猫町フミヲの文房具日記
by 猫町フミヲ@無罫フォント
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カテゴリ:筆記具・多色、多機能( 42 )

ぺんてる・アイプラス。

たくさんのコメントありがとうございます。
なかなかお返事ができず、雪だるま式に借金が増えていっている気分の猫町です。

さて、「斜めに芯が出てくる以外の構造の多色・多機能ボールペン」についてですが、これまでにもブログのあちこちで「斜めへの不満」を書いてきたようにも思いますし、おそらく大勢の方がそう思われていることだと思いますので、別に鋭い指摘でもなんでもないですよ…

がりぃさんがおっしゃっているように「真っ直ぐに穴をめがけてシャッ」というのはまさしくぺんてるのスーパーマルチ8(エイト)そのものですよね。
実は小生もなんとなくマルチ8を思い浮かべながら書きました(なんじゃそりゃ)。

でも「今は想像もつかないが、頑張ったら実現可能なまったく別の構造」があったら楽しいなと夢見てるんです。
存在していないから今は分からないけれど、ひとたび世に出ると、どうして今までこうじゃなかったんだろうというくらいしっくりくる構造みたいなものがあればおもしろいなと。

なぜぺんてるのアイプラスからこういう話になったかというと、アイプラスが登場する前の選べる多色・多機能のスリッチーズにどうにもこうにも不満があったから。
スリッチは単色だといいのに多色のスリッチーズになった途端どうにも使いにくい。
ニードルチップは大好きなのになぜ?と考えた時に、多色ゆえに斜めから芯が出てくること、そしてニードルチップは斜めの影響をより受けやすいことに気づいたのです。
何しろあの細さに斜めから力が加わるわけですから…

で、アイプラスですが、スリッチーズと異なるのはインクの種類が増えた点と、あらかじめシャープペンが仕込まれたホルダーがなくなり、完全に1から好きなペンやシャープペンを入れられるようになった点のみのようですね。
確かにビクーニャやエナージェルファンの方には朗報ですが、すでに「ニードルで斜め」を使いづらいと感じてしまっている身としてはうーん…と思ってしまいます。

先ほどの「夢の多色・多機能」の話に戻りますが、仮にマルチ8式にするにしても、マルチ8はぺんてるの商品ですし、自社の弱みを自社の強みで解決できるなんて素敵!と思うのですが、やらないのは芯の規格から変える必要があるからでしょうね。
芯径が細くなるとそれ用のインクの開発も必要になってくるし、ゲルインクだとあっという間にインクがなくなってしまうという欠点もあります。
その割に値段の高い芯になるでしょうしね。

おそらくアイプラスは女子高生などの若い人たちにアピールしたい商品だろうし(初音ミクとコラボしたり、イヤホンジャックアクセサリーでカスタマイズできるようにしている点からも)、今さら芯径を変えて高価なマルチ8式に…なんてあまりにも方向性が違いますよね。
でも、あの斜めな感じ、気になるけどなあ。
ニードルは特にしなるような感じさえして落ち着かないというか。

まあなんでもかんでも買わなくてもいいか。
好みのブルーもないことだし。
とかなんとか言いつつ「研究」と称してホワイト軸あたりを買ってしまうのが猫町なのですが。
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by mukei_font | 2014-04-17 22:08 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(2)

色ペンの誘惑。

ダイアリー用の筆記具にスタイルフィットシグノの赤や青や緑を選んだ話は以前書いた(手帳用筆記具(一人会議続き)。参照)。
今日はこの中の緑色について取り上げてみたい。

前回もちらと書いたが、とにかく小生は色ペンというものを使わない。
赤色さえもろくに使わない。
ほとんどを黒か青かブルーブラックですませてしまう。
まれに手紙にシグノのブラウンブラックやグリーンブラックなどを使うこともあるが、いわゆる鮮やかな色味の色ペンにはとんと縁がない。

そこにきて今回のスタイルフィットシグノの緑である。
緑色のインクのペンを使うのは、おそらく文房具屋で働いていた時以来。
POPやサンプルを作るのに、店頭にサンプルとして出しているボールペンを使わせてもらったことならある。
が、個人的に購入したのはいったいいつまでさかのぼらないといけないだろう。
20年さかのぼっても筆箱には入っていない気がする。

