油性の青ボールペンの魅力を考える会・その1(きっかけ)。
2020年 09月 24日
以前もちらと書きましたが、今猫町に油性ボールペンの波が来ています。
油性ボールペンが楽しい。
特に油性ボールペンの青が楽しい。
きっと最初が美しすぎたんですね。
もともとブレンは「よく書ける油性の青ボールペンが欲しいぞ」くらいの軽い気持ちで買ったものでした。
油性の青ボールペンは主にノートに縦線を引くの使うのですが、手持ちの古いボールペンのインクが途切れ途切れになることに苛々していたからです。
比較対象がそうした古いボールペンだったので、ブレンのブレンたるゆえん、みたいな部分にはあまり関心はありませんでした。
油性ボールペンで字を書く作業が多ければ「ぶれ」などの繊細な部分も気になるのでしょうが、今はそうした用途で用いることはなく、単にインクが機嫌良く出ればいいと思っていました。
しかし手に取るたびに少しずつ楽しくなってきて、そのうち字を書くようになりました。
字と言っても計算用紙に書き殴るような雑な字です。
きれいな字はゲルインクボールペンで書くと決めているので(というかゲルインクボールペンでしか書けないと信じているので)、鉛筆やシャープペンの延長のような感じで雑に使い始めました。
使う頻度が上がるとインクの減るスピードも増します。
ブレンの軸を開けて中の芯を蛍光灯に透かすのが楽しみになる頃にはすっかりブレンの魅力に取り憑かれていました。
そこで猫町は考えたのです。
自分はブレンが好きなのであろうか。
それともブレンに入っているエマルジョンインクが好きなのであろうか。
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alchemie0629_a20 at 2020-10-09 20:46
去年の夏にブレンのファンミーティングに行って来ましたが、その時にうかがったのはかなりジェットストリームを意識していて、今までゼブラの商品でなめらかな書き味・インクに真っ正面から対抗する商品がなかった弱みと、ゼブラのイメージを変えるという目標に開発されたとのこと。(そのために筆記具のデザインは初めてだったnendoとタッグを組んで新しいブランドを生み出すことになった)
目玉の振動制御はパーツの点数が増えるとその分コストが増すところを抑えつつ、書き心地はスラリで採用されていたエマルジョンインクを使うことでなめらかな書き味・書き心地を出したそうです。
インク溜まりは他の商品でも工夫はしているとのことだったのですが、現状を見る限りではまだまだ改善の余地はあると思いました。
目玉の振動制御はパーツの点数が増えるとその分コストが増すところを抑えつつ、書き心地はスラリで採用されていたエマルジョンインクを使うことでなめらかな書き味・書き心地を出したそうです。
インク溜まりは他の商品でも工夫はしているとのことだったのですが、現状を見る限りではまだまだ改善の余地はあると思いました。
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by mukei_font
| 2020-09-24 23:59
| 青色筆記具研究所
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