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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

文紙MESSEに行けたら聞きたかったこと。

8月6日、7日は文紙MESSEなんですよね。

いいなあ。
猫町は今年も行けそうにありません。

文紙MESSEの会場となっている「マイドームおおさか」があるあたりは猫町の庭といってもいいくらいなじみのある町で、堺筋本町駅からでも谷町四丁目駅からでも目をつぶっても行けそうなくらいなのに、大阪は遠すぎますな。

というわけで、エア文紙MESSEというか、文紙MESSEに行ったらこんなことやあんなことを聞きたかった、言いたかったということを箇条書きしておきたいと思います(以下はメーカーのあいうえお順)。

・クツワ

ホクサインをまず激賞。
実はどこかのメーカーの鉛筆…というオチがないかを確認しつつ(本当にクツワオリジナルの鉛筆なのだろうか)、同社のオレンピツとの関係を探る。
同じなら同じ、違うなら違うという事実が知りたい。
開発秘話も聞きたい。

・コクヨ

キャンパスジュニアペンシルの必要性を熱弁。
小学生にもっともふさわしいシャープペンはキャンパスジュニアペンシルであるという結論に達したが、あろうことか初期のモデルが廃番とはこれいかに。
初期のモデルの形状のまま、キャンパスノートの限定柄とコラボしていた時のようなかわいい軸にして復活させてほしい。

その一方、大人向けの鉛筆シャープTypeMシリーズは非常に素晴らしい。
芯も気に入って使っているが、0.9の芯だけMADE IN KOREAとなっているのはどういう背景があるのか。
0.9の2Bが素晴らしく、これしかないという書き味である。

・サクラクレパス

「サクラクレパス消しゴム」(クレパスの形をした消しゴム)はどこの消しゴムなのかを聞く。
これは本気でずっと気になっているので、分かる人の説明を聞くまで粘りたいところ。
フォーム系ではないと思うが、どこの消しゴムなのだろうか。

・ぺんてる

P200系統のシャープペンを激賞。
実は逆輸入版のP207、P209を愛用していることを告白、太芯シャープの素晴らしさを熱弁しつつ、製図用シャープにとらわれずに多くの人に太芯シャープを使ってもらえる工夫が必要であるとの持論を展開、ぜひP207、P209の素敵カラーを出してもらうように懇願。

ダメ元でハイブリッドテクニカの復刻についても探る。
ハイブリッドのオールドファンでもあるので、ゆめゆめ廃番になどしないよう念押し。

だいたいこんな感じでしょうか。

ZEBRAやトンボ、PILOTなどはその場の雰囲気で何についてでも質問できるし、話し続けられるのですが、とりあえず上記のことだけは聞いてみたかったし、話してみたかったなと思うのです。

が、もっともお会いしたかったのがPLUSとヒノデワシでして、残念ながら出展していないようですね。

PLUSのAIR-INがいかに完璧な消しゴムかを熱弁、そしてそれを作っているヒノデワシ株式会社の方にも直々に感動を伝え、キングオブ消しゴムであるAIR-INのそのまた上に君臨する三菱のuniマークシート用消しゴムの秘話なども(あれば)お聞きしてみたかったのですが…

とまあ、いつもならこんな感じで暑苦しく回り、力尽き、どこかで何かを食べて復活してシモジマなどを巡って帰るのですが、今年は本当に残念です。

ここから先は妄想に近い願望なのですが…

もしここを読まれている方で文紙MESSEに行かれる方がおられたら、そしてもし会場でこの記事を思い出していただけたなら、どうか猫町の代わりにちょいと聞いたり、話したりしてみていただけないでしょうか。

どこかにいるかもしれないソウルメイトの方。
遠くへ行けない猫町の代わりにぜひ文房具への愛やこだわりを語ってきていただけたらと思います。

Commented by ともこ at 2019-08-06 12:17 x
こんにちは!
私も今年も行けません。文紙MESSEに行けたのは、たった一度、とても緊張してフミヲさんとお会いできたときのみです。また行きたいし、タイミングが会えばフミヲさんのお話、お聞きできたらなぁ〜。
ホクサインは、とても興味がありつつも、まだ試せていないです。
コクヨシャープタイプM良いですよね。私も0.9の2Bにやられました。あの独特ななめらかな書き心地は他にありません。日本メーカーも頑張ってほしいところです!
ぺんてるP200系統の話も私もその場に居たいものです、エア文紙MESSE(笑)
しかしプラスのエアインってヒノデワシ製だったのですね(驚)
Commented by horenso39 at 2019-08-06 18:56
サクラクレパス消しゴムはラビット社のものですよ。たしかラビット社のHPにのってたはずです。
Commented by 輪音 at 2019-08-07 19:08 x
知人と共に、二日目の文紙MESSEに行って来ました。
サクラクレパス及びぺんてるの件につきましては、知人がそれぞれ聞いてくれました。

サクラクレパス消しゴムですが、これはhorenso39さんがおっしゃられているように自社製です。
ちなみに、ラビットが生産していることまで知人は聞き出していました。

ぺんてるのハイブリッドテクニカにつきましては、残念ながら復刻の動きは無いとのことです。
社内でもそういった話は出ていないそうです。
エナージェルはより販売強化してゆくそうですし、海外では日本未発売の青色が販売されているそうですが。
Commented by alchemie0629_a20 at 2019-08-26 17:11
あれからまたちょくちょく調べてみたのですが、コクヨのキャンパスペンシルのプラ軸については、鉛筆シャープ・キャンディカラーの名称で六角プラ軸が現在も販売されているようです。
(自分が通うハンズや世界堂では確認)
Commented by mukei_font at 2020-01-12 22:33
> ともこさん
文紙MESSEでお会いしましたよね…なつかしい。
あの頃は自分は消しゴムにあまり詳しくなかったのでシードの方と熱心に語り合っているともこさんがまぶしく見えました。
ああ、文紙MESSE…
夏休みはどうしても忙しくなるし、暑さにやられてタフなスケジュールを組む気にならないんですよね…
Commented by mukei_font at 2020-01-12 22:36
> horenso39さん
すべての消しゴムがそうなんでしょうか…
ラビット社であってもすべてがフォーム系でもないだろうし…
文紙MESSEではサクラクレパスのブースがかなり大きいのですが、こういう質問をして回答が得られるのかは謎です。
Commented by mukei_font at 2020-01-12 22:50
>輪音さん
シードが作っている、ヒノデワシが作っている、ラビットが作っている、といってもそこでの種類はいろいろあるわけですよね。
ラビットでしかもフォーム系なのかが知りたいなと思っていました。
というのも、サクラクレパス消しゴムがフォームイレーザーWやアーチのように消える感じがしなかったからです。
もしフォームイレーザーW等とまったく同じ成分であるなら、あまり消えないように感じられる原因が形状によるものということになり、それはそれでおもしろいなと思っています。

テクニカの件は残念です。
インクの乾きをもう少し速くしさえすれば完璧なペンになり得るのに廃番にするなんてひどい話です。
エナージェルとはまったく違う性格を持つペンなだけにエナージェルがあればいい的なぺんてるの態度にも心底がっかりします。
Commented by mukei_font at 2020-01-15 22:22
> あるけみさん
いつも情報ありがとうございます。
自分も今回あらためて鉛筆シャープとキャンパスジュニアペンシルが並行して存在していることを知りました…
全部同じにしていいからキッズ用にもっとかわいい軸を出して…(小声)
by mukei_font | 2019-07-13 23:59 | 文房具与太話 | Comments(8)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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