ときどきテレビなどでとんでもなく散らかった部屋に住んでいる人などを見ると、まだまだ自分は大丈夫だと思うのですが、最悪な事例と比べて安心している場合ではありません。
机の周りは散らかっていても頭の中は整理されているからいい、などとこれまでは開き直ってきましたが、最近は肝心の頭の中(具体的には記憶方面)が非常にあやふやで、これは自分のためにも物を減らし、分かりやすくシンプルに生きていかねばと思うのです。
しかし自分は典型的な捨てられない人間で、これまでもいくつか記事を書いてきましたが、捨てられないものはまだまだあります。
例えばマスキングテープのラベル。
マスキングテープが包まれているフィルムに貼ってある丸いラベル。
あれがとても好きで、捨てられないのです。
捨てられないのならノートに貼っていくとかすればいいのでは?と気づき、数年前からダイアリーのフリーページに貼り始めました。
が、マスキングテープを開封した時たまたま近くにダイアリーが見当たらなかった等の理由で開封済みのフィルムをしまい込み、後日それらがわさっと引き出しから出てきたりして…
これは事情が分かっていない人が見れば、引き出しをゴミ箱代わりに使っている困った人でしかありません。
違うんだ。
こんな風にしたいんだ。
マスキングテープの丸ラベルは本当にかわいくて、特にカモ井のマスキングテープの丸ラベルは出来が素晴らしく、1個のマスキングテープからたった1枚しかとれないのがせつないほど。
牛一頭をさばいてもほんの少ししか手に入らない「カイノミ」のようなものなのです(見たことも食べたこともないくせに)。
カモ井に「マスキングシール」なる商品があることは一応知っています。
マスキングテープ素材のシールがちゃんとあるんですよね。
でもそれとは根本的に違うのです。
あくまでも「マスキングテープ」の「ラベル」であること、マスキングテープの柄の一部を表示するサンプルとしての立ち位置、「mt」とロゴが入っているところなど、どう考えても1つのマスキングテープに1枚しか存在しない貴重な物なのです。
とはいえ、いつかノートに貼ろう、とフィルム付きのまま引き出しにため込んでいるのも間違っていますよね。
この問題に関しては今はEDiTで解決しました。
何しろ小さなスクラップはEDiTの最も得意とするところなので。
マスキングテープの丸ラベルをずらりと眺める快感はなくなりますが、EDiTに丸ラベルを貼ればフィルムはさっさと捨てられます。
え?それだけ?
はい。
たったそれだけのこともできない(できなかった)やばい人間が猫町なのです。