文房具を贈り物に~そこに愛はあるんか?~(問い)
2021年 03月 24日
この時期、文房具を贈り物に選ぶ方、あるいは選んだ方は多いのではないでしょうか。
合格祝い、入学祝い、就職祝いなどなど。
猫町は例年高校に合格した中学生に贈り物をすることにしており、今年も無事に渡し終えたわけですが、今年はそれとは別に中学生になる姪に文房具を贈るべきかどうか悩みました。
中学生にあげるならシャープペン。
でも使っているところを見たことがなく、好みが分からない。
何色が好きなのかも分からないし、どういう字を書くのかも分からない。
持っているシャープペンが分からないのが一番痛く、少々高めのシャープペンを選んだとして、もう持ってるよ、みたいに言われたらどつきたくなるかもしれない。
くよくよする猫町の耳に大地真央の凜とした声が響きます。
そこに愛はあるんか?
…ないな。
ないです。
ということで、めでたい節目ではありますが今回は文房具を贈ることはあきらめました。
またいつか会う機会があり、そこで何か文房具に関して手がかりを得ることが出来たら、その時考えることにします。
とさっぱりした気持ちになったところで、これまで猫町が中学生たちに贈ってきた文房具について思い起こしてみました。
それが愛かどうか分かりませんが、そこに観察にもとづいた分析があったのは確かです。
やはり目の前で文房具を使っているのをじっくり見られるのが大きく、好きな色についても時間をかけてリサーチできました。
もっともここまで考えて贈ってもそれをティーン達が使うかどうかは分かりません。
しかしそれはどの贈り物についても言えることであり、肝心なのは自分が最善を尽くしたと思えるかどうかなのです。
こと文房具に関しては「最善」を尽くしたいので。
さて、
そこに愛はあるんか?
と大地真央に問いかけられた猫町の愛は明後日の方向に向かっていったようです(続く)。
by mukei_font
| 2021-03-24 23:45
| 文房具与太話
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