自分の中の流行が移り変わっていくということが誰しもあると思います。
少し前では@@が熱かったが、今は**にはまっている。
みたいなことです。
これは食べ物にも着る物にも読む本にも聴く音楽にも、そして使う文房具にも起こりうることではないでしょうか。
そしてこの流れは一方向のものではなく、ゆるやかに循環したりします。
少し前までは@@が熱く、その後**にはまったが、また@@に戻ってきた。
みたいなことです。
猫町もこれを繰り返すタイプで、例えばルーズリーフとノートなどは何年か周期で自分の中で流行がきます。
あるいは鉛筆と太芯シャープなどもそうです。
そしてどうやら今がちょうどその過渡期のようです。
つまり、数年間続いた太芯シャープ全盛期がとりあえず一段落しそうな予感と、久しぶりに鉛筆に心惹かれる気持ちが錯綜し、後者が日に日に勢いを増す感じを今まさに味わっているところなのです。
こうした流行はいつの間にか始まりいつの間にか勢力が入れ替わっていることが多いだけに、自分自身で過渡期を実感できるのはとても貴重なことではないかと思うのです。
そこで過渡期ならではの生々しい記録を残しておきたいと思います。
生々しさを出すためにわざと独り言口調で書いております。
〈太芯シャープについて〉
やっぱ夏場は芯が薄いわー…2Bやのに全然…
紙に埋もれてまうみたいなもっさりした書き心地なんなん…
ぺんてるのシュタイン2Bは最初から薄めやから今の時期はお休み中として、コクヨのキャンパスシャープ芯まで濃さを失ってるのはどうなん?
紙にはりがあれば一応濃く書けるけど、そのためにいちいち下敷きを入れるのも手間やわ…
ここはPILOTのグラファイトか?と思うけど、グラファイトは書いたところをこすると汚れるのがなあ…
〈鉛筆について〉
鉛筆って軽いよな。
それに細いし、転がした時に「カラン」て音がするのもかわいい。
久しぶりに使いたいな…
そういえば小学生らにあげてる鉛筆ってほんまに書きやすいんやろか。
ちょっと自分でも試してみたいわ。
特に今は夏やから2Bがぴったりちゃう?
普段はBが好きやけど、今は2Bって気がする。
(Bを使ってみる)
うっす(薄っ)!
日本の夏の湿気なんなん!
これはあかんわ2B使うで。
(2Bを使う)
きゃーーー何これ。
下敷き入れんでも濃く書けるやん。
こすって汚れたりの鬱陶しさも今のところはなし。
鉛筆も久しぶりにええなあ。
鉛筆削りのハンドルもぐるぐる回したいし、鉛筆もええでこれ。
…とまあこんな感じで今まさに大きな流れが来ているという話でした。