前回の続きです。
シャープ芯こそが芯界の最高峰である、と猫町は思っています。
理由は、
1:見た目では太さくらいしか分からないこと
2:取り扱いが難しいこと
3:芯径さえ合えばどのシャープペンにも入ること
の3つです。
これらはビギナーにやさしいボールペンの芯などと比べてみるとよく分かることですが、例えばボールペンの芯には品番が書いてあるので1の問題はクリアできます。
またボールペンの芯にはその辺に転がしておいても紛失したり折れたりしない程度の大きさと丈夫さがあるため2の問題もクリアできます。
シャープ芯の場合2の問題は1の問題とも相俟って、その辺に転がしておくなどもってのほか、1本だけを取り出して保管しておく場合は袋から自作しなければならず、その管理においても「本当にこれが@@というメーカーの@@というシャープ芯なんだ」ということを相当しっかり付記しておかなければあっという間に何の芯か分からなくなってしまいます。
それどころか今自分がシャープペンに入れて使っている芯さえうっかりすると分からなくなってしまうというスリルとストレスが付きまとうのです。
もちろんこうした話は例えば1種類のシャープ芯しか使わない方にはぽかんとしてしまうような話かもしれませんが、いろんなボールペンをじゃらじゃら使うのと同じようにいろんなシャープ芯をじゃらじゃら使うのは難しい、という話をさせていただいております。
3つめの互換性に関してはボールペンの場合は芯と軸との組み合わせに限界があるためできる範囲で楽しんだり納得したりできるのですが、シャープ芯の場合は芯径さえ合えばどの軸にも入るので書き心地等の議論が果てしなくなってしまうという難しさがあります。
以上のような理由で自分はシャープ芯を芯界の最高峰と位置づけ、常に深い畏敬の念と高い緊張感をもって接している次第であります。
1本の芯を使い切った時などは充実感で胸がいっぱいになり、新しい芯を入れる時は間違いなく確実に軸に入れる必要があるため、必ず芯はペン先から1本だけをトントン、スーーーーーッ…と入れることにしています。
ということで、前回の「11/11」の中身はこちら。
ぺんてるばっかりやないか!(ビシッ)。