まずはこれを見てください。
そうなのです。
入手できたのです。
昨日の大阪文具旅の最後に立ち寄った紀伊國屋書店の文具売り場でプレフィールの単色タイプを見つけたのです。
ピュー♪(指笛)
ヨドバシカメラやロフトでは見つけられず、都会に残っているわけないかとすっかりあきらめていたので紀伊國屋書店で見つけた時はハッとしました。
あるやん!
これやん!
めっちゃあるし選び放題やん!
猫町は額の汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはやプレフィールへの不安は無い。プレフィールは、きっと使いこなせるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐにリフィルを入れられる単色ホルダーさえあれば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気さを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。
ぶらぶら歩いて(中略)猫町の足は、はたと、とまった。
しかしここで落とし穴。
うっかりしていた猫町は試筆して初めて単色のプレフィールの中の芯がエマルジョンインクだと知ったのです。
(´_ゝ`)
エマルジョンとか…
使いこなせる気ゼロなんですけど…
まあプレフィールのリフィルが入る単色ホルダーを探していたのだからこの際中身はいいとして、しかしできるだけエマルジョンインクを使う方向で買わなければならなくなり、丸付けに使えそうな赤色と、いざとなったら手紙を書くのに使えそうなブルーブラックにしたという次第です。
猫町がエマルジョンインクを敬遠する理由はインクが不安定だから。
発売当初から改良が繰り返されているのかもしれませんが、ちょっと試筆したレベルでダマがすごく、このダマの部分をこするとさぞかし紙面が汚れるであろうと思うと、触らぬ神に祟りなしという気持ちになるのでした。
そのエマルジョンインクの消費という重荷を背負ってしまった…
猫町の旅は続きます。
なお、本文中の太字部分は太宰治の『走れメロス』を基にしています。