そんな緑色のインクに実はメロメロという話なのだった。
なんですかこのみずみずしくも美しいグリーンの色味は。
書くたびにまじまじと見つめてしまう。

小生は青には少々うるさいものの緑にはまったく暗く、なのでこれがZEBRAのサラサに比べてどうだとか、PILOTのジュースに比べてどうだとかいったことは一切分からない。
が、別に緑色のインクについて詳しくなりたいわけではなく、今とてこのスタイルフィットシグノのリフィルを無事に1本使い切れるかドキドキバクバクしているレベルなので、他のものについてはそっとしておく。
ただ、これまであまりにも縁のなかった鮮やかで明るい色味に馬鹿みたいに見とれているだけなのだ。

不思議なもので、字はいつもの字であるはずなのに、見慣れない色のインクで書いただけで心なしか楽しげに見える。
ダイアリーにおいて緑色は出費担当のカラーで、全然喜ばしくないはずだが、なんだかうるうるして見える。
危険なことに、買い物をしてレシートをもらうと(また緑色が使える)と胸が高鳴ったりする始末。

こんな自分が遠い記憶の中にある「おまじない」を思い出すのにそう時間はかからなかった。
確か緑色のペンで書いた恋文を肌身離さず持っていると両想いになれるとか何とかいった類いのおまじないだった気がする。
「グリーンインク」だったかそんな感じの名前の。

しかし、あのおまじないを知った当時は80年代。
いったいどんな緑色のペンがあったのだろう。
まだHI-TEC-Cもないし、せいぜい油性ボールペンの緑?
自分が実際にこのおまじないを試したのかどうかがどうしても思い出せないのだが(用心深い子どもだったのでやっていない可能性が高い)、もし書いたとして油性ボールペンの緑だろう。
いつぞやあむさんが持っておられた緑色のスーパーSを自分も持っていたから。

それとも、もしかしてこんな感じの色ペン?
甘いにおいがついたりしているこういうファンシーな水性ペンが筆箱に入っていた時代、それこそが80年代。
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などと思っていたら、なんとまだその本を持っているではないか。
これが表紙。
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裏表紙はおまじないの人気ランキングになっていおり、グリーンインクは4位。
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中を確認してみるとおまじないの内容はだいたい記憶どおり。
が、「グリーンのインクで」とあるだけで、ペンの種類についての言及はなし。
ボールペンで、とも、サインペンで、とも書いていない。

もしかして万年筆のインクということも考えられたりして。
わざわざおまじないのためにそこまでする?と思ったりもするが、今よりもインク瓶が身近にあった時代かもしれず(現にPILOTの30mlのインクのシリーズに以前は緑色もあった)。

でも、肌身離さずということで、本当に肌に密着させるみたいに書いてあるし、万年筆のインクだと大変なことになりそうな予感。
ということで、もし今このおまじないをしてみようという方がおられたら、耐水性ありのゲルインクボールペンの緑(つまりはスタイルフィットシグノの緑)なんかがいいんじゃないかと思います。
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by mukei_font | 2013-11-21 21:21 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(12)

スタイルフィットとプレフィール、お詫びと訂正。

一昨日、昨日と大阪、神戸文具旅に行ってきました。
そこで見たもの、買ったもの、感じたこと、考えたことについてはまたおいおい。

今日は夢の残骸であるレシートを机に並べて茫然としていたのですが、今回もかなり派手に例の魔法(=紙切れを文房具に変える)を使ってしまったようで…

閑話休題。

そんなことより今日は先日の記事の訂正をさせてください。
筆箱拝見!~あむさん篇・上~の中でふれた、プレフィールとスタイルフィットの芯の互換に関する記述のあたり。
該当記事は分かりやすく見え消しにしてあります。

