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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

ZEBRA・アルベスピールト10イヤーズ・アフター。

昨日取り上げたZEBRAのアルベスピールトについて少し補足します。
アルベスピールトについてはこれまでも何度も記事にしてきました。
その一方で普通に文房具としてもちゃんと使っており、それも「労役文具」としてかなり淡々と仕事をしてもらってきました。
その後どうなったかというと、天寿をまっとうしました。
インクがあるように見えますが、芯を汚しながらインクを減らしていくタイプの最期を迎え、もう書けません。
ZEBRA・アルベスピールト10イヤーズ・アフター。_f0220714_20551970.jpg
芯はSK-0.7です。
今のSK-0.7には突起がないので、もうアルベスピールトにSK-0.7は入りません。
それでも自分はこの軸を捨てずにずっと取っておくと思います。

Commented by S6061_K at 2021-03-14 18:21 x
どうも、通りすがりの廃番品コレクターです。別に好き好んで廃番品を集めているわけではなく、気に入ったものが次々廃番になっているだけなのですが…。SK芯のクリンプがなくなることを知ったときは回転の悪そうな文具店を廻ってクリンプ付きの店頭在庫を買い漁ってきました。
アルベスピールトにはSK-0.4芯を入れるのがお気に入りなのですが、手持ちの在庫が尽きたときに備えて他社製リフィルも使えるようにしてあります。写真はOHTOのNo.893NPを入れた例です。
https://i.imgur.com/RQcEfG0.jpg
といっても大層な改造をしたわけではなく、SK芯と他社製芯の長さの違いを埋めるために使い切った3mm径の替芯の切れ端を後ろに挟んでいるだけです。適当な替芯がなければ短く切ったストローの切れ端を丸めたものでも代用できます。本体にも替芯にも手を加えていないので、いつでも元に戻せます。
SK芯より1-2mm短い程度でクリンプのある3mm径の替芯であれば、OHTOのNo.89xNPやパイロットのBTRF芯、三菱鉛筆のS-7Sなどどれでもいけます。No.89xNPは黒インクしかありませんが、BTRFやS-7Sなら青もあります。クリンプの位置が違うのでスプリングを長いものに交換する必要はありますが、セーラーの18-0055やG-FREE用の18-1067も流用できます。
たとえメーカーに見限られても、そこに使える替芯がある限りボールペンは生き続けるのだと信じています。
Commented by たろー at 2021-03-14 22:12 x
いつも細かくて、ぐっとくる話題を提供していただき、ありがとうございます。わたしもarbezのピールトが好きで芯問題に直面していました。現行のSK芯に色々はめてみて試したところ、PILOTフリクションの芯(LFBKRF)のお尻についている白いプラスチックをはずして段になっている所でカッターを使って輪切りにすると、プラスチックの輪が出来ます。これをSK芯にはめて、旧SK芯で突起のあった位置まで入れると現行のSK芯でも使えました。そんなに大変な工作でもないので簡単に芯問題解決出来ます。試してみてください。
Commented by mukei_font at 2021-04-29 22:12
>S6061_Kさん
アルベスピールトとSK芯についての細かいアドバイス、ありがとうございます。
これで一生アルベスピールトを使い続けられそうです。
それにしてもSK芯から突起をなくそうという時点でアルベスピールトが切り捨てられたようでちょっと悲しいですね…
Commented by mukei_font at 2021-04-29 22:12
>たろーさん
S6061_Kさんに続き具体的かつ分かりやすいアドバイスをありがとうございます。
改造の情報もうれしいですが、アルベスピールト好きの方にこうして出会えたことがとてもうれしいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
by mukei_font | 2021-03-12 21:01 | 筆記具・油性ボールペン | Comments(4)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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