前回、恥をしのんでなぜあんな馬鹿な記事を書いたのかというと、あの「祝辞」に当てはまらない消しゴムに出会ってしまったからでした。
その消しゴムのすごさを語るにはどうしてもあの「祝辞」を載せる必要がありました。
なぜならあの「祝辞」は猫町の消しゴム観にもとづいた心からのものだったからです。
その消しゴムの名はPLUS・AIR-IN HARD。
なんと使い始めのぶるぶるをほぼ感じさせない初めての消しゴムだったのです。
前回の「祝辞」に書いた通り猫町は消しゴムのぶるぶるを相当苦手としています。
あのぶるぶるの感触が手に伝わるとどの個体も「やわ」に思え、今回こそ失敗したかとひやりとするのです。
やがてかまぼこのような形状になる頃には優秀な働きを見せる消しゴムたちも、あのぶるぶるの四つ角のあたりは本当に信用ならないというか、とにかく毎回落ち着かないのです。
ところがどうでしょう。
PLUSのAIR-IN HARDはごくごく最初こそ角が取れる時に粉をふくようなところがありましたが、あっという間に安定してしまいました。
この状態でこんなに安定した働きを見せる消しゴムは初めてで猫町は度肝を抜かれ、まじまじと見つめてしまいました。
一生…
ついていきます…
そしてクールなシルバーのラインも麗しいスリーブの印象も含めて「シロクマ」という名前を付けました。
シロクマは写真等を眺めている分にはとぼけたかわいらしさがありますが、肉食動物最強とも言われますよね。
もうこの人は「シロクマ」や。
なお、表記を「しろくま」にするか「シロクマ」にするか迷ったのですが、前者だと「すみっコぐらし」の「しろくま」かと思われるので(誰も思わないか)カタカナ表記にすることにしました(漢字表記はいかつすぎるので見送りました)。
四つ角がとれたてほやほやでもうこの実力ですから。
この先どうなっていくのか、楽しみでたまりません。