先日の記事の中で小生はうっかり確認もせずに、プレフィール軸にスタイルフィットリフィルが入ると書いてしまいましたが訂正します。

入りません。

より正確に言えば、

入ることは入るが入ったことにはなりません。

長さは同じなんですが、穴にぐっと入らないんです。
なんとなく入っている時もあるのですが、気づいたらすーっと抜けている時もあるというか。

人によっては「入るよ!」と言われるかもしれませんが、たとえばここが文具店ならお客さんにはすすめないレベルで「入らない」と小生は思います。

ということなので、先日の記事を信じてプレフィールにスタイルフィットキティを入れようと思われた方がおられたら本当に申し訳ありません。

やはり自分の手で確認しないとだめですね。
今まで必ずそうしてきたのに、本当に私としたことが。
自分に腹が立ってしかたがありません。

ちなみに、スタイルフィット軸にプレフィールリフィルなら入るんですよ。
ぐっと入るんです。
ジェットストリーム4&1軸にも入るんです。

これがあるからZEBRAがらみの互換は難しいんですよね…
片方だけ互換性があったりするんです。
一度これでクリップオンマルチを壊したことがあるのに、進歩のない自分に怒りの鉄拳。

今後はこのようなことが二度とないようにしたいと思います。
いくらネットでそれらしき情報が流れていても、やはり信じられるのは自分の目と手のみ。

一からやり直しですわ。
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by mukei_font | 2013-04-25 20:31 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(12)

スタイルフィットハローキティ。

こたつでうたた寝している間にネットにつながらなくなるというパタン多し。
あれこれ書きたいこともありましたが、また明日。

もう寝ようと思って三菱のHPを見たら、またこんなものが。

『スタイルフィット ハローキティ』

これは心騒ぐ人も多いのではないでしょうか。
3色ホルダー、5色ホルダーはもちろん、リフィル入りの単色ホルダーもなかなか。

いや、それより何よりリフィルが!
リフィルにキティさんが!
ホルダーの先からキティさんが見えるとは!

妹よ。
これは要チェックですぞ。
選べる多色は苦手かもしらんが、これなら大丈夫。
キティさんの付いているのだけを選べばいいんですよ。

しかし、いよいよ三菱は女子狩り(造語)に本気モードか…
この限定ホルダーの魅力こそが、PILOTのコレトを圧倒した実力そのものなのだろう。
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by mukei_font | 2013-02-01 02:31 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(6)

選べる多色のノック利便性に関する考察。

先日倉敷のうさぎやでスリッチーズの新色ボディを買った話(岡山文具旅3:うさぎやハアハア。参照)を書いた時から書かねば、と思っていたことを今夜は書きたいと思います。

名付けて「選べる多色のノック利便性に関する考察」。
要するに、PILOTのHI-TEC-Cコレト、三菱のスタイルフィット、ぺんてるのスリッチーズ、ZEBRAのプレフィールといった選べる多色ペンのノックのしやすさについて考えようというもの。

小生はもともと「木を見て森を見ず」的な傾向が強い人間ですが、普段は木どころか葉脈をじっと見つめてしまいがちです。
例えばこうした選べる多色についての議論にしても、つい芯の互換性などにばかり熱中し、選べる多色としての完成度をそっちのけにしてしまうようなところがあるのです。

そこで、今日は「ノック利便性」という比較的大きな視点にたって選べる多色を論じてみたいと思います。
まあ論じるといっても大げさなことではありません。
確認していくだけです。

まずこちら。
小生が所持する選べる多色ペン。

右から、
PILOT・HI-TEC-Cコレト・ミー(4色用ボディ)
三菱・スタイルフィット・3色ホルダー(クリップ付き)
三菱・スタイルフィットマイスター・5色ホルダー
ぺんてる・スリッチーズ・3色用ボディ(クリア)
ぺんてる・スリッチーズ・3色用ボディ(ネイビー)
ZEBRA・プレフィール・ナイトブルーニューヨーク(4色ホルダー)
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ノック部分から、
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軸の先のほうまで今日はじっくり見ていきます。
f0220714_1834586.jpg

さて、ノック利便性について論じる前にここでお断りしておきたいのは、ここでいうノック利便性とはその視認性にのみ焦点を当てたものであるということ。
すなわち、物理的動作としてのノックのしやすさ(レバーノックの押し下げやすさ)ではなく、ノックをするときのリフィルの見分けやすさに注目したいということです。

その観点からすると、もっともすぐれたノック利便性を持つのがこのPILOTのHI-TEC-Cコレト。
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何しろコレトはリフィルの一部であるレバーノックパーツにリフィルに関する情報がすべて記載されているという圧倒的強みがあります。

色と太さ。
この2つを常に見分けられる工夫は後で述べる他社製品のどれにも見られないものです。
例えばコレトでは3色すべて同色の太さ違いのリフィルを入れた軸を作ることが可能です。
もちろん作るだけなら他社製品でも可能です。
が、そのノックのしやすさはコレトが抜きんでていると言わざるを得ません。

