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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

シオノギクリフター・その2(初心者だから)。

最近本当に体がきつくて(今までもこんなにつらかったであろうか?)と真剣に考えることが多くなりました。
答えは簡単です。
加齢です。

加齢は皆に等しくやってくるものですが、猫町の場合もともと体力がなさすぎるのでもうボロボロです。
やせていていいことなんて何もありません。
特にミドルエイジ期は悲惨です。

未来ある若人たちよ。
見せ方の上手いティックトッカー等に影響されて変なダイエットなどしては絶対駄目ですよ。
健康以上に大事なものはありません。

さてそんなヨボヨボ猫町が今一番使っているのは少し前に記事にしたこちらのボールペン。
シオノギクリフターです。
使いながら思ったのは自分はこの手の多色ボールペンを使うのはほぼ初めてなのではないかということです。
「この手の多色ボールペン」というのは「黒や赤や青の色が付いたレバーを押し下げることでペン先を出して書くタイプのプラスチック軸のボールペン」ということです。

唯一使ったのがトンボのリポータースマートですが、しかしこれはすべての芯を青色にして「BLUE-4」なるボールペンにカスタマイズしてしまったので、多色ボールペンを使ったことにはならないような気がします。

猫町が多色や多機能を使うこと自体あまりないのですが、仮にあったとしてもそれは三菱のスタイルフィットやZEBRAのプレフィールのようなカスタマイズペンであったり、OHTOやPILOTの高級ライン寄りの多機能ボールペンであったと思います。

そういう意味でも新鮮で、自分でもおかしいくらいシオノギクリフターを手に取ってしまうのですが、新鮮は新鮮でもいろいろ問題はありまして…
一番は書き出しが必ずかすれる問題。
それも絶望的にかすれてしまう。

これはほんまにあかん。
普通に一番あかんやつ。

まあ書き出しにかすれるということになるとアクロボールもブレンもかすれるのですが、低粘度の油性ボールペンの書き出しがかすれるのと、オーソドックスな油性ボールペンの書き出しがかすれるのとでは後者のほうがやはり「重い」のです。

ということで、最初に「ぐるぐるッ」をやらないと仕事にならないので机の上にいらない紙を置いて「ぐるぐるッ」としています。
昔はこういうボールペンが多かったはずなのにそのあたりのことも忘れてしまっているんですね。
シオノギクリフター・その2(初心者だから)。_f0220714_00234489.jpg
それとも昔はもっと筆圧が高くて最初からオラオラァ!みたいな感じで書けていたのでしょうか。
それもあるかもしれません。

昔のボールペンで書かれた日記や帳簿などの最初の文字がかすれているのかの大規模調査みたいなのがあればおもしろいだろうな。
書き出しがかすれるともう一度同じ部分をなぞるものの上手く線が重ならず結局汚い字になることが多いと思うのですが、そういうのをたくさん発見して興奮してみたい。

こんな感じで猫町は今昔の重たい油性インクを搭載した三菱のクリフターに夢中なのです。

by mukei_font | 2023-08-14 23:59 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(0)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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