・その19(317日目でエナージェル0.3登場・上)。
2017年 12月 16日
が、そもそも(リピートするからEDiTで遊んでやろう)と思った訳ではないのです。
話せば長くなるのですが、いろいろなペンと戯れているうちにふとこのペンを使ってみたらどうなるのかな、と興味がわいたことがきっかけでした。
それがこちらのぺんてる・エナージェル(0.3)。
いつぞやの限定ネコ柄の時に買っていたもので、未使用のままペン立てに立っていました。
軸目当てで買ったペンの芯はたいてい家族に使ってもらうのですが、0.3はかなり細く、高齢の家族には申し訳ないなとそのままになっていたのです。
自分にとってエナージェルというのはどこまでも複雑な気持ちにさせるペンです。
同じくニードルチップのボールペンだったハイブリッドテクニカという素晴らしいボールペンが、エナージェルの登場のせいで廃番に追いやられた気がしているからなのですが、水性染料インクのエナージェルが水性顔料インクのハイブリッドテクニカの代わりになれるわけがないのに、おぬしなんちゅうことをしてくれたんじゃ、というやるせない気持ちに支配されてしまうのです。
本当に悔しいし情けないしわびしい。
年に何回かはこの怒りにまかせて発電できるいきおいで自転車こいでますからね。
畑と山と空を眺めながらうおおおおおと立ちこぎしています。
とは言うものの、水性染料インクというのが気に入らないだけで、エナージェルのペン先は勝手知ったるニードルチップ。
0.3だから染料インクといってもにじまないだろうし、ダイアリーだから顔料インクじゃなくてもいいか…と自分を納得させ、11月の中旬からEDiTに記入するペンをジュースアップの0.4(青)からエナージェルの0.3(黒)へとチェンジ。
ペンを替えてみてすぐに思ったことは、黒インクが落ち着くということでした。
今となってはなぜメインの筆記具のインク色を青にしたのかと思うのですが、EDiT初心者の猫町は好きなペン(ジュースの青)の力を借りなきゃ、と思っていたのです。
実際、ジュースの青の素敵さに引っ張られてEDiTが軌道に乗ったというのはあります。
が、以前も書いたように青インクで書くダイアリーは寒々しいものになってしまいます。
同時にアンダーラインの色鉛筆との色合いも毒々しいものになり、自分はいったい何をやっているんだろうと思うことも何度かありました。
それがどうでしょう。
黒インクで書くだけで見た目に落ち着き、アンダーラインの色もぴたりと決まるではありませんか。
むう…
大多数の人がやっていることの素晴らしさに気づくのに317日もかかってしまったのか…
インク色の問題はこれで解決です。
来年は絶対に黒色で書くことにしよう。
やはり実際にやってみていろいろ学ぶものですね(長くなりそうなので上下に分けます。続きはこちら)。