猫町フミヲの文房具日記
by 猫町フミヲ@無罫フォント
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履歴書に最適な筆記具(封筒篇)。

二日間にわたって書いてきた履歴書筆記具(履歴書に最適な筆記具。および、履歴書に最適な筆記具(補足と具体例)。参照)。

が、もう一つだけ(左手の人差し指を立てながら←猫町右京)。

それは履歴書を送る際の封筒の宛名書きに使う筆記具について。
封筒の大きさによって適切な筆記具を選びましょう。
履歴書を書いた筆記具と同じものを使うと貧弱で不細工な場合があるので注意が必要です。

履歴書を書いた筆記具で宛名書きをしてもいいのは、封筒の大きさが長4封筒、長3封筒である場合まで。
ただし、履歴書を「使い慣れている」ことを優先に0.5未満のゲルインクボールペンで書かれた方は、そのままそれを宛名書きに使用するのはやめましょう。

履歴書よりもさらに大きな文字を書く必要がある宛名書き。
ゲルインクなら0.7から1.0のものが安心(ちなみに小生は長3でも後述のサインペンを使います)。

一方、B5を折らずに入れる角3封筒や、A4を折らずに入れる角2封筒を使う場合はサインペンの使用が無難。
封筒の面積に負けない大きさの文字を書く必要があるため、ボールペンではどうしても貧相。

サインペンは耐水性のあるものがおすすめ。
だからと言って油性サインペンに走らずとも、水性顔料系のものであれば耐水性があります。
また、インクがにじまないという利点も。

個人的には三菱のプロッキーがおすすめ。
不慣れな大きな文字を書くときにインクがにじまないのは案外大きな要素。
インクのにじみにせき立てられることなく、ゆっくりと丁寧にまっすぐ自分の文字を書くことができます。

以上で、履歴書筆記具についてのあれこれはおしまい。

そんな筆記具筆記具言わなくても採用されたよーという方ももちろんおられると思うし、結局は書かれている内容がものを言うのだと言われてしまえばそれまで。

でも、知っていて損なことはないはず。
それは社会人になってもきっと必要な知識です。

ほとんどがパソコンで作成されることの多いビジネス文書も、あるいは詫び状、あるいは退職願といったものを書く際にはこのような知識は何かと便利。

文面は何かから拝借してくることができても、文字はその人自身の手と筆記具が産み出していくものですから。
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by mukei_font | 2010-11-03 14:01 | その他筆記具 | Comments(0)

履歴書に最適な筆記具(補足と具体例)。

昨夜は長々と書いてしまいました。
読んでられっか、とちゃぶ台を引っくり返した方々のために、以下に簡潔にまとめます。

筆記具マニア猫町が考える履歴書最適筆記具は以下のとおり。

1.ゲルインクボールペン、もしくは耐水性のある水性ボールペン
2.ペン先はゲルインクで0.5以上
3.インクの色は黒かブルーブラック
4.消せるボールペンは反則
5.使い慣れた筆記具

これは、履歴書の紙質や罫幅を第一に考慮したものです。
もちろん高級履歴書用紙なるものもNB&FORONから出ているのですが(NBならいい紙だろうな…じゅる…)、一般的な履歴書を前提としました。

で、具体的にはどんなゲルインクボールペンがいいかというと、

PILOTのG-2、G-3、Gノックなど
三菱のシグノ
ZEBRAのサラサ
ぺんてるのハイブリッドシリーズ、エナージェル

あたりで好みを探せばよいのではないかと思います。

どれが最強か、みたいな話になると、これは完全に主観の話になり、履歴書最適筆記具の話からはそれていきますので、おいおいこのブログ全体で語っていこうと思います。

が、どれか一つ、時間がないねん、という方のために選ぶとしたら、

ぺんてるのエナージェル

をおすすめします。

発色がよく、ぺんてる唯一の弱点であるインクのかわきの遅さを改良した優秀なボールペンです。
(というわけで、いつかまたエナージェルについて語ります)

追記:
履歴書用筆記具のまとめ記事を書きました。
より具体的な内容になっています。
こちらもよろしくお願いいたします。
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by mukei_font | 2010-11-02 09:17 | 筆記具・ゲルインク | Comments(4)