これが一番最初に世に出た選べる多色ペンであるということはなかなかに恐ろしいことです。
後発商品がより工夫をこらしてくるのはよくあることですが、一番最初に出たものが一番使いやすいとは…(あくまでも視認性に関して)

次に視認性にすぐれているのは三菱のスタイルフィット・スタンダードホルダー。
下の写真の透明のほうです。
f0220714_18352187.jpg

スタイルフィットが初めて世に出たとき、同僚たちと興味津々で話したのがノック時にリフィルを見分けさせる工夫がずいぶん涙ぐましいというものでした。
スタイルフィットは透明のグリップ部分からリフィルをのぞき、リフィルの先端付近に書かれた情報をもとにノックする仕組みです。
実際に体験してみて、もちろん使いこなせないわけではないのですが、コレトのノックがいかに便利なものであったのかを実感しました。

ノックの視認性を考えるときのポイントは2つです。
すなわち「太さ違いのリフィルに対応できるか」と「地味な色のリフィルを詰め込んだときにどうなるか」。

コレトがこの2つに関して完璧に対応できるのに対して、スタイルフィットには弱いところがあります。
何しろリフィル自体の色で色を見分けなければならないので、地味な色のシグノリフィルが集中した場合やジェットストリームの太さ違いが混入した場合にはかなりノックは困難です。
コレトにしてもブラックやブラウンやブルーブラックがひしめくとちょっとした混乱は生じますが、視認できるノックパーツの面積の広さなどからしてもコレトのほうが見分けやすいのは確かです。

それでもスタイルフィットのスタンダードホルダーはまだずいぶんと親切だということがこちらを見ると分かると思います。
こちらは三菱のスタイルフィットマイスター・5色ホルダー。
なんとこんな小さな窓からのぞいて判断しなければならないという…
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こうなってくると先ほどのノック視認性の2つのポイントからすると、見事に両方ともアウト。

「太さ違いのリフィルに対応できるか」→NO
「地味な色のリフィルを詰め込んだときにどうなるか」→困難きわまる

これはスタイルフィットマイスターの回転式3色ボルダーについても同じことが言えます。
でもこれ確か軸に注意書きがありましたよね(ジェットストリームリフィルを入れると分かりにくいですよ的な)…
マイスターなのにこんなんでいいのかとか思ってしまうわけですが、3色ホルダーはなかなか人気らしいです。

次はこちらのぺんてる・スリッチーズ。
f0220714_18354268.jpg

スリッチーズは「弱いコレト」みたいな位置づけです。
上の写真のようにリフィルの見分けは色がのぞく窓があります。
が、細さは分かりません。
ここに一工夫すれば「コレト」になれるのになぜやらないんだと歯ぎしりしたくなるのは小生だけでしょうか。
0.3を無印、0.4に1本線入、0.5に2本線入とかにすればいいだけの話なのですが、色の見分けだけしかできない仕組みなのが残念なスリッチーズです。

もっともスリッチーズでもスタンダードな透明軸の場合、リフィルの先端に目をこらせば芯の細さを見分けることができなくもありません(かなり分かりづらいですが)。
が、最近小生が買い求めた新色のネイビーボディや、しばしば出る限定軸はすべて先端部分が不透明です。
こうなると太さ違いのリフィル対策は完全にお手上げ状態であります。

それにスリッチーズのあののぞき窓は少々上品すぎて、地味な色や似た色がひしめき合った場合にかなり目をこらす必要があります。
やはりコレトのノックパーツくらいの面積がないと色の見分けは厳しいものがあるのかもしれません。

さて、最後は一番最後に出た選べる多色、ZEBRAのプレフィールです。
f0220714_1835537.jpg

プレフィールのノック利便性は悪いです。
小生が大きく見落としていない限り視認性に関する工夫はなされていないと思います。

ある程度はスタイルフィットのスタンダードホルダーのように、先端部分からのぞくリフィルの色を目印にノックできるのかもしれませんが、油性ボールペンあり、ゲルインクボールペンあり、エマルジョンインクボールペンありということで、リフィルの色が地味で真っ黒な人たちが多いのに工夫ゼロというのはなかなかにいい度胸と言わざるを得ません。

