というわけで、最近新しく鉛筆を削りました。
もともとキッズにあげるごほうび鉛筆として購入しましたが、自分も使ってみたいという気持ちが日増しに強くなり、鉛筆期の到来を祝して使い始めることにしたのです。
~♪
普段はBが好きだしどちらかというとトンボ派なので三菱の2Bを使うのは久しぶり。
紙が湿気を多く含むこの時期、シャープ芯の濃さに不満があって鉛筆に乗り換えるのだから芯は濃い方がいいと2Bを選んで大正解。
うんうん。
欲しかったのはこの濃さよ。
書いた文字をこすってももわっとならないし最高。
それに久しぶりの鉛筆は軽さがとてもありがたかったです。
ぺんてるのP207はそれほどでもないのですが、コクヨの鉛筆シャープTypeMxはやはり重いんですよね。
置くとゴトッと音をたてる感じで。
その点鉛筆は転がしてもカラン、です。
あー自分は今まで結構気を遣って鉛筆シャープを使っていたんだなあと転がすたびに思います。
しかし鉛筆に感動する反面冷静になる部分もあり、やはりこれは湿気の多い季節ゆえだろうなと思うのです。
湿気の多い今がベストなものは季節が移り変わるにつれて居心地が悪くなるものです。
例えば今ちょうどいい濃さの鉛筆を濃すぎると感じる時期が来るのです。
逆に物足りない濃さだったシャープ芯の2Bがしっくり来る季節が、しかもひかえめな濃さのぺんてるのシュタイン2Bが抜群にはまる季節が必ずめぐってくるのです。
ここまで分かっているのであれば、鉛筆期や太芯シャープ期というのはもはや個人の好みの問題ではなく、季節に連動したあたりまえの選択ともいえそうです。
夏には扇風機を出し、冬にはこたつを出すように、夏には鉛筆を手に取り、冬には太芯シャープを手に取ればいいのではないでしょうか。
日本の夏、鉛筆とともに楽しく過ごします。