買わなくてよかったもの。

あ、大丈夫です。

特定の文房具を悪く言うような記事ではないので。

猫町が事あるごとにしみじみと（あの時買わなくてよかったよなあ…）となる文房具があるのですが、今日はそれについて書いてみたいと思います。

手元のEDiTによるとその文房具を（買わねば！）と急に思い立ったのは5月4日のようです。

急にダイアリーが欲しくなったのですよ5月なのに。

英語とハングルで日記が書いてみたくなったのです。

英語はともかくハングルではまだ全然複雑なことは書けないので手帳にちょこっと書く程度でいいや…

とダイアリーに日記を書くところと書いたところをグフフと想像するといてもたってもいられなくなりました。

5月の時点でダイアリーがワゴンに並んでいそうなところといえば…

TSUTAYAだーーーーー！

TSUTAYAはNOLTYや高橋のダイアリー以外のおしゃれなダイアリーも並べるのですが、それらが売れ残ると一気にディスカウント価格で販売するのです。

まだあるか？

まだあるか？

鼻息荒くTSUTAYAにずかずかと入っていった猫町はしかしディスカウントダイアリーに出会えませんでした。

そっかあ…

5月やもんなあ…

思いついたのが遅かったかあ…

ショボンと帰宅し、以前うまく使い切れなかったダイアリーの余白でも使ってみることにして自分をなぐさめました。

さてあれからシュパパパパパッと時が過ぎ、つい先日TSUTAYAのワゴンセールでダイアリーの山に遭遇しました。

我らがEDiTもあります。

いつもは見て回らない一角、どちらかというと文房具コーナーではなくレンタルコーナーに近いところのワゴンに雑然とダイアリーが散らばっているではありませんか。

そんなあ…

でも買うことはしませんでした。

なぜなら前回英語＆ハングル日記を妄想してグフフとなってから、この日に至るまでグフフとなる日記などただの一度も書けなかったからなのです。

あの時買っていたら確実にせつないことになっていたことでしょう。

（あの時買わんくてほんまによかった…）

（買っても絶対うまくいってないもん…）

暴走気味の物欲を食い止められたこと（正確には出鼻をくじかれたこと）、そして今なおワゴンの中でさまよっている2021年のダイアリーに遭遇したことなどを交互に何度も思い出しながら、もう少しすると2022年のダイアリーが並び始めるという事実にぼんやり気づいたりするのでした。