今年の夏至は雨でした。
夏至はいつもそんな感じですよね。
たいていどんよりと曇っていて、なかなかすっきりと晴れることがありません。
そんな夏至の日、猫町は久しぶりに手紙を書いていました。
実は最近「すみっコぐらし」のレターセットを購入してしまい、早速使ってみたくなったのです。
4柄の便箋が32枚、封筒が16枚入ったいわゆるボリュームレター。
こんなにいっぱいどないしまんねん…
ねこまっつぁん、あんさん友達おれへんやろ…
そうなんですよ。
仮に友達がいたとしても使う相手を選びますよね。
購入は衝動的なものではありませんでした。
熟考の末です。
というのも、愛用している「すみっコぐらし」の無罫ノートの表紙の中で一番お気に入りのイラストと同じ絵柄のレターが入っていると分かったからでした。
この布団の上にうつ伏せになっている人がとても好きで、疲れた夜にはぼんやりと見つめ続けてしまうんですよ。
というわけでおそらく使いこなせない(=大量に余らせる)であろうことも分かっていながら買ってしまった次第です。
でも買ったからには使ってみたい、ということで親友のうさむしに手紙を書きました。
こうしたボリュームレターというのはかなりぎっちりと手紙が書けます。
何しろ罫幅が狭いですから。
この罫幅にいつもの字を詰め込むと相当暑苦しい見た目の手紙が仕上がりましたが、まあうさむしは見慣れているし大丈夫でしょう。
しかしボリュームレターの本来のターゲットである女児たちはこのレターに何を書くのかしら。
一行とばしに書いたりするのかな。
いや、たとえ一行とばしであっても誰かに手紙を書いているならそれはとても素敵なことじゃないかしら。
さて残りの大量レターをどうしよう…