猫町フミヲの文房具日記
by 猫町フミヲ@無罫フォント
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カテゴリ:文具屋日記( 119 )

SmaSTATION!!その後。

なんだかんだで「SmaSTATION!!」に振り回された一週間。

問い合わせが多かった文房具ランキングは以下のとおり(猫町調べ。同僚からの聞き取りおよび客注になった件数などから判断)。

1位:トライアングルクリップ(YAMASAKI DESIGN WORKS)
2位:デコラッシュ(PLUS)
3位:マルチボール(PILOT)

とにかくトライアングルクリップ。
これがダントツ。
が、悲しいかなわが文具店では取り扱いがないのであった…
ハンズとかロフトにはあるのかしらん…

デコラッシュはあれですよね。
いつぞやkekoponさんが「硬派な猫町さんはスルーでしょうけど」ってデコラッシュをコメント欄で紹介してくださり、(そうかこのブログは硬派だったんだ…)と勘違いした小生が後日そう書くとテトラさんに「このブログって硬派だったんですか?」と言われたあれですよね…

先ほどのトライアングルクリップが男性からの問い合わせがほとんどだったのに対して、こちらのデコラッシュは女性からの問い合わせがほとんど。
それも案外高齢の。
やっぱり若者はテレビを見ていないのかな。
それとも若い子たちはもう知っているのかしらん。

あまりにも問い合わせが多かったので、置いていなかったのに置くことになったデコラッシュ。
昨日入荷してました。
同僚たちは大はしゃぎ。
せめて猫モチーフか蛇モチーフがあれば小生も…

マルチボールはこういうテレビ番組で取り上げられては注目され、やがて忘れられ、売り場の片隅で行き場を失った頃にまた何かで取り上げられ、再び新商品のように注目を集めるということをえんえん繰り返しているボールペン。

「SmaSTATION!!」後に颯爽とマルチボール片手に登場したPILOT氏は「もー反響があって大変」とうれしい悲鳴。
「ねこまっちゃんまたPOP書いてよ」
すみません今思い出しました…

そのほか問い合わせはなかったがさりげなくいつもよりも売れたものとしてはコクヨのネオクリッツ
こんなにネオクリッツを売った週もない。

ネオクリッツはスターバックスやマックで勉強している学生さんが使っているのをよく見かける。
もちろん文房具刑事である小生はその中の筆記具を光速でチェック。
ちなみに高確率で入っているのはPILOTのS3シリーズのシャープペンシルと三菱のクルトガ。
本当にユーザー多いなあと思う瞬間。

最後に一つだけ。

加圧式ボールペンの問い合わせ一切なし。

(´_ゝ`)
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by mukei_font | 2011-10-29 01:52 | 文具屋日記 | Comments(6)

恋相棒帰る。

あまり喜ばれないと思うが、恋人との再会について書かせていただきたい。
いくらクローン技術によって常時再生が可能とはいえ、小生にとっては唯一無二の存在。
まさか再会できるとは思わなかった。

休憩中に通りかかった事務所のパソコンの前に二代目を発見した時、大げさではなくそれは光って見えた。
ジェットストリームを使っているスタッフなんてたくさんいる。
現に白いボディに黒いラインの入ったジェットストリーム0.5はカウンタにもあるし、事務所にもある。

が、それは青いラインが入っていた。

軸の中央の透明の部分を見る。
インクが減って見えなくなっている。
二代目と確信した。
そのへんに転がっているペンのインクがこんなに減るはずがないからだ。

言葉もなく立ちつくしていると社員のP氏がやって来た。
聞かれてもいないのにペンが見つかったことを報告。

P「あーパッと人の取ってそのまま持って行ってまうとかあるからなー(笑顔)」
P「あ、でもそれほんまに自分の?(笑)」
猫「中に目印書いてたんで(まだ確認してないけど)」
P「よかったやん!」

そのあとでこっそり分解したら無事日付入りのSXR-5が登場。
うれしかった。
もう会えないと思っていたから。
本当に本当にもう会えないと思っていたから。

なくしてむきになってコイルコードジェットストリームを装着した小生をあたたかく見守ってくれた同僚にも報告。

「むっちゃうれしいやろ!分かるわ!テンション上がるなあ!」

普段はめったなことでは笑ったりはしゃいだりしない小生も今日ばかりはすべての語尾に☆とか♪が付いている状態。
要するに浮かれていた。

それにしてもいったい二代目はどんな旅を…

パソコンの前にあったということは犯人は社員の誰か。
店長か?課長なのか?それともP氏かQ氏か…
なくしたのは14日で夕方まではあったからその日の閉店までいた人間が怪しい。
カレンダーを盗み見る。
当番は誰だ。

ぬ…?

