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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

ザ・自己満足レベルの技能向上。

前回の書き込みはなりすましで実は猫町は…ということになっていると困るので(誰一人しない想像)、「ザ・自己満足レベルの技能向上」について書いておきます。

言うまでもなく猫町は無罫派ですが、無罫の中でもあまり得意ではないことというのがいくつかあり、その中の一つが英語の筆記体を書くことでした。
横書きの日本語なら意識せずとも真っ直ぐに書くことができるのに、英語の筆記体はどうしても真っ直ぐに書くことができずにいました。

もっとも無罫派というのはそれらをも超越した存在なので(そうなのか)、真っ直ぐに書くことが最終目的ではないしあまり気にはしていなかったのですが、毎日いくつかの英文の暗記をして夜寝る前に何も見ず書いてみる、ということを繰り返すうちに英語の筆記体も真っ直ぐに書けるようになってきました。

この数ヶ月、ブログに雑草がぼうぼう生え、小動物が生息できそうな荒れ地になっている間に猫町が得たささやかな技能です。
写真はわざと逆にしてあります。
ザ・自己満足レベルの技能向上。_f0220714_09202476.jpg
おもしろいのは以前書いたものと比べると大して変わっていないところです。
比べると以前からまあまあ真っ直ぐに書けていたのです。
なぜ真っ直ぐに書けないと苦手意識があったのでしょうか。

それは心の問題だったと思います。
経験値が少ないと自分に自信が持てなくなるようなところがあるのかなと思うのです。
回数を重ねるごとに心は太くなっていき、たとえ100%真っ直ぐではなくても(現に100%真っ直ぐではないと思います。それは日本語にしてもそうです)、出来不出来にかかわらずこれでいいんだと平気になり、書くことが楽しくなっていくのです。

これは何事にも通じることだし、無罫がまた一つ大事なことを教えてくれたと思っています。
今、毎晩寝る前にシュタインの2Bの入ったタフシャープ0.7でぬるぬると筆記体を書いている時、夢中になって記憶をたどって書いている時、自分はとても幸せを感じています。

Commented by 猫と文具が好き at 2022-05-21 17:33 x
お恥ずかしいことに僕は普通のキャンパスノートでも意識しないと真っ直ぐ書けないんですよね(日本語・英語問わず)
まあこれから頑張って直します。()
by mukei_font | 2022-04-22 23:59 | 文房具与太話 | Comments(1)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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