履歴書に最適な筆記具。

履歴書に最適な筆記具の情報を得んと、小生のブログの更新をじりじりと待っている人間などまずいないに違いないが、連日たくさんの方にアクセスいただいているようなので、気合いを入れて今夜も語りたい。

最初に断っておくが、小生は人事担当者ではない。
実際に人の履歴書を見て判断する立場に立ったことなどないし、就職活動に関するセミナーを受けた経験もない。
したがって、一般的な履歴書の書き方についてのあれこれは(筆記具の話も含めて)、ちゃんとした本なりサイトなりで情報を得るべきである。

小生が語るのは、文具店員としての、そして何より筆記具マニアとしてのあれこれ。
しかし、無責任でいいかげんなことは申しません。
こちらもプロですから(キラーン)。

さて前置きはこれくらいにして履歴書に最適な筆記具について。
手始めに今手もとにある履歴書の「記入上の注意」や「履歴書の書き方」を見てみると、さらりと筆記具へのアドバイスが。
ここを見ながら筆記具を選ぶ人が多いだろうから、ここの影響力は大きいはずだが…

「鉛筆以外の黒又は青の筆記具で記入」(コクヨ)
「万年筆がよいでしょう。ボールペンやサインペンでもかまいませんが、油性インクのものはボテが出るので注意してください。インクは黒系のものを使用したほうがよいでしょう」(日本法令)

(´_ゝ`)

コクヨは必要最低限のアドバイスなのでともかく、日本法令のはいかがなものか。
「万年筆がよい」との決めつけ(そんなにみんな持ってないでしょ)、「サインペンでもかまいませんが」の大胆さ(サインペンの極細で書けってこと?)、「油性インクのものはボテ」(ってそこ!?)…

結論から申し上げると小生の考える履歴書筆記具の条件は以下のとおり。

1.ゲルインクボールペン、もしくは耐水性のある水性ボールペン
2.ペン先はゲルインクで0.5以上
3.インクの色は黒かブルーブラック
4.消せるボールペンは反則
5.使い慣れた筆記具

まず、1.のペンの種類から。
履歴書に限らず、文字をくっきり読みやすく書くにはやはりゲルインクボールペンが最強と思われる。
好き嫌いはともかくとして。
油性ボールペンと水性ボールペンのいいとこどりであるゲルインクボールペンは、油性ボールペンのようににじまず耐水性があり、水性ボールペンのようになめらかに書け、発色がよい。

履歴書の場合重要なのは、耐水性と発色。
履歴書を郵送する場合も、人事担当者の手もとに届いた後も、何が起こるか分からない。
耐水性はあるにこしたことがない。

が、耐水性重視で油性ボールペンにするのはやめましょう。
理由は発色が悪くて貧相だから。
字が美しく見えるには字が黒々としていることが重要。
最近はジェットストリームやビクーニャなどの新油性が台頭し、油性ボールペンでも発色のよいものが増えてきたが、従来の油性ボールペンは避けるべき。

2.でもふれるつもりだが、油性ボールペンの0.7は履歴書には少々細い。
インクの発色の悪さと線の細さでひ弱で貧相な印象になること請け合い。
ボールペン字の先生のような字が書けるならともかく、おすすめできません。

ということで、ゲルインクボールペンは例えば以下の人たち。
PILOTのG-2、G-3、Gノック、三菱のシグノ、ZEBRAのサラサ、ぺんてるのハイブリッドシリーズ、エナージェルなどなど。

次に2.のペン先の太さ。
ペン先の太さは書く文字の大きさに比例する。
履歴書の学歴欄の罫幅は約10ミリ。
ノートの横罫がコクヨのA罫で7ミリ、B罫で6ミリ。
要するに普段書いている文字よりも大きな文字を書かなければならない。

なので、普段は細字派でゲルの0.3や0.38を使っている人も、履歴書にそのままではいかにも貧弱。
0.3や0.38で美しく書ける文字の大きさを遥かに超えた大きさの文字を書く必要があるのだ。
というわけで0.5あるいは0.7あたりをおすすめする。
ちなみにこれはあくまでもゲルインクのペン先の太さ。
油性ボールペンの0.7とは違います。