まあまあまあまあ。
なにしろ再会できたのだからもう何も言うまい。

小生の恋人。
ジェットストリームが好きなんじゃない。
このジェットストリームを愛しているのだ。
f0220714_2132139.jpg

それにしてもよくなくすよなあ…
これ系の記事多いぞ。
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by mukei_font | 2011-10-26 22:00 | 文具屋日記 | Comments(4)

加圧de多色。

無罫フォントの法則(今作った言葉。このブログで取り上げた文房具について、記事にした翌日にしばしば問い合わせを受ける偶然の現象を指す)で、今日は加圧式ボールペンの多色はあるかという問い合わせを受ける。

寝床で上を向いて書くことの多いらしいお客さんは三菱のパワータンクのヘビーユーザーで、いちいち黒や赤を持ち替えるのがしんどいとのこと。
なるほどそういうニーズもあるんだなあ。

加圧式ボールペンの多色は現段階ではない。
出る予定についてもまったく聞いていない。

実はこれ小生も聞いてみたことがあるんです。
PILOTのダウンフォースが出た時に、これって多色にできるんですか、と。
その時の返事は「NO」だったが、本当のところはまだ分からない。
小生が知らない世界ではがんがんに研究が進められているかもしれないからだ。

でも実現可能性を考えると加圧式の多色は三菱のパワータンクみたいに芯が加圧されているタイプがいいように思える。
PILOTのダウンフォースやトンボのエアプレスのように加圧機構が搭載された軸での多色をうまく想像できない。

パワータンクの芯(SNP芯)は非常に太く、このままでは多色は不可能だが、「パワータンクスマートシリーズハイグレードモデル」に入っている金属芯のSJP芯はSNP芯ほどではない。
ごろんとした軸にして2色なら入るのではないか。

ただでさえ地味な加圧式ボールペンにどれくらいメーカーが本気になってくれるかは分からないが、「加圧で多色」が実現したらそれはそれでとても楽しいことだと思うのだがどうだろう。
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by mukei_font | 2011-10-21 23:06 | 文具屋日記 | Comments(10)

むらむら文具。

コイルコードジェットストリーム快調なり。
ときどきポケットに入り損ねてバンジージャンプ状態になるのもご愛嬌。
「前からそんなんしてたっけ?」と目をむく同僚たち。

へへ…
リニューアルされてんからよ。
そこんとこヨロシクだぜっ。

さて。
今日入荷したある文房具のことでもやもやもやもやしている。
むらむらむらむらしている。
買った後のことを冷静に分析するクールな猫町と、欲望のおもむくままにだらだらとよだれを流すケダモノの猫町がせめぎあっている。

話し合いが終わった。

明日、開店と同時に買うことになったそうです。
よっしゃーーーーー
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by mukei_font | 2011-10-17 22:59 | 文具屋日記 | Comments(0)

反省会とガラスの靴。

なかなかに疲れている。

先月の半ばから他店に異動になってしまった同僚と久しぶりに落ち合い、仕事帰りに吉野家で牛丼を食べたのだったが、満腹になったという油断と週末であるという油断から痛恨のミス。
ごちそうさまでしたーお会計お願いしますーというタイミングで、なんと店員に「(こちらへ)どうぞー」と声をかけてしまう。

どうぞー、じゃねえ。
お会計する側じゃなくてされる側だった。
連日レジの中からお客さんの列に叫びまくっている習慣恐るべし。
店員苦笑、同僚爆笑、小生退場の一幕だった。

あー
いろんな店での「いらっしゃいませー」の連呼に反応しようとする衝動を抑えることで勝利した気分になっていたが、まさかこんな落とし穴が。
でも、長蛇の列を気持ちよくさばくのって本当に大変なんです。

閑話休題。

まあそんなわけで連日頑張って文房具を売っているわけですが、店全体、あるいは会社全体の売上はともかく猫町的にはなかなかの好成績。
「また買いに来る」という儚い約束を交したお客さんたちが本当にそれぞれに買いに来てくださり、セーラーのプロフィットが、PILOTのカスタム74が、カスタムヘリテイジ912が、あるいはタイムラインが、グランセが、そして色彩雫の新色たちが…

もちろんいいことばかりではなく、例えば長蛇の列とスタッフの人手不足ゆえに、追究したら解決できたかもしれない替芯を断らざるを得なかったり。
一目見ただけで替芯を言い当てられるということは、一目見ただけで時間がかかるかどうか分かるということなので、これはもう仕方がない選択だった。

