I MUST GO TO AEON.
大文字のアルファベットで脳内に神の啓示が浮かびました。
イオンに行かねばならぬ。
猫町が欲しいと感じたシャープペン(以後シャープX)が以前イオンにあったことは記憶していました。
でも今もあるかどうか分かりません。
まだあるか?
もうないか?
イオンの文具売り場の地図を頭に思い浮かべながらあるとしたらあそこという場所の記憶をたどります。
最後に見たのはいつだろう。
もしあるとしていつ買おう。
お客さま感謝デーか?お客さまわくわくデーか?
いっそそのどちらでもない平日に買ってみようか?
お客さま感謝デーと平日の購入時の金額差はいくらだ?
ええいもう行くしかない。
日の暮れかけた道をイオンへと向かいました。
あるのか?
ないのか?
ある!
値札までかかっているので定番品のようです。
どうだ猫町。
これを鼻先のニンジンとしてお客さま感謝デーまでひた走ってみるというのは?
シャープXを目に焼き付ける。
それもいいかもしれない。
しかし問題は…
お客さま感謝デー当日に仕事が詰まっていること。
抜け出せるのか?
抜け出した一瞬でここに来てシャープXをゲットできるのか?
よくある完全犯罪もののテレビドラマで犯人が犯行を事前に念入りにシミュレーションし、それを実行に移すというものがありますがまさにそれです。
家を出る、自転車に乗る、イオンに到着、自転車をとめて店に入る、足早に2階に上がり…