猫町とキッズ&ティーン6(キッズ、ティーンにおける文房具の現実)。
2024年 06月 19日
おそらくこれを読んだ多くの方が想像したのは「ティーンに人気の文房具」だとか「最近の子どもたちは筆圧が弱い」といった話ではないかと思うのですが違います。
猫町と勉強しているキッズやティーンというのは(特にティーン)とにかく勉強が大嫌いな人たちなのですが、その人たちとの文房具を介したバトル的なやり取り、という意味での「現実」なのでした…
例えば彼らは宿題をやって来ない言い訳の天才なのですが、その中には文房具にからんだものもあり、
・新しいノートが家になかった
・前のノートは残り少なくなったので違うノートにしたがそれを忘れた
などなど、かわいそうにノートのせいなどにされてしまうわけです。
が、猫町は文房具に関してはかなり厳しい人間なので、そういうつまらない言い訳に文房具が利用されることに我慢できず、かつては「ごほうび文具」として頑張ったティーンらにあげていたノートを今や彼らに消耗品として与え、その消費や行方を注視するようになりました。
さらにノートだけでなくあらゆる文房具を彼らの言い訳封じに与え、それらを観察する日々なのであります。
それが「キッズ、ティーンにおける文房具の現実」の意味であり、実に学びのある「現実」なのです。


