さて、猫町の年末ブログ更新大会もそろそろ大詰め。
そろそろ各賞の発表へと参りたいと思います。
初っぱなからネタ記事で恐縮ですが、今年買った一番高価な文房具は机でした。
机って文房具なのか?
多分違いますよね。
でもここに書かせてください。
というのも机というのはあらゆる文具的活動の基本だからです。
と言っても猫町が購入したのはかっこいい書斎机みたいなものではありません。
小中学生との勉強にどうしても必要だったので、学校にあるような学習机を買っただけです。
でもこれは猫町にとって非常に大きな意味を持つものでした。
何年か前に作曲家の伊東乾氏が、机の上に何も物が置かれていない机の必要性について書かれていたのを読んだのですが、要は普段使っている物がごちゃごちゃのっている机ではなく、上に何ものっていない机が作業スペースとして非常に重要で、そういう机(スペース?)が家の中にあるといい、みたいな話だったと記憶しています。
それを読んで以来、そうだよな、上に物が何も置かれていない机があればどんなにクリエイティブでいいだろう、と憧れていたのです。
仕事に学習机が必要となり購入を検討し始めた時、自分はすぐにこの話を思い出しました。
年がら年中物でいっぱいの自室の机以外の机がついに手に入る時が来た…!
そんなわけで小中学生のことはもちろん自分が使う場合も想定し、購入にはかなり時間をかけました。
結局購入したのは平凡な学習机なのですが、文字通り上に何も置かれていない机が自分の家にあるということは本当に豊かなことです。
自分はそこで勉強したり、手帳に記入したり、日記を書いたり、手紙を書いたりとあらゆる文具的活動をします。
何と快適なことか。
こんな風に思い入れが強いお気に入りの机たちなので、足癖の悪い小学生が机や椅子をガンガン蹴ろうものなら容赦なく教育的指導が入ります。
(今年買った一番高い文房具なんだぞ)という言葉を飲み込みつつ。