あーあのペンを持って来た人は「チッ…使えねー店員だな」と思っただろうな。
「所詮この程度の実力か」と思っただろうな。
もしかしたらそれがシンデレラのガラスの靴を持ったお城の使いだったかもしれないのに、肝心なところでうまく立ち回れない小生。
ガラスの靴が遠ざかって行く。

そんな反省会を連日繰り広げて泥と化していたここ数日でした。
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by mukei_font | 2011-10-01 23:33 | 文具屋日記 | Comments(0)

LIFE展示会2011。

本日LIFEの展示会。
昨年は東京でしか展示会がなかったので二年ぶり。

展示会で見た商品については自由に書いていいと言われましたが、まだ北海道での展示会も残っているし、エイムックの「NOTE&DIARY Style Book 」にもいずれ取り上げられるのではないかと思うのでざっくりとだけ。

新商品、素敵でした。
横罫派も方眼派も無罫派も納得のノートたち。
綴じ派もリング派も大満足で大興奮のノートたち。
ノーブルノート以降、中紙のクオリティをハイレベルに保ったままの商品展開には頭が下がります。

今回あらためて思ったのは「LIFEって本当にノートの会社なんだな」ということ。
今さら当たり前のことなんですが、LIFEの意図するノートは「本当のノート」。
ページをちぎるためのミシン目なんて入っていない「本当のノート」。
言わば「帳面」。

近年のLIFEはそのハイセンスさやハイクオリティにばかりに注目されがちですが、LIFEの本質はノートへのこだわりと誇り。
イメージも品質も大切ですが、もっとも重要なのは根底にある哲学。

その素晴らしいノートと戯れているところを想像すると、もう諭吉とか一葉とか英世とかどうでもよくなる(冷静になれ)。
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by mukei_font | 2011-09-16 00:03 | 文具屋日記 | Comments(0)

クイズヒントでブング。

店頭でのお問い合わせにはいろいろあるが、中にはほとんどクイズのようなものもあり、われわれは常に試されている。

さて、本日閉店間際に来た男性客の第一声はこれだ。

「ペンあるかな。書きやすくて気に入ってんねんけど」

これはかなり時間がかかりそうな予感。
だが、くじけずに質問開始。
それがいったいどんなペンだったかを思い出してもらわなくては。

「ボールペンですか?サインペンですか?」

なんとなくこういう漠然とした問い合わせの場合、意外とサインペンだったりすることが多い。
猫町コンピュータはぺんてるのサインペンやZEBRAのサイジケアあたりを候補に浮かべる。

「ボールペンやったと思う。とにかく書きやすいねん」

ぬう。
これだけ書きやすいを連発されるとやはりジェットストリーム、ビクーニャあたりの新油性か。

「確か100円やったわ」

なにィ…ということはスラリか。
いまいちイメージが…

「あと、ペンの頭が真っ平ら!」

じゃあスラリじゃないやん。

「それはノック式ですかキャップ…」

と言いかけて、ひらめいた。

「これちゃいますん?」

正解はこちら。
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by mukei_font | 2011-09-12 23:48 | 文具屋日記 | Comments(3)

布教!布教!また布教!!

ちょっといい話。

昨日カウンタで、PILOTの展示会で見たものや聞いた話について忘れてしまわないよう、自身のノートにちょこちょこメモを取りながら仕事をしていると、「そのノートはどこにあるんですか」とお客さんに聞かれた。

そのノートとは以前ご紹介したリヒトのツイストリングノート
ただし猫町流にあれこれカスタマイズしてはいるが(リヒト・ツイストリングノート(後篇)。参照)。

それが当初の商品からかなり姿を変えたものであることを詫びながら、リヒトのツイストリングノートのコーナーへご案内。
最初はてっきりツイストリングノートをお探しなのかと思っていたが、話を聞いているとツイストリングノートについては知らず、ただ単に小生の無罫のリングノートに惹かれて声をかけたとのこと。

おお…
無罫派…

もううれしくてうれしくて、ツイストリングノートの説明からノートのカスタマイズ方法までを熱く語った。

リーフの差し替え方法。
リーフのレイアウトは3種類あること。
リング径の大きいのもあること。
すでにあるリングノートを分解して利用する方法もあること。

感動してちゃんとノートと無罫のリーフを買ってくださいました。

こういうのが一番うれしい。
結局こういうことがしたくて文房具屋で働いているのだと思う。
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by mukei_font | 2011-09-08 23:59 | 文具屋日記 | Comments(2)

