まちかど文具・その281〜その290。
2018年 03月 16日
同じような文房具ばかりが登場しますが、目撃したシチュエーションが異なるとまた違った印象を受けます。
すでにTwitterで読まれている方は重複ご容赦くださいませ。
Twitter派の方も目を通していただければと思います。
とある事業所から送られて来た書類。
こことここに名前を記入せよという目印にぐるっと記入欄を囲んでいるペンがどうにもフリクションに思えた。
インクの薄さといい、中抜けのぐあいといい。
目立たないところをこっそりこすってみると消えた。
おおお!思わず大きな声が出た。
自分もそうだったから分かるが、店頭で接客する時に身につけている文房具というのは選ばれし戦士たちだ。
今日見た戦士たちはZEBRAのサラサドライとクリップオンマルチ(1000円のやつ)、それからおそらく100均で売られている名前のないゲルインクボールペン2本だった。
確定申告も済み、今こそTSUTAYAのオリジナル文具・HEDERA(ヘデラ)を試す時では?と何を買おうかわくわくしていたら中学生がすでにHEDERAの定規を使っていた。
動じないふりをしたが内心はまさに「なにい!?」だった。
車田正美先生風にぶっとい汗をかきながらそっと目を閉じた。
ダイソーに行く。
2穴ファイルのいいやつがなくなっていて、「とりあえずいるかも」というあやふやさでも買っておくべきだったと悟る。
ファイリングは特に「展望」が求められるジャンルのように思える。
今後こうする、という方針さえ決まっていれば強気のまとめ買いもできる。
皮膚科の受付のボールペンがPILOTのレックスグリップからアクロボールになっていた。
見たことのない紫色の透明の軸で(名入れあり)、最初は何のボールペンか分からなかったがタイヤパターングリップでピンときた。
たった数文字書くだけでもボールペンの違いを味わうのは楽しい。
初めて行った眼科はZEBRAのスラリに支配されていた。
が、ちょうど最近気温的にスラリにぴったりの季節になってきたなと思っていたところだったのでスラリの春を満喫。
問診票はクリップボードの上で書かされることが多いがガタガタの字になるのが残念。
下に数枚紙を敷きたい。
同じ眼科にて、一見スラリの勢力が強いように思えたが、ドクターが使っていたのはPILOTのパティントだった。
デキる大人は胸元にいい筆記具を、などとすすめがちだが、個人的には薬品名が名入れされたボールペンを胸に挿しているドクターが好きだ。
普通に使いやすそうなので。
昨日眼科の後に行った眼鏡屋の店員は修正テープ付きのボールペンを使っていた。
が、それがフィードホワイトラインなのかアクロボールホワイトラインなのかはよく分からず(眼鏡をとって説明していたため)。
前者かなあ。
かなり年季が入って修正テープ部分は壊れていた。
スーパーマーケットを愛している自分としては当然レジの方々についても精通しており、その方々の文具についてもだいたい把握している。
全体的な感想としては「文具を選べと言われればピンク」派が多いことと、「買うなら限定もの」派が多いこと。
自分と違う人を見るのは楽しい。
録画したドラマを見る時間がなかなかとれない。
少し前の「相棒」を見ていたら、手紙が登場するシーンで使われていた便箋がホールマークのものだった。
ああいうのはスタッフが書いているのだろうか。
あと、ヤロポロクから届いたらしき手紙の便箋の紙質が薄くてとっても好み。
お医者さんは製薬会社のロゴとか薬剤名が入ったボールペンを使っているのが好きというご意見、私も同意です。
私の場合は、何かこう、自分の職域以外の事には無頓着な感じが、プロっぽいというか職人気質を感じていいなぁと思うという理由なのですが。
ニードルポイントのボールペンが欲しいのに手に入れにくかったり軸が気に入らなかったりでなかなかいい物が見つからなかったのですが、以前の記事で猫町さんが可能だと教えて下さったので、私もジュース軸にジュースアップ入れて使ってみます。