今年の年賀状筆記具を振り返る~ゲルインクボールペン篇~
2019年 12月 20日
前回の続きです。
一方、問題の年賀状にはゲルインクボールペンを使いました。
宛名はぺんてるのハイブリッド、裏面のメッセージはぺんてるのハイブリッドテクニカ〈キャップ式・0.4〉です。
宛名はゲルインクボールペンなら0.5以上の太さで書くべきだと思っているのですが、自分の場合一番安定した字が書けるのはハイブリッドです。
ノック式のシグノ0.5はペン先のがたつきが気になり、インクの出がもたもたするようなところがあってが字の要所要所が甘くなりがちだし、キャップ式のシグノ0.5はインクの出が渋いのかゆるいのか分からないようなところがあり、ガリッとしたりぬたっとしたりで筆記に集中できません。
ハイブリッドは高校生の頃から使っていますが、軸が細く力を無理なく込めることができ、まるで鉛筆か細身のシャープペンを握って書いているかのように手との一体感を感じながら文字が書けるところが気に入っています。
ハイブリッドテクニカについては今さら言うまでもありませんが、今回使ってみてあらためて感動したのはその頑強なニードルチップでした。
あの紙をグッとつかんで安定する感じ。
安定するからこそ安心して好きに文字を書くことができるのです。
本当にぺんてるはこんな名品を廃番とか目が節穴にもほどがあります…
安定するからこそ安心して好きに文字を書くことができるのです。
本当にぺんてるはこんな名品を廃番とか目が節穴にもほどがあります…
しかし、ハイブリッドにしてもハイブリッドテクニカについても完璧ではないのです。
年末のどさくさに「なんぼ好きでもここはあかんで」というところを指摘しておきましょう。
年末のどさくさに「なんぼ好きでもここはあかんで」というところを指摘しておきましょう。
ハイブリッド→突然かすれる(宛名を書いてる時とか殺意しかない)
ハイブリッドテクニカ→やはりインクの乾きが遅い(唯一にして最大の弱点)
まあずっと分かっていて、それでもこれくらいのことで嫌いになるわけがないレベルの欠点なのですが、ハイブリッドのかすれには「おいーーーーー」と何度も絶叫させられました。
大きめの字が得意じゃないのかな。
ちょっとかすれてしまった方はごめんなさいね。
by mukei_font
| 2019-12-20 23:59
| 筆記具・ゲルインク
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