以下、私信です(途中から普通の記事です)。
あーやっぱり!
なんとなくそうかなと思っておりました。
覚えておりますよ。
お名前もスッと出てきました。
「一般人すぎて印象に残る感じではない」なんて、ぴよこさんらしいひかえめな表現ですね。
あんなに遠くから来ていただいて忘れるわけがないし、個人的にとても貴重なやりとりがあったので特に記憶に残っているのです。
というのも、たいていのお客さん(ブログの読者さん)は猫町を見て、ブログの印象とまったく同じだ!とおっしゃるのですが(何よりの褒め言葉です)、ぴよこさんだけが実物のほうがいい、みたいなことをおっしゃってくださったんですよ(笑)。
すっかり忘れておられるかもしれませんが…
それ以来何かにつけてこのことを思い出し、(ぴよこさんの中でいったいどんな猫町像が?)と考えて楽しんだり、昔読んだ穂村弘さんのエッセイの中に、穂村さんの文体が「穂村さんに会ったことのない人に実際の穂村さんを『小太り』だと思わせるような文体である可能性がある」と考えるくだりがあり、実際自分も穂村さんに会うまでは小太りな人に違いないと思っていたらむちゃくちゃスッとした男性で「!」と思ったことがあったことなどをぐるぐると思い出したりしていたのでした。
あれからたいぶ年月が流れましたが、お元気ですか。
ぴよこさん以外にも猫町が田舎に引っ越してきたことでお会いできた人たちのことがあれこれ思い出されます。
実はこの6月で(正確に言えば今月の6月11日で)猫町が田舎に引っ越してきて丸10年だったんです。
ケージに入れたハナヲをさげて大阪から帰って来てからもう10年もたったのです。
とうことは文具店員時代の話はもれなく10年以上前の話になりますし、その前の書店員時代の話に至っては20年以上前の話になりますし、学生時代の話なんてもう前世紀の話すぎてもう何の参考にもなりませんよね…
この10年本当にいろいろあって、悩んだりむしゃくしゃしたり後悔したりもう本当にいろいろあって、大きな別れも経験してたくさん泣いて、それでもこうしてまだここに泣き言や戯れ言を言う場所があって、懐かしい方が声をかけてくださって、やはり猫町は幸せですよね。
どうか皆さんもそれぞれに幸せな時間がありますように。
いつもこのブログに立ち寄ってくださる方、時々思い出した時だけやって来てくださる方、たまたま通りすがりの方、すべてのアクセスに心から感謝しています。