続々・労役も愛の形。
2021年 09月 05日
何度か記事にした労役文具のZEBRAのプレフィール・エマルジョンインク単色ホルダーがついに最期を迎えました。
労役の中でもノートやルーズリーフに縦線を引くなどの花形の労役は無理な不安定さだったため、らくがき帳への殴り書きスタディという荒々しい労役につかせたのですが最後まで頑張ってくれました。
細い軸を握りしめ、かすれぎみの筆記線でカスカスカスカスと文字を書き続け、ふと振り返るとらくがき帳が普段自分が書かないようなへろへろした字でびっしりと埋まっています。
それが意外となかなか愉快な光景で、よし、これからもこれでいこう、と思ったのです。
芯が細いのでちょっと書いただけでインクがずんと減っていくのも勉強したような気持ちになっていいです。
ZEBRAのサラサスタディのように替芯に目盛りがなくてもインクが減っていくとなんだか頑張っているような気がしてうれしいものです。
ということで猫町のプレフィール・エマルジョンインク単色ホルダーコレクション。
そんなに持っとったんかい!とハリセンで叩かれそうですが、自分で買ったのは上の2本だけであとは親切な方にいただいたのです。
自分で買ったブルーブラックはすでに死亡していますが、いただいたものはまだインクが出ます。
この中から緑を選び再び毎日カスカスカスカス勉強を続けています。
もっと書き心地の良いペンはいくらでもあるのですが、息も絶え絶えといったボールペンを握りしめることでやけくそな気持ちになれるのが勉強に向き合う際の自分には合っているようです。
by mukei_font
| 2021-09-05 23:59
| 筆記具・多色、多機能
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