プレフィールユーザーに求められているのはずばりこれです。
位置で覚える。
もうリフィルを入れる位置で覚えるしかないのです。

実はこれは先ほど述べたノックの視認性にすぐれない人たち、スタイルフィットマイスターであるとか、スリッチーズであるとかにも適用されることです。
要するにノックが不便ならじっと先端をのぞきこんだりせずに、リフィルを入れる位置で覚えてしまえと。

まったくその通りです。
しかしこれはあまりにも身もふたもない話だと思ったりもします。

小生の勝手な考えでは、プレフィールにこれが許されたのは選べる多色ペンというものがかなり浸透し、あらゆる不便さも含めてユーザー側が成熟してきたということがあげられると思います。
コレトあり、スタイルフィットあり、スリッチーズありの中で満を持して登場したプレフィール。
もちろん人気のゲルインクのサラサや新進気鋭のスラリといったリフィルの魅力もあったとは思いますが、ユーザー側が十分に成熟したからこそ、ノックの利便性にまったく工夫をこらしていないこのアイテムが受け入れられたのだと思います。

これはプレフィールのタイミング以外では難しかったのではないでしょうか。
スタイルフィットがあのタイミングでこんな乱暴なことができたでしょうか。

コレトのノックレバーに対抗すべく、リフィルに芯径を印刷することを思いついたスタイルフィット開発チームや、なんとかノック時の色を分かりやすくしようとのぞき窓を作ったスリッチーズ開発チームの方々の苦労を思うと、なんとも無邪気なプレフィールがいまいましくもありますが、まあそれだけ選べる多色が浸透してきたということになるのでしょう。

コレト兄さんありがとう。
スタイルフィット兄さんもスリッチーズ兄さんもありがとう。

というわけで、プレフィールを使うにはリフィルを入れた位置を覚える必要があります。
小生は最近はすっかりプレフィールに夢中ですが、自分ルールをこう呼んでいます。

左大臣右大臣方式。

クリップ部分を手前にして左に@@、右に@@と覚えるのでそう名付けました。
ちなみにクリップ部分は帝、向は「向正面(むこうじょうめん)」。

この左大臣右大臣方式をマスターすると、ノックの視認性を超越することができます。
コレトが最強と思われたノック利便性もここにきて振り出しに戻ったような感もあります。
が、ユーザー側に努力をさせずにたやすくノックできるという点において、小生は素直にコレトを賞賛したいと思うわけですが…

ちなみにこのようなことを先日店に来られたQ太さんに話したところ、やさしいQ太さんは「きっとこういうのは女子高生とかがカラフルなリフィルを入れて使うんですよー(猫町さんみたいな真っ黒いんじゃなくて)」と…

ちなみにこちらがQ太さんのプレフィール。
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小生のと大違い…(´_ゝ`)
f0220714_18361335.jpg

そんなこんなで分かり切ったことをくどくど述べてしまいました。

自分のお気に入りの選べる多色をくさされたような気分になった方がおられたらごめんなさい。
すべての文房具について言えることですが、小生はわけへだてなくどのペンも愛しております。
いいところもあるけれど悪いところもあるな、ここをこうすればいいな、そんな気持ちでいつも書いております。

こんなことあんまり深く考えないで楽しんでますよー猫町さーん。
そう言ってくださる方が多いことを祈りつつ。
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by mukei_font | 2012-11-27 20:59 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(15)

体感スラリ0.3。

百聞は一見に如かずということで、今日は新しい試み。

昨日あれこれ熱弁したスラリ0.3のすごさをどうしてもお見せしたくて、ブログをスラリ0.3で手書きすることを思いつきました。
ブログでは一文ごとに改行することにしているのですが、手紙の時は一文ごとに改行しないので、ブログにおける1パラグラフの段階で改行することにします。それでは文具屋日記をどうぞ。

続きを読む。
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by mukei_font | 2012-11-10 21:42 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(11)

あっぱれスラリ0.3。

今日はいつぞや大騒ぎして購入したZEBRAのプレフィールについて書きたいと思います。
正確にはその中に入れたリフィルのひとつ、スラリの0.3について。

スラリというのはZEBRAが出した「油性でもゲルでもないエマルジョンインクボールペン」のことですが、その0.3を体験できるのは今のところプレフィールのリフィルとしてのみ。