PILOT展示会2011。

帰宅してから目が回っていることに気づいた。
マンガみたいに目が蚊取り線香のうずまき状態。
ザ・オーバーヒート。

本日PILOTの展示会。
例によって例のごとく燃え尽きてまいりました。

が、三菱の展示会と同様、新商品の情報については慎重になったほうがよいと判断し、まああたりさわりのないことだけをつらつらと。
本当は今すぐにでも叫び出したいことばかりだが、炎上や祭りはNO。

さて、展示会もここまで回数を重ねるともうそろそろ質問することもなくなってくるだろうと思うのに、なぜ質問というのはとめどなくあふれてくるのだろう。
初めてものが目に飛び込んで来た瞬間からそれはこんこんとわき出し、手に取るや否やあふれ出してしまう。

今回は色彩雫の新色も蒔絵万年筆もすでに入荷してしまっていたので、もしかしてそんなに新商品がないのかと思いきや、万年筆あり、多機能あり、シャープペンあり、ボールペンあり…まさに会社上げてのバイバイン状態。
恐れ入りました。

会場へは社長や他店の店長と一緒に行ったはずがすぐに群れから離れて放牧開始。
まず高級筆記具から丹念に見ていく。
たぶんうちの店には置かないであろう(置いても売れないであろう)高級な筆記具についてもすべて見ていく。
納得するまで質問し、できるだけ理解し、自分の言葉で説明できるか頭の中で転がしながら見ていく。

近年PILOTの多機能はなかなか良い進化を遂げている印象。
「2+1RiDGE(リッジ)」あたりから回転式の多機能が出て、なんだかぐっとカジュアルになった感じ。
PILOTはずっとツイストノック式の多機能にこだわっていたらしいが、見た目も使い勝手も「2+1RiDGE(リッジ)」のほうがいいし、実際売れてもいる。

ちなみに高級筆記具の多機能のところにいる人は毎回同じ人だと思うのだが、毎回丁寧にあれこれ教えてくれて、本当に勉強になる。
この人のおかげで薄汚い格好をしていても小生は高級筆記具を売ることができると信じている。
今回も蘊蓄すべて記憶しました。
ありがとうございました。

色彩雫コーナーでは目論見どおり色見本を作成。
スキャナ氏で頑張ったんですがなんかいまいち…
紫式部は「紫SHIKIBU」と書くか迷ったが(迷うなよ)、店で使うつもりの色見本なのでぐっとがまん。
f0220714_23144580.jpg

あ、ここで先日の記事を訂正。
色彩雫で人気のインクを先日は「月夜」「山葡萄」「山栗」と書きましたが、今は「月夜」「紺碧」「山葡萄」らしいです。
前は前者のように言っておられたように記憶しているが、まあ「月夜」が不動の一位ということで。
しかし「紺碧」みたいなちょっと使いにくい青が人気かあ…
そこは「朝顔」やろと思ってみたりして。

閑話休題。
こんなペースで回っていたら何時間あっても足りません。

「猫さん、食事行こか」
「まだここまでしか見てません」
「三分の一も見てへんやん!」
「すみません」
「とにかく食事はしといたほうがええ思うねん…(´_ゝ`)」
(中略)
「猫さん店帰らんのやったらビール飲んだら?」
「ちゃんと帰ります」
(中略)
「さあ戻って続きみよか」
(放牧)
「もう社長帰ったで。オレ(←他店店長)もそろそろ帰るわ」
(放牧)

こんな感じで新商品、比較的新しい商品、ど定番商品、すべてなめまわすように見て回り、悔いの残らないよう勉強してまいりました。

シャープ芯のコーナーではまだシャープロが途中なので100%の理解はお預けとしても、前回よりシャープ芯にふれていることもあり、書いてある宣伝文句や実験結果がすんなりと頭に。
しかし、ナノダイヤ、シュタイン、グラファイトの3つが高品質で争っているという事実には変わりがなく、やはりこの3者の見分けが最後までつかないのではないかという不安再び。
早く最後まで実験を終えなくては。

その他ボールペンのコーナーではDr.グリップGスペックのバランスについての実験あり、アクロボールのインクとチップの実験あり、ダウンフォースの加圧実験あり、文化祭みたいなノリで楽しい。
常時こんな展示物やセットがあったら、芯のトラブルの説明もらくちんなのになあと思いつつ見て回る。
もう毎回あれこれやいやい質問しすぎて、あちこちで「あ、いつもの(変な人来た)」みたいな感じ。
すみませんねえ。

まあこんな感じで、肝心の部分にはまったくふれられずにアホみたいですが、約束なんでおゆるしを。
ちょこちょこPILOTのホームページをチェックして、情報が載っていたら補足してあれこれ書きたいと思います。