さて、ゲルインクの0.5あるいは0.7となると、メーカー間で違いはあれど、インクの乾きは油性よりもゆっくりめである点に注意が必要。
この記事の最後に「履歴書の美しい書き方」について蛇足的に言及するつもりだが、履歴書はゆっくり書くもの。
吸い取り紙のようなものをあてながら、ゆっくり書き進めることをおすすめします。

次に3.のインクの色。
これはお客さんにもしばしば聞かれることであるが、正式には「黒、ブルーブラック、青」は認められていると聞く。
が、あえて青ははずす。

これは小生がゲルインクをすすめているからである。
メーカー間で青色の色味に差があってやや不安なのだ。
それにそんなことはないかもしれないが、お客さんに「青でもよい」と答えたばかりに、「コバルトブルー」とか「アクアブルー」といったいわゆる「青」から少し外れた特異な青色を選ばれると、そこまでは責任が持てないからである。

しかしこれは万年筆の青になるとさらにメーカー間の色味の違いは顕著であり、万年筆を履歴書の筆記具に推奨するむきがあることから、仮に万年筆のインクに青を選ぶといったいどうなっているのかは…百戦錬磨の人事担当者に聞いてみたいところではある(PILOTの色彩雫シリーズならどのあたりまで許容範囲なんだろう←ヤジ馬)。

とにかく、青は奥が深いので、保守的な小生は黒かブルーブラックあたりでいいのではないかと考える。
たとえこれが接客と関係なくても、青は色味によっては少々違和感を与えるほどに主張が強くなってしまうため、あまりおすすめではない。

次に4.消せるボールペンについて。
これは「最近では書き消しのできるボールペンもあるが、履歴書には使わないほうがいい」等すでにあちこちでいろいろ言われているようだが、すばりやめておきましょう。

第一に発色が悪い。
これ、人事の人が筆記具マニアじゃなくても、たぶんすぐに「消せるボールペン」て分かります。
薄くて水っぽいから。
PILOTのフリクションはインクが何段階かに分けて改良され、確かに最初に出たときよりもずいぶん濃くなった。
が、それでも薄い。
姑息な手段、ばれてますよ。

それとやはり熱に弱いところ。
人事担当者がどこに履歴書を置くか分からないのである。
一度熱で消えた文字は冷凍庫の中で復活することはする。
が、そこまでしてくれる人事担当者がいるだろうか。

間違えたら一から書き直しの履歴書作成は確かに萎え萎えになるほどしんどい作業ではある。
が、そこは気合いで乗り切るべき最初の関門ではないか。
小生が人事担当者なら、とりあえずフリクション疑惑のある履歴書ははねる(そしてラミネーターに通して実験する)。

最後は5.の使い慣れた筆記具かどうか。
結局、これなんですよ。
使い慣れているのが鉛筆やシャープペンや筆ペンやサインペンの方はごめんなさいだけど、ゲルのボールペンをすでにお使いなら、使い慣れたものをどうぞ。
おそらくそれが一番美しい字を書くことができる筆記具ですから。

使い慣れているということほど強いものはない。
使い慣れていれば、その筆記具の弱点を補える。
例えばペン先が0.5未満でもあるいは美しく書き上げることができる。
実際小生はぺんてるのハイブリッドテクニカ0.4しか使わないが、それはこのペンが小生の伝家の宝刀であり、数々の修羅場をくぐり抜けて来た最強の相棒と強く信じるからである。

その一方で、日本法令のアドバイスに限らず、しばしば「履歴書は万年筆で書くのがよいと聞いた」と、履歴書用に万年筆を探しに来るお客さんの接客は枚挙にいとまがない。
これは「使い慣れた筆記具で履歴書を」の考えの対極にあるものだ。

履歴書のために万年筆を探す。
普段使い慣れているボールペンの中で、インクの種類や、ペン先の太さを選んでいくならともかく、初めて挑戦する筆記具で履歴書を書くなど愚の骨頂。
そんな甘ちゃんな考えでいきなりきれいな字が書けると思うな。
文房具の神様はそんな人には微笑みません。

まあ実際は、履歴書のためだけに本当に万年筆を買う人はそんなにいない。
値段が高くてたいてい目が覚めるのだ(なので安い万年筆だと売れる)。
安価なデスクペンで妥協する人もいるが、あんな極細とかで履歴書書いてどうするんだろ(Mもあるけど)。