結論を先に言ってしまうと…

これはちょっとおもしろいかもしれない。

少なくとも極細ボールペンにうるさい方は一度試されたほうがいいのではないかと。
そもそもこのリフィルをすすめてくださったのはOKBプロデューサーの古川耕さんでしたが、今なら分かる。
なぜこのリフィルをすすめてくださったのかが(プレフィールの必要性、あるいは正当化(後篇)。のコメント欄参照)。

何もこれを機に愛用の極細ボールペンをスラリ0.3に乗り換えろと言う話ではありません。
楽しいからまあ使ってみてくださいよという話。
それもちょっとした試し書き程度じゃなく、かなりまとまった文章を書いてみることをおすすめしたいです。

実は今日このスラリ0.3で1通の手紙を書き上げたんです。
使用した便箋はこちらの写真にある猫のもの。

これが大変のなんの。
何が大変ってむちゃくちゃ小さな字が書けるもので、たった1枚が書き終わらないという。
確かにこの猫の便箋は罫幅が狭く、かなりぎっしりめの便箋ではありますが、それにしても書いても書いても埋まらない恐怖。

もちろん一文ごとに次の行に移れば話は別ですよ。
が、一応意味のまとまりごとに段落を変える習慣のある小生は一行に何文も書くわけで、ちまちました字がどんどん書けるせいでなかなか行数が進まないんですね。

書き上げたものがあまりにも圧巻だったのでよっぽど写真を撮ろうかと思ったのですが、さすがに手紙はパーソナルなものなのでやめました。
しげしげと観察すると、書いている文字の大きさは平均縦5ミリx横4ミリ。
そこへもってきて小生の字は字と字の間隔がびっしりくっついているので、そりゃいっぱい書けるやろみたいな…

書き味はあまりよくないです。
もちろん例のソフト下敷きを使いましたが、超極細ですから相当に窮屈な書き味ではあります。
そこはいくらエマルジョンインクでも仕方のないところだと思います。
が、PILOTのHI-TEC-Cを使っているときのような「ああ、だめになる」「怖い」という感じはないんですよ。
なんというかタフな感じ。
無理がきく感じ。
これは一つ体験していただきたいポイント。

さらに色味は薄いです。
これまたいくらエマルジョンと言えども超極細なので云々。
先ほど字の大きさの平均が縦5ミリx横4ミリだったと書きましたが、これがMAXではないかと思うほど、無理をすればするほどにインクは薄くなります。
キッと動かすペン先の速さにインクがついて来れなくなる感じがはっきり分かるというか、おそらくそのせいで字が小さくまとまったんだと思うのですが、まあこれはスラリ0.3に限ったことではありません。
ぺんてるのスリッチ0.3で書いているときも(おっとこのあたりが限界…じゃあ字をこのくらいの大きさに)ということはやっていますから。
超極細ボールペンの宿命ですね。

それでもなんだか楽しいのです。

小生だけではないと思うのですが、極細ボールペン好きの方は書いている最中の快感だけではなく、書き上げたあとの「ほっほう…(こんなに書けたぞ)」という快感をご存じだと思います。
そして多少前者が犠牲になっても後者でおなかいっぱいになることがあることも。

スラリ0.3で味わっていただきたいのはまさにこのあたりのことです。
もちろん小生には少々窮屈に思えた書き味がやみつきになる方もおられるかもしれません。
極細ボールペン特有のひっかかる感じがたまらない方は本当にたまらないと思います。
薄いと書いた色味にしても、もしこれがエマルジョンインクではなく普通の油性インクであったらもっともっと薄いであろうことを思えば結構いいのかもしれません。
それにスラリの0.5では気になったボテが気にならなかったのも大きい。
ボテさえなかったら乾きを気にしなくてもいいエマルジョンはストレスフリー。

なんにせよ、書いている最中の超極細特有のあれこれと、書き上げたあとの「ほっほう」を楽しんでいただきたいボールペンがこのスラリ0.3。

そのためにはまずプレフィールを買わないと…という話なのですが、面倒でもこれはちょっと試す価値あり。
買って誰かに手紙を1通したためてみてください。

心地よい疲労と満足感で昇天必至です。
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by mukei_font | 2012-11-09 22:23 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(4)

