先日店に忘れてきたデルデとは数時間後に無事再会し、あらためて中に入っているペンを見てみるとやはりどれも精鋭たちでした。
使用頻度が低いものもありますが、いざという時に近くになかったら「もおおおおお!」となってしまうペンたちばかりです。
このようなことが二度と起らないよう、お気に入りの替芯UMR-83(三菱のゲルインクボールペンの替芯。ボール径0.38の黒インク)の入ったペンの増殖も計画していかないといけませんが、この機会に現在のUMR-83入りのペンの1本をご紹介します。
こちら。
2000年頃に「世界四大文明エジプト文明展」みたいなものが大阪で開催され、その時に買ったボールペンの中にUMR-83を入れています。
もともとは水性ローラーボールだったと思うのですが、もったいないと思いながら眺めているうちに中のインクは死亡。
キャップ式ということで敬遠していましたが、今年ZEBRAの
Rougel(ルージェル にUMR-83を入れたものを使ってみて、キャップ式でも全然問題ないなと思ったこともあり、買ってからずいぶんたちますがこの軸を使ってみようと思い立ちました。
軸の印刷はこすって消えてしまう類いのものではなさそうで、扱いにそこまで神経質にならなくてもいいのも助かります。
それにしても20年近く前のことなのでこのエジプト文明展に誰と行ったのか、どこに行ったのか、ミュージアムショップで他にどんなものを買い、他にどんなものが売っていたのか何一つ覚えていません。
恐ろしいですよね。
それでも軸の中に新しい芯を入れれば再び時は動き始めます。
ちょうどぐっと握りたいところに段差があって少し手が痛いですが、長時間書く時は使い慣れた軸に入れたUMR-83を使えばいいし、これはこれで一風変わっていて良い、と満足しています。