で、多いのがPILOTのVペンを買っていく人。
いわゆる使い捨て万年筆。

一応笑顔で接客していても、履歴書を握りしめてVペンの場所を聞いて来る人を見ると、ふぁあっと幽体離脱して、(なあ、何がしたいん。なんで万年筆にこだわるん。そのペン先できれいな字書けるん。書いたことあるん。それになあ、Vペンてにじみやすいねんで。耐水性もないし)とお客さんの両肩に手を置いてぐらぐらと揺すってやりたくなるのだ。

まあ、そこまではしませんけど。
ちょっとくらっとするだけで。
迷っている風なら正直に答えますけど。

日本法令の人も、人事担当者の人も、履歴書に万年筆をすすめるのはなぜですか?
字がきれいに見えるからですか?
力の加減で字が太くなったり細くなったりするあの独特の筆記線のことを言っているのですか?
それはあまり上手くない字についてもあてはまりますか?
インクは耐水性がないし(もちろん耐水性のあるインクもあるけど、さらにハードル高いですよね)、履歴書の紙ではにじむこともあるし、普段使い慣れていない筆記具に手を出すリスクをおかしてまで万年筆にこだわる意味が分かりません。

もちろん、使い慣れている筆記具が万年筆である人は別。
その人は、もちろん紙質とのかねあいで、使うべきペン先の太さを知っているだろうし、インクの質や色を知っているだろうから。
そして何よりも美しく書き上げることができるはずだから。

後生ですから、履歴書のために万年筆とか万年筆風筆記具とか、そんな考えやめましょう。
ゲルのボールペンで、きっちりとくっきりと、あなたのいつもの字を丁寧に書けばいいのです。

結論。
履歴書には「使い慣れた」「ゲルインクのボールペン」をどうぞ。
なお、「ペン先は0.5以上」で「インクは黒」がいいのではないでしょうか。

(どのゲルがいいかという話はさすがに今夜はやめておきましょう…三菱のシグノは書き出しにどぼっと出るインクに十分注意を。ぺんてるのインクは全体的にかわきが遅いのでこすらないようにしましょう。むにゃむにゃ…)

やっぱり長くなってしまった。
日付まで変わってしまって。
(また先輩に「長すぎる」て言われるなあ)

それでは、最後に余計なお世話を。
履歴書を美しく書く方法について。

ショウワノートから「美しい文字で書ける六度法履歴書」なる超モイキな履歴書も出ているが、最後まで間違えずに履歴書を書き上げるだけでも十分神経を使って消耗するのに、こんなものに手を出してさらに消耗しなくてもよろしい。

美しい履歴書には何といっても上述のような適切な筆記具選び。
これがほとんどをしめるといっても過言ではない。
あとはできるだけゆっくりと書くこと。

字の上手い妹が言っていた。
字の上手い下手はもちろんどうしようもなくあるが、急いで走り書いたみたいな文字は、それがいくら整っている字でも不快感を覚える、と。

手前味噌になるが、わが猫町フォントも実はこの原理で成り立っている。
すなわち、書くもの(筆記具)と書かれるもの(紙)を吟味し、一番ふさわしい組み合わせの文房具を選び取ること。
そしてゆっくりと文字の息の根を止めるように紙に字を埋め込んでいくこと。

これだけがすべてです。
だってよく見てください。
一つ一つの字はとてもへたくそです。

でも、その稚拙さを補ってあまりあるのが、長年の経験により自分自身でつかんだ正しい筆記具選びの能力であると小生は信じています。
それは履歴書にせよ、手紙にせよ、POPにせよ、同じことです。

別に今から履歴書を書く皆さんが、筆記具マスターになる必要はありません。
履歴書を書く筆記具を選ぶにあたり、何が無意味であり、遠回りであるのか、何が近道であり、本質であるのかについて、筆記具マニアならではの視点で言えることがあると思ったまでです。

毎度長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

追記:
履歴書用筆記具のまとめ記事を書きました。
より具体的な内容になっています。
こちらもよろしくお願いいたします。
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by mukei_font | 2010-11-02 00:23 | 筆記具・ゲルインク | Comments(13)

ひとこと。

今日から11月。
履歴書筆記具、気長にお待ちください。
それではいつもより早めに行ってきます(5分だけやん)。
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by mukei_font | 2010-11-01 08:12 | わたくしごと | Comments(0)