猫町妹、選べる多色を選ぶ。

昨夜、妹から驚きの報告
なんとZEBRAのプレフィールを買ったとのこと。

選べる多色を選びやがった!(猫町妹、選べる多色を選ばず。参照)。

むう…
ここでも発揮される限定ものパワー…
ピンクxサグラダ・ファミリアは最強か…

極細好きの妹はリフィルをサラサの0.3(黒・ブルーブラック・ピンク)とシャープペン0.3にしたもよう。
今日になって「サラサ0.3の書き味が云々」というメールが来たが(試し書きをしなかったらしい)、「小さい字を軽く書く分には問題ない」ことが分かったとのこと。
よかったよかった。

妹はプレフィールの他にPILOTのS3の0.3も購入。
先日のシャープペントークがよかったのか?
それともシャープペンで頭がいっぱいの猫町をあわれんだのか?
一度は捨てた(捨てるなよ…)S3に再挑戦することにしたらしい。
めでたい。

妹という人は猫町となかなか対照的な人で、以下にちょっと特徴を列挙してみた。
左側が妹、右側が猫町。

犬派⇔猫派
薄着⇔超厚着
おしゃれ⇔x
ネイル⇔x
ピアス(右3つ、左4つ)⇔x
コーヒー党⇔紅茶党
バイク⇔自転車
美しすぎる完璧な部屋⇔ゴミ屋敷
圧倒的な字のうまさ⇔なんとかフォント
言うときゃ言う⇔言いたい事も言えないこんな世の中じゃ

妹については先日「非文房具マニア」としていろいろ新鮮な意見が聞けたので、「現代シャープペン事情」が一段落したらまた妹のあれこれについて書いてみる予定。
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by mukei_font | 2012-10-14 17:19 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(4)

猫町妹、選べる多色を選ばず。

今、が家にやって来ております。

今回のシャープペン調査の話も含めて、妹にあれこれ意見を聞いてみたのですが、いろいろと新鮮です。
何しろ妹は小生とは違い、文房具にさほど興味がありません。

一番興味深かったのは、HI-TEC-Cコレトやスタイルフィットなどの「選べる多色・多機能」への反応。
苦労して手に入れた小生のプレフィールに興味を示したので、他の色やデザインについてHPを見せると、パッションピンクのサグラダ・ファミリアに食いつきはするものの、

「めんどくさい」

どうやらリフィルを選ぶのが相当億劫な様子。
確かに種類も多いし、複雑ですもんね。
興味があっても選択肢が多いと疲れてしまうのに、興味がなかったら何をどうしたらいいのか分からなくなってしまうものかもしれません。

苦手な領域のものが持つ「圧力」というのは案外あなどりがたいものがあります。
例えば小生は家電量販店が苦手ですが、あの情報の洪水な感じ、結局どうしたらいいのか分からず頭をかきむしりたくなる感じ、あんな感じは本当に嫌です。

ということで、妹には「最初からできあがっているゲルの多色ボールペン」であるサラサ3あたりをすすめてみたのですが、別にゲルである必要はないとのこと。
でも、いわゆる普通の油性ボールペンではつまらないんだろうし、ジェットストリームではにじみ抜けが云々となると、アクロボール3あたりかしらん。
妹の好きなピンク色のボディもあるし。

文房具にさほど興味のない人にあれこれすすめるのもまた楽し。
嫌われない程度に今後もあれこれ反応を見てみたいと思います。
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by mukei_font | 2012-10-08 22:12 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(12)

ZEBRA・プレフィール(追記)。

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おっと酩酊によるミス…
写真はこちら。

プレフィールで久しぶりにK-0.7と再会した小生。
やっぱり普通の油性ボールペンもいいですな。
懐かしい安心感。
「新油性」に慣れて、いつしか筆圧が弱くなってしまっている自分を発見したり。

エマルジョンの0.5のブルーブラックは今のところ問題なし。
選んで正解。

エマルジョンの0.3は実験的に選んだが、書き味自体はハイブリッドテクニカ0.3より自然。
でも筆記線は当然エマルジョンの0.3のほうが細いわけで、こんな細い字で何を書く?みたいな…

しかし球場で飲むビールはなぜこんなに美味いのか…
そしてなぜもうこんなに眠いのか…
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by mukei_font | 2012-09-26 19:56 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(2)