文紙MESSEの思い出。
2022年 08月 04日
一昨日、昨日と文紙MESSEだったんですね…
かつては文字通り「万障繰り合わせて」参加したものですが、仕事のスケジュールの調整や遠出した後の健康問題(間違いなく体調をくずす)などを考えるとなかなか厳しいものがあり、コロナ前から遠ざかっています。
今は一般のユーザーWelcome!な文紙MESSEですが、猫町が行き始めた頃(2005年頃?)は死んだ目をした業界の人がだらだら挨拶し合うような感じのイベントで、あれこれ質問する猫町はあまりありがたい存在ではなかったと思います。
しかしそのKYトークの一つ一つが猫町の血や肉や骨となっていったわけですが…
最後に参加した文紙MESSE(2017年)は一般客でにぎわう一大イベントになっており、古参の猫町にとってはまさに隔世の感あり、といった感じでしたが、そのどさくさの中、シードのブースで、
「シードの消しゴムはどう頑張ってもひび割れてもげやすいのですが(中学生の筆箱の中のレーダーもほとんど食べられた後のアンパンマンみたいになっている話もした)、あれ以上の品質改良は難しいのですか?」
とストレートな疑問を近くにいたスタッフにぶつけてみたら社長だったということがありました…
社長さんは真面目な顔になってしまい、文紙MESSEのハッピーな雰囲気を壊してしまったみたいで申し訳ないような気分になり、なかなかブログに書けませんでした。
5年たったので許してください。
あのあと丈夫なトンボの「モノタフ」が出たりして、(これはシードが作ったものかしら?あの質問の時は商品を開発中か何かでぎょっとされたのかな?)などとあれこれ想像をめぐらせたりもしたのですが、今ネットでちょこっと調べると「MONO消しゴム」のWikipediaに「2010年代半ばよりシードに委託していた消しゴム製造を自社に切り替え」とあるので、「モノタフ」はシードとは無関係なのかな…
ともあれ、一般のユーザーだから、お祭りイベントだから、と何でも言えばいいというわけではなかったというのは大いに反省です。
いい年をしているのに恥ずかしい限り。
でも社長さんはシードの消しゴムがもげやすいことをあまりご存じなかったみたいなリアクションで、そこは「うおぉい!」と突っ込みたい気分にはなりましたが…
そこは知っとこうぜ。
とまあここまで書いて、そうか、文紙MESSEに行ったら聞きたい話、伝えたい感想、みたいなことが自分にはたくさんあって、それでずっと長い間(文紙MESSEがメジャーじゃなかった頃から)イベントに参加していたんだな、ということをようやく思い出しました。
体力つけてまた行くか。
KYで青い空気をまといながら。
by mukei_font
| 2022-08-04 11:35
| 文房具与太話
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