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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

猫町と断捨離・その3(べたべたとぐるぐる)。

年初に立てた計画ってだいたいどのくらいで挫折したことになるのでしょうか。
これは「中断」や「停滞」ではなく「挫折」なんだとはっきり分かるのはいったいいつなのでしょう。

もう6月なのでそろそろ認めざるを得ない感じになってきましたが、猫町の断捨離はほぼ「挫折」に近い状態です。

もし冒頭の問いに対する答えが「年内はまだその判断を下さなくていいよ」とか「せめて夏を越したあたりで考えることじゃない?」などの場合はまだ「中断」あるいは「停滞」なのかもと思えますが言葉遊びをしていても仕方がありません。

猫町の断捨離が上手くいっていない原因の一つは「捨てないで取っておいたことで成功した事例がいくつもある」ことです。
替芯の実験しかり、サインペンの実験しかり、普通の人にはゴミのように見えるものを後生大事に取っておいたからこそできたことです。

こうなってくると断捨離は研究の敵とまで思えるようになり、文房具に関しては捨てるものがほとんどないことに気づくのでした。

もちろん初回の記事に書いた、

・壊れた文房具
・自分が使ったものではないペンで傷んだもの
・自分がもらったものではないノベルティのペンでしかもまったくときめかないもの

は気持ちよく処分できるのですが(それでも部品は取っておいたりする)、それ以外はすべて研究材料ということになるともう文房具はこのままでいいのかも…

最近処分することに成功した文房具はぺんてるのネコ柄エナージェルのハチワレ軸です。
残念なことにグリップ部分がべたべたになってしまいました。
べたべたは消しゴムでこするなどして少し許せる感じになったのですが、軸にひびが入っており、グリップがぐるぐる回り続けるのでさよならすることにしました。

同時に購入したシャム軸はなんともないのが不思議ですが、ハチワレ軸は家人が別の芯を中に入れて傷だらけになるまで使ったのでよしとします。
ラバーグリップのものは時々べたべたになってお別れすることがあるのですが、その点やはり木軸のほうが持続可能な感じでいいのかな。

ティーンにもらった竹製の万博ボールペンを大事にしようとあらためて思いました。


by mukei_font | 2025-06-09 19:08 | 文房具与太話 | Comments(0)
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