それにしてもあらためてPILOTはすごい会社でした。
まさに王者の風格。
高いものから安いものまで。
その背後にある圧倒的な技術力。
恐れ入りました。

が、それでも特定のメーカーに肩入れしないのがこの「無罫フォント」唯一の矜持。
どんなに素敵な人が開発していてもそれはそれ。
これからもジェットストリームやハイブリッドテクニカやプロフェッショナルギアスリムへの愛は叫ぶはず。
じっくりと文房具を見て、使って、感じて、それを店頭であるいはこのブログで伝えていくことを続けていきます。

以下余談。

会場で親友で同業者のうさむしにばったり。
「フミチャン…モイキ…」

そのあとにうさむしから来たメール。
「体の角度が他の人と違ってすぐ分かったよ」

のりだしすぎてたらしいです。
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by mukei_font | 2011-09-07 23:59 | 文具屋日記 | Comments(4)

文具王あれこれ。

さて。
話を数日前に戻して、文具王のことを書いておこう。
もうこんな素敵なことないかもしれないのだし。

展示会に出かける時にさんざん騒いだので、店に戻るといろんな人に感想を聞かれた。
「会えたんですか」
「何を話したんですか」
「どんな人なんですか」
「サインもらえたんですか」
「会えたし話せた。いろんな文房具の話。今日は冠かぶってなかった。サインはもらった」

ちなみにサインはこれ。
f0220714_13454580.jpg

出かける前に「サインサイン!」「ペンペン!油性ペン!」と騒ぎながら小生が探していたのはPILOTの丸芯ツインマーカーだったが、実際に持って行ったのはZEBRAのハイマッキー
これしか見つけられなかった。
丸芯のほうがいいのではないかと思ったが、ちゃんと角芯でかわいくサインしていただきました。
有名人は違うなあ。

しかし本質はそんなことではないのだった。
文具王の素敵さは文具王が普段使いしている文房具からばっちり垣間見ることができるのだった。

例えば文具王が胸元から取り出した筆記具はジェットストリーム4+1の0.5(ボルドー)。
文具王だからといって特別な筆記具を使っているわけじゃない。
さらに冷静に考えると自社製品(=サンスター)でもないのだ。

おそらく無数にある中から一番最適なものを選択しているだけのことだろうが、文房具マニアなら当然のこの姿勢も実際は結構思い切ったものだ。
なぜなら基本的にメーカーの人間は自社の製品を使うことがほとんどだから。
少なくとも人前では。
展示会のような場ではなおさら。

もちろんサンスターは筆記具に特化した会社じゃないから、PILOTの人が胸元にジェットストリームをさすことほどむちゃくちゃなことはないかもしれないが、まあ取り繕おうと思えば取り繕えるわけで、しかしそういう事情はさておき自分の感覚に快なものをごくシンプルに選びとっている感じが非常に文具王的に思えた。
文具王的というか、文房具マニアなら当然そうなるやろなみたいな感じというか。

こういうスタンスはすべての文房具について言えることで、文具王が仕事用に使っていると思しきノートはまさにそれを具現化したものと言えた。
それはちょっと前に理想の蛍光ペンについて考察した時の、ZEB菱ッてるンボの「フリクションハンディマイルドウインドウコート」みたいな感じの合体怪獣のノート版。
ツイストリングノートとニーモシネとMDノートが合体した「ツイストニーモシネMD」。

A4サイズのニーモシネを本体としながらリング部分はツイストリングノートB5のリング。
中のリーフにはニーモシネだけじゃなく、A4サイズのMDノートも。
これにはカールの製本機トジックルのグリッサーを使用して穴を空けたとのことで、きれいな角穴が。
角穴派の小生はそれだけでもううらやまし悔しい。

こういう工夫も「単にできたからやってみた」というのではなく、あくまでも自身の使用体験から得られた快を追究している点に非常に共感。
もちろん皆が多かれ少なかれそういう工夫をしているものだが、そこに知識が加わると物事というのはめりめりと前に進むものだなと感じたしだい。

ということで、同僚たちに聞かれた文具王の魅力について一言で言うと、「ほとんどうちの店で売っているものを上手に組み合わせて楽しそうに文房具を使ってたことかな」。

最後におまけ。
文具王が話しながら作ってくれたカブトムシ。
子どもに話す時にするパフォーマンスらしい。
紙を二つに折り、ビクトリノックスのアーミーナイフでチョキチョキチョキチョキ。
いったい子どもにどんな話をするんだろうか。
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たわむれに愛猫ロドリゲス(仮名)にすすめてみる。
遊んでいいよー
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が、しつこくけしかけすぎて明らかに目をそらされてしまった。
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by mukei_font | 2011-08-28 14:50 | 文具屋日記 | Comments(2)