使い始めこそ、自分が何者なのかまったく分かっていなかったマスキングテープでしたが、そのうち(そうよ、アタイはマスキングテープなんだわ…)と本来の自分を取り戻し、相変わらずテープを引き出すのに力は必要だったものの、それ以降は強粘着のタフなマスキングテープとして大いに活躍してくれました。
大いに活躍、というのは何かを貼り付けるという一次的な使用にとどまらず、はがした後の二次的、三次的な使用にも耐えられるほど有能であったことを意味します。
チロリアン柄はかわいいし、テープは薄く若干の透け感もあるのにある意味すごいマスキングテープでした…
100均のマスキングテープに品質を求めてはいけないというのは今さら熱弁するまでもないことかもしれません。
時には弱粘着、時には今回のような強粘着。
粘着力だけではなく置いているうちに色が変わってくる場合もありますよね。
3、4年前に買ったマスキングテープを充実感を持って使い切れた自分はただただ運がよかっただけなのでしょう。
こうしたスリルを味わいたくない場合はやはり100均のマスキングテープを買いすぎないこと、買ったらすぐに使うこと、たとえ落とし穴にはまっても「そういうもん」と楽しめること、などが大事になってくるのかなと思ったしだいです。
とにかく自分にはいいマスキングテープでした。
5メートル分たっぷり楽しんだよ。
ありがとう。