最近もっとも愛用している文房具について書きたいと思います。
文房具といっていいのかどうか分かりませんが「箱」です。
あえて名前を付けるとすると何でしょうか。
「ペンボックス」あたりでしょうか。
案外普通に「筆箱」でもいいかもしれません。
こちらなんですが…
ホワイトボードマーカーが入っています。
ペンボックス(=筆箱)ですよね。
これを文房具と呼んでいいかどうかは意見が分かれそうですが、これがただの紙箱であるということを考えるとこれは文房具ではなく、紙箱をそうした用途に利用したもの、ということになるでしょう。
が、似たようなものがどこにもないから自分で用意した(=製品としてあったら買っている)、と考えると文房具であると言えるかもしれません。
大げさだなあ、そんな製品くらいあるでしょう、と思ったそこの方。
いやいやどうしてどうしてこの箱は絶妙なのですよ。
このペンボックスの素晴らしさは紙で出来ているということ。
ほぼこれにつきます。
和小物などを扱っている店などには和紙でできた筆箱などが売られているかもしれませんが、一般的なペンボックスは樹脂製あるいは木製、もしくはアルミやスチール等の金属製ではないでしょうか。
そうした素材でできたものだとペンを入れたり取り出したりするたびにガラガラと嫌な音を立ててしまいます。
はー紙製最高。
無音最高。
ホワイトボードマーカーはどうしても横向きに置きたいものだし、使っている最中は箱をまさぐったり箱に投げ入れたりと扱いも乱暴になります。
紙箱以外だとどれだけガチャガチャ音を立てたか分かりません。
ありがとう。
素敵文房具。
このナイスサイズ静音紙箱の魅力に取り憑かれた猫町はフタの部分も利用することにしました。
勉強の最中に散らばりがちな文房具をとりあえず集めて入れる箱を作り、「ないない」と文房具を探す時間(毎回のお約束)を少しでも減じる作戦です。
これまたいい…
適度な包容力…
正方形の付箋だって入るんですよ…
汚れたり、消しゴムのカスがたまったらひっくり返してはたくだけでいいのも素晴らしいと思いませんか。
音がしないこうした大きさの容器ということになるとナイフとかフォークを入れるカゴみたいなものも思いつきますが、あのカゴだと消しゴムのカスがちょっとやっかいだろうなと思ったりするのです。
布を敷くのも大げさな気がするし。
はー
自分はなんて素敵なサイズの紙箱を持っていたんだ。
いったいあなたはどこのどなたですか。
「彩雲堂」の「若草」さんでいらっしゃいましたか…
ちなみに猫町はこの「若草」を食してはおりません。
以前、箱を捨てられない人からこうした箱を大量にいただいたことがあり、その中の一つがこちらの箱だったのです。
そう考えるとこの箱は「若草」を守ったあと一仕事する運命だったのでしょう。
ようこそ猫町のところへ。
ホワイトボードマーカーボックスとして、散らばりがちな文房具の入れ物として箱が分解して砕け散るまで仲良くしようね。
缶派の方はこちらもどうぞ。